サイトアイコン えいごーず

TOEICとは何か【初心者向けに概要から攻略法までまるわかり】

TOEICとは

TOEICとは何かを知りたい方に向けて、初心者でもゼロからわかるTOEICの全貌をお知らせします。
TOEICとは何かから始めて、試験内容、勉強方法、おすすめの参考書まで幅広く説明していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

TOEICとは何か~その概要

まずはTOEICの仕組みを話す前に、TOEICがどんなテストなのか、その成り立ちやTOEFLとの違い、受験者数の推移などを見ていきます。

アメリカのテスト機関が運営

TOEICとはTest of English for International Communicationの頭文字を取った名前で、2020年時点で160ヶ国で実施されている英語のコミュニケーション能力を測るテストです。
アメリカのテスト機関であるETS(Educational Testing Service)が試験の開発・運営を行っていますが、日本では国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)が実施しています。
日本語では国際コミュニケーション英語能力テストと言いますが、こちらを知る人はほとんどおらず、日本でもTOEICと呼ばれるのが一般的です。
>>TOEICの読み方・呼び方について調査した内容をチェック

各種インターネット辞書にも記載

TOEICの情報は各種インターネット辞典にも掲載されており、ざっくりと知りたいのであれば、そちらをチェックしてみるのも良いでしょう。

ビジネス用語集、デジタル大辞泉、百科事典マイペディア、人事労務用語辞典、知恵蔵mini、精選版日本国語大辞典(引用:コトバンク

TOEFLとは何が違うの?

TOEICを運営しているアメリカの教育団体ETSはTOEFLを運営していることでも有名ですが、TOEICとTOEFLは何がどう違うのでしょうか?
TOEICとは何かというと、ビジネスや日常生活での英語のコミュニケーション能力を測定するテストです。就職・転職時に活用されます。
一方TOEFLは、アメリカの大学に留学を希望する人が学生生活を送るために最低限の英語力を有しているかを受け入れ元の大学が確認するテストです。
テスト形式も同時間帯に2時間の一斉テスト(TOEIC)とテストセンターに個別に出向いてインターネットで4時間受験(TOEFL)と異なります。
また難易度でいえばTOEFLの方が圧倒的に難しいです。TOEICはビジネス・日常会話中心、TOEFLはアカデミックなテーマ中心、テスト中にメモNG(TOEIC)・OK(TOEFL)などの違いがあります。

TOEIC TOEFL
活用目的 就職・転職 米国大学留学
試験時間 2時間 4時間
受験スタイル 一斉受験
マークシート
個別受験
インターネット
テーマ ビジネス・日常会話 大学生活・アカデミック
テスト中のメモ NG OK

>>TOEICと英検との違いをこちらでまとめました。

受験者数の推移

TOEICは1979年に開始されましたが、当時の年間受験者数は3,000人でした。2018年度の総受験者数は266万人で、英検の386万人に次いで多く受験される英語能力検定試験となっています。世界では約700万人が受験しています。
以下の時系列グラフはTOEICテストが始まってからの各年度の日本における受験者数の推移です。

(引用元:TOEIC® Listening & Reading Test 公式データ・資料|受験者数の推移

主要国の平均スコア

TOEICは160ヶ国で受験されているテストであると先ほど述べましたが、各国受験者の平均スコアをチェックすると、日本の受験者の英語力が相当低いことがお判りになっていただけるはずです。こちらでは2018年度の主要国の平均値をピックアップしました。

国名 平均スコア 国名 平均スコア
ドイツ 798 韓国 673
フィリピン 727 マレーシア 649
フランス 724 インド 609
アルゼンチン 707 中華人民共和国 578
ロシア 684 日本 520

(引用:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会HP

ご覧の通り、日本人の平均スコアはかなり低く、日本人が英語ができないのを裏付けていますよね。
>>TOEIC最高点と最低点および平均点についての詳しい内容はコチラ

2016年5月から新テスト

TOEICは2016年5月29日実施回から新形式のテストをスタートしました。新形式ではトータルでの問題数に変わりはありませんが、リスニング・リーディングとも長文問題により多くの問題が配分されるようになりました。

旧型式 新形式
形式 問題数 問題数
Part1 写真描写問題 10
Part2 応答問題 30 25
Part3 会話問題 30 39
Part4 説明文問題 30 30
Part5 短文穴埋め問題 40 30
Part6 長文穴埋め問題 12 16
Part7 1つの文書
複数の文書
28
20
29
25

