「釈迦に説法」を英語で言うと?

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「釈迦に説法」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【釈迦に説法】
 意味:知り尽くしている人にそのことを説く愚かさのたとえ。

  • Don’t teach fishes to swim.
  • Don’t teach your grandmother to suck eggs.

Don’t teach fishes to swim.

  • 直訳:魚に泳ぎ方を教えるな。
  • 意味:その道の専門家や熟練した人にアドバイスをするのは愚かなことだ。

解説

この言葉は、ラテン語のことわざに由来しています。
「fish(魚)」や「swim(泳ぐ)」という簡単な単語が使われていて、「釈迦に説法」よりも本質を理解しやすい表現ですね。

Don’t teach your grandmother to suck eggs.

  • 直訳:祖母に卵の吸い方を教えるな。
  • 意味:その道の専門家や熟練した人にアドバイスをするのは愚かなことだ。
  • 用語:suck:吸う

解説

このことわざの由来は明確にはわかっていませんが、16世紀のスペインの詩人フランシスコ・デ・ケベードの作品に由来するという説があります。
なぜ「祖母」が「卵を吸う」達人なのかというと、「高齢の方は、歯がなくなったり噛む力が弱ったりして、タンパク質を摂るために生卵を吸っているから」という思わず笑ってしまうような理由から来ています。
昔の西洋にはそういった習慣があったのかもしれませんね。
「おばあちゃんの知恵袋」という言葉にもあるように、年配の方を「年を重ねて経験を積んだ人」と捉えた言葉はたくさんありますが、このことわざはそれとは少し違った視点だと言えるでしょう。
 
「釈迦に説法」の英語表現について解説しました。
 
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