「惚れて通えば千里も一里」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【惚れて通えば千里も一里】
意味:好きな人のためなら、どんな苦労も苦労にならない。
意味:好きな人のためなら、どんな苦労も苦労にならない。
- Labour is light where love does pay.
- Love laughs at distance.
Labour is light where love does pay.
- 直訳:愛が報われるところでは、どんな労働も軽くなる。
- 意味:愛する人の為なら労働も苦にならない。
- 用語:light:軽い / pay:弁済する
解説
こちらはことわざではなく、「惚れて通えば千里も一里」の英語表現です。
愛が報われるのなら労苦は軽い、ということから、人が同じ労苦を体験しても、何の為かという価値観の認識次第で、その労苦は、重くも、軽くも感じられるという意味になります。
動詞の「pay」は一般的には「払う、支払う、弁済する」の意味がありますが、与えたものに対して対価が支払われることからここでは「報われる」と訳されています。
この表現で使われている「love does pay」の表現は「do(does)+動詞」の動詞を誇張する用法で「pay」を強調しています。
Love laughs at distance.
- 直訳:遠距離でも愛は笑う。
- 意味:好きな人の為なら、距離は問題にはならない。
- 用語:distance:距離、遠距離
解説
直訳すると「遠距離でも愛は笑う。」ことから、お互い遠く距離が離れていても、幸せに笑い愛を育むことができるので距離は問題ではない、という意味になります。
遠距離恋愛でも、好きな人の為なら遠くまで会いに行くのも苦にならない、と「惚れて通えば千里も一里」にとても近い意味の表現になります。
「惚れて通えば千里も一里」の英語表現について解説しました。
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