海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」から学ぶ英会話

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このページでは、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ゲーム・オブ・スローンズ」は、アメリカのファンタジー小説「氷と炎の歌」が原作のドラマシリーズです。全体的にイギリス英語で、イングランド北部やスコットランドの訛りがある英会話も出てきますが、難しい英語表現は少ないのでわかりやすいです。シリーズは長いのですが、一度観てしまうと次が気になってしまうストーリー展開なので、面白い海外ドラマを探している方にもおすすめです。

run away 逃げる

  • 時間 :04分06秒
  • シーン:ロイスがウィルを脅します。
Royce:It’s a good thing we’re not children. You want to run away south, run away.(俺たち大人でよかったな。南へ逃げたきゃ逃げろ。)

run away」は「逃げる、逃げ出す、逃走する、駆け落ちする」という意味です。
〜から逃げ出す」と言う時には「run away from …」になります。
例1:If I should be suddenly spoken to in English, I might run away.(万が一突然英語で話しかけられたら、逃げ出すかもしれない。)
例2:It is feared that those citizens now present will run away.(今いる市民が逃げ出すという事態が危惧されます。)

go on 続ける

  • 時間 :09分56秒
  • シーン:ジョンがブランに忠告します。
Jon:Go on. Father’s watching. And your mother.(続けて、父上が見ている。母上もだ。)

go on」は「続ける、進む、〜し続ける」という意味です。
同義語は「continue続ける、続く、継続する、続行する)」「keep続ける、保つ、保持する、維持する)」などがあります。
「on」の後ろには必ず名詞か動名詞がきます。
例1:If you go on drinking so much, you might well end up an alcoholic.(そんなにがぶがぶ飲み続けると、アル中になるのがオチですよ。)
例2:We shall go on reading this book until the end of the year.(年末までこの本を読み続けるだろう。)

detail 細部

  • 時間 :10分14秒
  • シーン:セプタがサンサの仕事ぶりを褒めます。
Septa Mordane:I love the detail that you’ve managed to get in this corner. Quite beautiful, the stitching …(この端っこの細部ができたのはすごいわね。とても美しいわ。この縫い目 … 。)

detail」は「細部、詳細、細目」という意味の名詞です。
動詞として「詳述する、派遣する」という意味も持ちます。
例1:You must pay attention to every minute detail from now on.(今後どんな細部にも注意を払いなさい。)
例2:His experiment had many faults in its details.(彼の実験は細部において多くの欠陥があった。)

oath 誓い

  • 時間 :12分36秒
  • シーン:ウィルが弁解をします。
Will:I know I broke my oath. And I know I’m a deserter. I should have gone back to the Wall and warned them.(私が誓いを破ったのは承知です。そして私が脱走者なのも承知です。壁へ戻って彼らに忠告すべきでした。)

oath」は「誓い、宣誓、まじない」という意味の名詞です。
swearing誓言)」と言い換えることもできます。
例1:He took an oath of allegiance.(彼は忠誠の誓いを立てた。)
例2:She admitted to lying to officials under oath.(彼女は誓いの元で、判事に嘘をついたことを認めた。)

coward 臆病者

  • 時間 :12分57秒
  • シーン:ウィルが最期の言葉を残します。
Will:People need to know. If you can get word to my family, tell them I’m no coward. Tell them I’m sorry.(みんな知るべきだ。もし家族に伝えてくれるなら、俺は臆病者じゃなかったと伝えてくれ。それとごめんも。)

coward」は「臆病者、腰抜け」という意味の名詞です。
dastard卑怯者、臆病者)」と言い換えることもできます。
例1:
A:To tell you the truth, I am scared of heights.(実を言うと、俺は高所恐怖症なんだ。)
B:You are a coward!(君は臆病者だ!)
例2:We looked down on him as a coward.(私達は彼を臆病者として見下した。)

put away 片付ける

  • 時間 :16分51秒
  • シーン:森の中で小狼を見つけます。
Ned:Better a quick death. They won’t last without their mother.(楽に死んだ方がいい。どうせ母親なしじゃ生きられない。)
Theon:Right. Give it here.(そうだな。こっちによこせ。)
Bran:No!(だめだ!)
Robb:Put away your blade.(刃をしまえ。)

put away」は「片付ける、わきへ置く、取っておく」という意味です。
同義語は「put aside片付ける、取っておく、抑える)」があります。
例1:The children were told to put away their toys.(子供達はおもちゃを片付けるように言われた。)
例2:The students put away their notebooks.(生徒達はノートを片付けた。)

feed エサをやる

  • 時間 :17分24秒
  • シーン:ネッドがブランに狼を助けることを許します。
Ned:You will train them yourselves. You will feed them yourselves. And if they die, you will bury them yourselves.(お前らがそいつらをしつけるんだ。お前らがエサをやって、もし死んだらお前らで埋めるんだ。)