TOEICには公開テストとIPテストがある

TOEICには受験パターンが2種類(公開テスト・IPテスト)あります。
TOEIC公開テストは、全国各地の試験会場でTOEICの運営サイドが決めた日にち(1年に10回)に一斉に行われるもので、一般的にはコチラで得られるTOEICスコアが正式なものと認識されます。
TOEIC IPテストは、学校や企業などがTOEICと契約をして、その学校や企業が指定した日時に、学校や企業が指定した場所で、それらの組織に加入する人々向けに実施するものです。
>>TOEICのIPテストについて(作成中)

TOEIC公開テストはIPテストより平均点が高い

TOEIC IPテストについては、結果の提出先によっては正式なものとはみなされない場合もあり、かつ定期的に実施されるわけではないので、TOEICスコアを求める受験生はほぼ毎月受験できる公開テストを積極的に受験します。
一般的にIPテストは主催者側が受験を促し、受験生が受験料を払わないのに対し、公開テストは受験生が受験料を払って自主的に受験します。公開テストの受験生の方が試験に対する準備をしっかりしているため、IPテストよりも公開テストの平均値が高いです。

TOEICのメリット・デメリット

TOEIC試験を受験するにあたってのメリットとデメリットを上げていきます。

TOEICのメリット

・モチベーションを維持しやすい
・英語の情報処理能力が高くなる
・就職・転職・昇進に有利になる

TOEICのデメリット

・勉強が単調になりやすい
・スピーキングやライティングの力がつきづらい
・カバー範囲が狭いため範囲外の単語は別に勉強する必要あり

TOEICの種類

TOEICには以下のように複数の種類のテストがあります。

従来TOEICとは、TOEIC®Listening & Reading Tests(リスニングとライティングのテスト)でしたが、そこにスピーキングとライティングのテストであるTOEIC®Speaking & WritingTests(以下、TOEIC®S&Wテスト)、TOEIC®Speaking Testが加わりました。
さらに英語初級者・中級者向けにTOEIC Bridge®テストが開始され、こちらでもTOEIC Bridge®Listening & Reading TestsとTOEIC Bridge®Speaking & Writing Testsが行われています。
しかしTOEIC®BridgeテストはTOEICテストへの橋渡しの役割しかないので、そのテストでのスコアを自身が持つ英語能力としてアピールするのはおすすめしません。
一般的にTOEICスコアを語る場合、この中のTOEIC®Listeing & Reading Tests(以下、TOEIC®L&Rテスト)を指します。

TOEIC®L&Rテストのレベル感(英検との比較で)

TOEICとは一般的にはTOEIC®L&Rテストを表しますが、そのTOEIC®L&Rテストがどのくらいの難易度なのかを英検の級と比較した簡易的な表があります。

TOEICスコア 英検の受験級 レベル
870~970 1級 Advanced
740~820 準1級 Upper Intermediate
550~600 2級 Intermediate
450~490 準2級 Pre Intermediate
291~299 3級 Elementary
260~269 4級 Beginner
100~259 5級 Beginner

TOEIC®L&Rテストで評価されるのは概ね600点以上であり、それ以下の点数でレベルを上げていきたい人はTOEIC®Bridgeテストを受験するか、もしくは英検2級までの級をしっかりと勉強したほうが良いでしょう。
TOEIC®L&Rテストと英検の違いについては別記事で詳しく解説しています。

>>TOEICと英検の違い|スコア換算比較|転職に有利なのは?実力アップなら?

TOEIC試験に関する基礎知識

今後TOEIC試験ではTOEIC®S&Wの需要も伸びてくると予想されます。そのためTOEIC®L&Rテストだけでなく、TOEIC®S&Wテストの具体的内容にも触れていきましょう。

TOEIC®L&Rテストの基礎知識

・問題数:200問(リスニング100問、リーディング100問)
・試験時間:2時間(リスニング45分、リーディング75分)
・試験方式:マークシート方式
・結果:990点満点(リスニング495点満点、リーディング495点満点)
・年10回(2月と8月を除く毎月)全国80都市で実施
・申込方法:ネット申込・コンビニ申込
・受験料:5,830円(税込)
・受験者数:約266万人(団体受験を含む・2018年度)