feed」は「エサをやる、食べさせる、食べ物を与える、授乳する」という意味の動詞です。
ペットにエサをやること、赤ちゃんにおっぱいをあげること、どちらも「feed」で表すことができます。
give ((noun)) food」と言い換えることもできます。
ペットに対しての「エサ」は「food」と言いますが、魚釣りなどでの「エサ、おとり」は「bait」で表します。
例1:We watched a bird feed its little ones.(私達は鳥がひなにエサをやる様子を観察した。)
例2:I feed my dog twice a day.(私は1日2回犬にエサをやる。)

bound 束縛された

  • 時間 :30分07秒
  • シーン:ロバートがネッドに王の手になってくれと頼みます。
Robert:We were meant to rule together. If your sister had lived, we would have been bound by blood. Well, it’s not too late.(共に国を治める運命だ。妹君が存命なら血縁にもなっていた。まだ遅すぎやしない。)

bound」は「束縛された、縛られた、閉ざされた」という意味の形容詞です。
このシーンでは「bound by blood」となっている為、「血統によって束縛される=血縁になる」という風に訳されています。
また「bound」は動詞の「bind縛る、束ねる、巻きつける、束縛する)」の受動態としても使われます。
対義語は「unbound解き放たれた、閉じてない)」です。
例:Anyone who swears by the gold of the temple is bound by that oath.(金色のお寺の近くで誓ったものは皆、その誓いによって束縛される。)

crave 切望する

  • 時間 :31分54秒
  • シーン:タイロンがジェイミーの部屋へ勝手に入ります。
Jaime:But our sister craves your attention. (妹がお前の関心を要望だ。)
Tyrion:She has odd cravings, our sister.(妙なものを欲しがるんだな、俺たちの妹は。)

crave」は「切望する、渇望する、懇願する」という意味の動詞です。
「want」と比べると、かなり強い欲求を表します。
同義語は「starve渇望する)」「beg請う、懇願する、物乞いする)」「hunger切望する、腹をすかせる)」などがあります。
例:I was stunned to discover my craving for sugar.(私は糖分への欲求がすごくあることを発見して驚いた。)

bury 埋める

  • 時間 :32分46秒
  • シーン:ロバートがお墓について話します。
Robert:Did you have to bury her in a place like this? She should be on a hill somewhere with the sun and the clouds above her.(こんなところに埋めなければいけなかったのか?太陽と雲に近い丘の上でもよかっただろう。)

bury」は「埋める、埋葬する、葬る」という意味の動詞です。
同義語は「embed埋め込む)」「entomb埋葬する)」などがあります。
bury under …〜の下に埋める)」「bury … deep〜を深く埋める)」のように使われます。
例1:Dogs often bury bones.(犬はよく骨を地面に埋める。)
例2:I wish to be buried in this country.(私はこの国に骨を埋めるつもりです。)

slouch 猫背

  • 時間 :34分13秒
  • シーン:ヴィセリスがデナーリスの姿勢をチェックします。
Viserys:Illyrio is no fool. He knows I won’t forget my friends when I come into my throne. You still slouch. Let me see.(彼はバカじゃない。私が王座についても友達であることを彼は分かっているんだ。まだ猫背だぞ。見せて。)

slouch」は「猫背、前屈み、不恰好な人、無精者」という意味の名詞です。
姿勢が悪く前屈みで、日本語で言ういわゆる「猫背」を表します。
動詞として「うつむく、曲げる、だらりと垂れる」の意味もあり、このシーンでは動詞として使われています。
例1:People slouch when they get tired or bored.(人間は疲れたり、退屈になったりすると姿勢が悪くなる。)
例2:He’s no slouch when it comes to baseball.(彼は野球のことになると不恰好ではなくなる。)

punctuality 時間厳守

  • 時間 :36分06秒
  • シーン:集会にみんなが集まっています。
Viserys:Where is he? (あいつはどこだ?)
Illyrio:The Dothraki are not known for their punctuality.(ドスラク人は時間厳守で有名ではないですよ。)

punctuality」は「時間厳守」という意味の名詞です。
形容詞は「puncutual時間を守る)」副詞は「punctually時間通りに)」です。
例1:In Europe and America, people regard punctuality as a matter of course.(欧米では時間厳守は当然のことと考えられている。)
例2:He is proud of his punctuality.(彼は時間厳守を誇りに思っている。)

cry out 大いに求める

  • 時間 :38分01秒
  • シーン:イリーリオがヴィセーリスに言葉をかけます。
Illyrio:It won’t be long now. Soon you will cross the Narrow Sea and take back your father’s throne. (間もなくだ。あなたは海を渡り、王位を取り戻す。)
Illyrio:The people drink secret toasts to your health. They cry out for their true king.(民はあなたのご健勝を密かに祝う。そして真の王を求めている。)