TOEIC®S&Wテストの基礎知識

・問題数:19問(スピーキング11問、ライティング8問)
・試験時間:1時間20分(スピーキング20分、ライティング60分)
・試験方式:パソコン上で受験
・結果:400点満点(スピーキング200点満点、ライティング200点満点)
・年24回(毎月特定の日曜の午前と午後に1回ずつ)全国16都市で実施
・申込方法:ネット申込・コンビニ申込
・受験料:10,450円(税込)
・受験者数:年間約3.9万人(団体受験を含む・2018年度)

L&Rに比べS&Wの受験者数は圧倒的に少ないですが、それでも毎年受験者数は増えてきています。
英語を実際の現場で使うにあたりスピーキングとライティングの能力は欠かせず、TOEIC®L&Rテストだけでは実践的な能力が測れないと感じる企業は徐々にS&Wのスコアも評価の基準として取り入れるようになってくるのは間違いないでしょう。

TOEICの問題構成

ここからは一番メジャーなTOEIC®L&Rテストに焦点を絞って解説していきます。
TOEIC®L&RテストはPart1~Part7まででできており、Part1~Part4がリスニングセクション、Part5~Part7はリーディングセクションとなっています。

リスニングセクション

リスニングセクションは会話やナレーションを聞いて設問に解答していきます。各パートの内容を確認していきましょう。

Part1:写真描写問題(6問)

1枚の写真を見て、それについての説明が音声で4つ放送されます。その中で適当と思うものを選択しマークします。

Part2:応答問題(25問)

2人の会話で最初に話した人の問いかけに、もう1人の応答音声が3つ放送されます。その中で適当と思うものを選択してマークします。

Part3:会話問題(39問)

2名もしくは3名の会話を聞き、問題冊子に記載されている設問が読み上げられます。その中で適当と思うものを選択してマークします。問題には図表や地図、案内板などが印刷されている場合もあり、それらの内容から情報を取ってくる能力も必要とされます。

Part4:説明文問題(30問)

特定のシチュエーションにおけるスピーチやアナウンスが流れ、その後、問題冊子に記載されている設問が読み上げられます。その中で適当と思うものを選択してマークします。パート3と同様に、問題には図表や地図、案内板などが印刷されている場合もあり、それらの内容から情報を取ってくる能力も必要とされます。

リーディングセクション

リーディングセクションは、文法、穴埋め、長文読解の3つのパートからできています。各パートの内容を詳しく見ていきましょう。

Part5:短文穴埋め問題(30問)

穴が開いた文に選択肢から適当なものを選ぶ問題。単語・熟語力と文法の知識が試されるパートです。

Part6:長文穴埋め問題(16問)

長文の中に4つの穴があり、その穴を埋めるために適切な表現を4つの選択肢から選びます。

Part7:長文読解問題(1文書:29問、複数文書:25問)

メールやチラシ、招待状などさまざまな文書が出題されて、それらに記載されている内容をもとに設問に解答していきます。一文を丸ごと挿入する問題もいくつか用意されています。
>>TOEICを勉強するおすすめの順番は?(作成中)
>>TOEIC満点を取るための勉強法はコレ(作成中)

TOEICの結果とスコアについて

TOEIC®L&Rテストは990点満点のテストでリスニング・リーディングとも495点満点で採点します。難易度に応じてスコアは常に調整されるので、同じ実力を発揮するのであれば、難易度が高くて間違える問題数が多くても同じスコアになるようになっています。
TOEICでは点数ごとに以下のようなランクを設けてTOEICのスコアごとに英語の実力を客観的に評価できるようにしています。

レベル TOEIC
スコア
評価(ガイドライン)
A 860 Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる
B 730 どんな状況でも適切なコミュニケーションができる素地を備えている
C 470 日常生活のニーズを充足し、限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる
D 220 通常会話で最低限のコミュニケーションができる
E コミュニケーションができるまでに至っていない

(引用:一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会HP

>>TOEICの結果発表のタイミングについて
>>TOEICスコアの有効期限について

TOEICは就職・転職に有利?

TOEICは就職や転職をしようとしている人たちが多く受験しています。

採用で優遇される場合がある

TOEIC®L&Rテストを受験する理由は、就職・転職・内部昇進で特定のスコアを必要条件としている企業があるからです。
大学生・社会人でそのような目的で受験している人が多いためにTOEICという言葉が独り歩きし、就職や転職に関係なくても英語力を試す試験として活用している人が増えているのも事実です。

就職・転職に必要とされるスコア

就職・転職にあたり必要とされるTOEICスコアの下限は600点です。しかし600点では業務で使えるレベルではないため、入社後に英語力を伸ばす必要があるでしょう。新卒学生が就活する際に許される点数と言ってもいいでしょう。
一方で海外とのやり取りが発生したり、海外赴任などダイレクトに英語のコミュニケーションが発生するような業務につく場合には最低でも800点は求められると考えてください。
>>TOEIC800点レベルの難易度は?勉強法やおすすめの参考書も
もちろんTOEICの勉強だけでは十分なコミュニケーション能力はつかないので、別途英会話スクールに通うなどしてスピーキングとライティングの能力は伸ばしておかなければなりません。

試験日までに行う準備

TOEIC試験の勉強をすることになったら、TOEICとは何かを体感するのが一番です。まずは腕試しに本番試験をすぐに受けてみましょう。

テストの申し込みから受験まで

試験申込

TOEIC試験は試験日のおよそ3ヶ月前から2ヶ月前にかけてTOEICの公式サイトから申し込みができます。

顔写真撮影

縦4cm×横3cmの顔写真を用意しておきましょう。最近ではネガをCDでもらえて何回も焼き回しできるようになっていますので、一度撮影しておくと2回目以降は楽になります。

受験票到着

試験の約2週間前に受験票が郵便で届きますので、受験票に写真を貼付し、署名をしましょう。

当日の持ち物

当日の注意

当日の持ち物を持参の上、試験会場に向かいます。どの会場も13時スタートですが、12時30分までに入場しないといけませんので、時間には十分注意してください。
解答用紙は裏面にアンケートがあります、また解答面も記載必要事項がありますので、試験開始前に予めすべてマークしておくと良いでしょう。

試験で結果を出すための心構え

TOEICの問題数は非常に多いため、試験を受ける際に気を付けておかなくてはならないことが3つあります。

時間配分

TOEICは問題数がとにかく多くて800点レベルの受験生でも時間が足りないと感じます。リスニングはペースができますが、リーディングはややもすると1問に時間をかけてしまいがちです。
そのためリーディングセクションに取り掛かるときは予め1問につき何分(何秒)で解くかを決めて時間を気にしながら解答していくようにしましょう。

>>TOEICリーディングの理想的な時間配分と時間が足りない人むけの効果的な勉強法

迷ったらマーク

TOEICでは1問1問で迷っている時間はありません。選択肢に解答のヒントが見つけられなければ、迷わずにどれかをマークして次の設問に行きましょう。

すべてマークして終える

例え残り時間に対して残りの設問が多すぎても、残り2分か3分を使って全問マークするようにしましょう。それにより点数が上がっても英語の能力が上がったことにはなりません。
しかしちゃんと勉強を継続していれば、次回の試験では解答スピードが上がり、正答率も上がり、結果的にスコアも上がりますので、一時しのぎではありますが少しでも良い点数を取って次回にプレッシャーをかけましょう。

TOEICの勉強法

初心者がTOEIC試験の勉強をするならまずは、単語と熟語、および文法を徹底的にやりましょう。そこの基礎固めができたら公式問題集でリスニングはPart1・Part2、リーディングはPart5・Part6を何回も繰り返すようにしましょう。

リスニングセクション対策

Part1対策

Part1を攻略するためには問題を解く際に自分の中でルールを作っておくようにしましょう。最低限以下のルールを念頭に問題を1問ずつ解き、ルールに当てはまらない問題が出てきたら新たにルールとして加えるようにしましょう。

Part2対策

Part2はいくつかの問題については解答の導き方をパターン化できるため、事前に対策することが可能です。またある程度慣用表現を覚えておかないと回答できない問題があったり、日本人特有の発音の認識不足を追った問題があるので、以下のポイントは押さえましょう。

リーディングセクション対策

Part5対策

Part5対策には文法の基礎固めとイディオムの学習が必要です。TOEIC文法対策の参考書を1冊買ってセクションごとに完璧に答えられるまで繰り返しやり込むと良いでしょう。
答えを覚えるというよりもその答えが導き出される文法のルールを覚えて応用が利くようにすると良いでしょう。

Part6対策

Part6については単語力と、文法力と、文脈を理解する力、この3つの能力があれば解答できます。
また初めは遅くても良いので、問題文は読み返さずに理解でき、全問正答できるようになるまで何度も読み込みましょう。間違った問題はなぜそうなるのかの理屈をしっかり理解しましょう。読み返しが無くなるだけでも相当な時間の短縮になります。