cry out」は「大いに求める、大声で叫ぶ、叫んで要求する、反対を叫ぶ」という意味です。
同義語は「exclaim叫ぶ、絶叫する)」「call out大声で叫ぶ、呼び出す)」などがあります。
ちなみに「cry one’s eyes out」は「大泣きする、号泣する」という意味になります。
例1:They cried out local experts and government officials.(彼らは地元の専門家と政府の職員に叫んで助けを要求した。)
例2:In his mind, he cried out to God.(心の中で彼は神に大声で叫んだ。)

hush 黙らせる

  • 時間 :39分48秒
  • シーン:キャトリンがサンザの身支度をします。
Sansa:When would we be married? Soon or do we have to wait?(いつ結婚するの?すぐ?それか待たないといけないの?)
Catelyn:Hush now. Your father hasn’t even said yes.(静かにしなさい。お父様はまだ承諾していないわ。)

hush」は「黙らせる、静かになる」という意味の動詞です。
例1:The audience will hush as soon as she begins to talk.(観客は彼女が話し出すとすぐに静かになるだろう。)
例2:The principal impatiently hushed the students as soon as they started giggling.(校長は生徒達がくすくす笑い出してすぐに、我慢できずに黙らせた。)

refuse 拒否する

  • 時間 :41分25秒
  • シーン:ジョンがベンジェンに戦いに連れていってくれるよう頼みます。
Benjen:Well, you’re always welcome on the wall. No bastard was ever refused a seat there. (壁にはいつでも歓迎だ。厄介ものでもその席を拒否されたことはないよ。)
Jon:So take me with you when you go back.(それなら戻る時に僕も連れて行って。)

refuse」は「拒否する、拒絶する、拒む、断る」という意味の動詞です。
同義語は「turn down拒絶する)」「decline断る)」「reject拒絶する、除く)」などがあります。
例1:She will probably refuse to follow his advice, because she doesn’t like him.(彼女は彼の助言通りにすることをたぶん拒むだろう、彼のことが嫌いだからね。)
例2:The point is whether I accept or refuse.(問題は私が承諾するか拒絶するかである。)

slaughter 虐殺する

  • 時間 :44分28秒
  • シーン:宴の席でネッドとベンジェンが話します。
Ned:He was talking madness. Said the Walkers slaughtered his friends.(彼はホワイトウォーカーが仲間を虐殺したと怒っていた。)
Benjen:The two he was with are still missing.(彼が一緒にいた2人はまだ行方不明だ。)

slaughter」は「虐殺する、屠殺する、たたきのめす」という意味の動詞です。
名詞として「大虐殺、屠殺」の意味もあります。
同義語は「genocide大量虐殺)」「massacre大虐殺)」などがあります。
例1:The lambs were slaughtered for market.(子羊たちは虐殺されて市場に出された。)
例2:They slaughtered their only goat to survive the winter.(彼らは冬を乗り切る為にたった一匹の羊を屠殺した。)

in danger 危険な状態にある

  • 時間 :48分45秒
  • シーン:キャトリンが手紙を受け取ります。
Catelyn:She’s fled the capital. She says Jon Arryn was murdered. By the Lannisters. She says the king is in danger.(彼女は王都から逃げた。アリン公はラニスター家に殺された。王も危険だと。)

in danger」は「危険な状態にある、危険に直面している」という意味です。
基本的に「 (( be動詞 )) in danger」の形で使われます。
後ろに前置詞「of」を置いて、危険の対象を付け加えることもできます。
例1:The beautiful bird said to be in danger of dying out.(その美しい鳥は絶滅の恐れがあると言われています。)
例2:I think my son is in danger right now.(息子が今危険にさらされていると思う。)

海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のあらすじ

Game of Thrones
季節が不規則に変わる大陸ウェスタロスには「森の子ら」と呼ばれる魔法種族が住んでいました。
そこに侵入した人類「最初の人々」と「森の子ら」との戦争が勃発しますが、戦後は両種族は講和を結んでお互いに助け合っていました。
以前から大陸北部に住む脅威「ホワイト・ウォーカー」を恐れていた両種族は協力し、大陸北部に魔法防壁を作ることで平和を保っていました。
しかしある時、七王国を統べる王ロバート・バラシオン(マーク・アディ)が死去。王を失った七王国はバラバラになり、「鉄の玉座」をめぐる争奪戦が始まります。
一方、争奪戦が繰り広げられる裏でウェスタロス北部の脅威「ホワイト・ウォーカー」が再び動き始めていました … 。

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