Part5・Part6は時間が勝負

Part7にできるだけ時間を残すためにも、初めの20分でPart5とPart6を終わらせられるように時間配分を考えましょう。

初心者が取り組むべきTOEIC教材

実際にTOEICの勉強をするにあたり、おすすめの教材をおすすめします。TOEIC初心者向けには、「英単語」「リスニングPart1・2向け」「英文法」この3つに取り組むことで効果的に基礎固めおよび効果的に点数アップが見込めます。

世界一わかりやすいTOEICテストの英単語


英語受験界のカリスマ講師である関先生監修の英単語を丸暗記なしに覚えられる本。見出し語のすべてにコメントを付け、見出し語の持つイメージを初め、使い方やTOEICテストでの使われ方など覚えやすくなる解説を施しています。
はじめてTOEICに挑戦する方から800点突破を目指す人までにおすすめの単語帳です。

TOEIC® L&R TEST パート1・2特急Ⅱ 出る問 難問240


TOEIC受験回数100回以上で満点の常連の森田先生が監修したTOEICのPart1・2対策に特化した問題集です。旧形式向けに作られていたのを新形式になってから見直して必要なものだけ残しました。
全240問で、あらたにPart2対策向けに追加した問題が50問あります。

TOEIC®L&Rテスト英文法ゼロからスコアが稼げるドリル


スコア300点からのレベルアップを図るのにおすすめの問題集。何から手を付けていいかわからない人向け。頻出文法問題につき、徐々にレベルアップする問題を数多く解くことにより自然とTOEICレベルまで到達するように作られています。
必要な文法知識だけでなく、解答の時短テクニックまで伝授。使われる英単語もTOEIC頻出の単語を使うことで語彙力も同時に強化できます。

中級者が取り組むべきTOEIC教材

続いて中級者向けの教材です。こちらで紹介する教材は単語・文法・実践問題集ですが、700点近く取れるようになったら、ひたすら実践問題集を速読・シャドーイングで繰り返すと飛躍的に点数を高められるでしょう。

TOEIC®L&Rテスト 出る単特急金のフレーズ


TOEIC英単語帳のベストセラー。東京外語学院でTOEICの授業を受け持ち、TOEIC毎回受験でほぼ毎回990点満点を取得しているTEX加藤さんが監修しています。TOEIC受験者の英単語帳のバイブルと言っていいほど有名な本です。英単語だけでなく、類語、フレーズ、TOEICの背景などからも覚えられるのが特徴です。

TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問


TOEIC文法問題対策のベストセラー。Part5で出題される文法を網羅した問題を1049問収録。正解までの道筋を示すだけでなく、正答でない選択肢が正当でない理由も解説しています。Part5の問題を論理的に解けるようになる1冊。こちらも金のフレーズのTEX加藤さんの監修です。

公式TOEIC Listening&Reading問題集


英単語と英文法、リスニングの基礎ができたら、ひたすら公式問題集を解いていきましょう。おすすめは3以降。付属CD収録の音声ダウンロードが可能になりスマホでもリスニングができるようになっています。問題は1度解いて回答を確認して終わりではなく、すべて聴き取れ、すべて1度読みでき、全問正解できるようになるまで何度も繰り返しましょう。

初心者・中級者におすすめのTOEIC対策アプリ

スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース


スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースは、英単語から基礎英文法、各パートの解説付き問題演習およびテスト形式の実践問題集20回分がひとまとめになっているアプリです。500点台からでも800点越えの受験者が続出しています。
どのレベルからでも始められてTOEICの試験問題を正答に導くヒントが満載。勉強を継続するモチベーションを保つのが難しい人には担当コーチがつくパーソナルコーチプランも用意されているので、短期間で着実にスコアアップをものにしたいのであれば、スタディサプリはおすすめです。
初回7日間は無料で利用できます。
>>スタディサプリENGLISH TOEIC対策コースをチェック
>>スタディサプリENGLISH パーソナルコーチプランをチェック

TOEICとは何かについてのまとめ

「TOEICとは何か」についてその概要から試験内容、勉強方法、参考書まで、これを読むだけで試験対策を始めることができるように説明してきました。
TOEICとは主に社会人向けの英語能力検定試験です。TOEICの試験対策をすれば、大量の情報を短時間で処理する能力がつきます。また就職や転職にも役立ちますので、きっかけがあるのであればやってみて無駄はないでしょう。

モバイルバージョンを終了