このページでは、映画「恋愛小説家」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「恋愛小説家」は、ニューヨークに住む極度の潔癖症かつ自己中心的な性格の小説家が、行きつけのレストランのウェイトレスと恋に落ちるお話です。日常英会話のシーンが多く、会話のスピードもそこまで速くなく理解しやすいので、英語学習におすすめです。
- go for a ride ドライブに行く
- shove 押す
- handle うまくやる
- What do you care? だから何?
- mess with 〜に迷惑をかける
- force 強制する
- as a matter of fact 実際のところ
- be an expert on … 〜のエキスパート
- beg 請う
- work out うまくいく
- I’ll give you that それは認めるよ
- pay a compliment 褒める
- whisper ささやく
- drop a line 手紙を書く
- make yourself at home くつろいで
- go nuts 気が変になる
- confined 狭い
- Excuse us すみません
- 映画「恋愛小説家」のあらすじ
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go for a ride ドライブに行く
- 時間 :00分53秒
- シーン:メルビンが隣人の犬に話しかけています。
「go for a ride」は「ドライブに行く」という意味です。
他にも「go for」を使った表現は以下のようなものがあります。
- go for a walk(散歩に行く)
- go for a run(ランニングに行く)
- go for a hike(ハイキングに行く)
また、「ride」を使った表現で「give a ride(乗せる)」があります。
例1:Can you give me a ride tomorrow morning? My parents will be out. (明日の朝送ってくれる?両親は出かけているんだよ。)
例2:I can give you a ride after the party, don’t worry.(パーティーの後乗せていけるよ、心配しないで。)
shove 押す
- 時間 :05分23秒
- シーン:ジョンがサイモンの犬ヴァーデルをゴミ置き場から見つけてきます。
Simon:How did he get down the basement? Even if he got in the elevator …(どうやって地下まで行ったんだ?もしエレベーターに乗ったとしても … 。)
John:Maybe some nice neighbour shoved him down the garbage chute.(たぶんどっかの優しいご近所さんがダスト・シュートで押し込んだんじゃないか。)
「shove」は「押す」という意味の動詞です。
「push(押す)」と同じ意味ですが、「push」 は【直接的に短いコンタクトで押す】、「shove」は【雑に押し込む】のニュアンスです。
「shove and push」で「揉み合う」という意味になります。
例1:The people shoved and pushed to get in line.(その人たちは列に入る為に揉み合った。)
例2:I stopped using the dripper and shoved it into a crowded cupboard.(そのドリッパーを使うのをやめて、ぐちゃぐちゃの食器棚に押し入れた。)
handle うまくやる
- 時間 :12分55秒
- シーン:レストランでメルビンが前にいた客を追い出します。
Carol : I’m gonna miss the excitement, but I’ll handle it. (楽しみはなくなるけど、まあうまくやるわ。)
「handle」は「(ハンドルで)操作する、取り扱う、処理する」という意味の動詞で、ここから派生して「うまくやる」という意味で使われます。
このシーンのように「I’ll handle it.」の未来形で使われることが多いです。
例:
A:I want you to teach three kids at a same time. Can you handle it?(同時に3人の子供に教えて欲しいんだ。できる?)
B:I’m not sure about it.(どうか分からないよ。)
What do you care? だから何?
- 時間 :22分35秒
- シーン:キャロルがなぜプラスチックのカトラリーを使うのかをメルビンに尋ねます。
Melvin : What’s wrong with your son?(息子が病気なのか?)
Carol : What do you care? He fights to breathe.(だから何?喘息と闘っているわ。)
「What do you care?」は「だから何?」という意味の決まったフレーズです。
「どうでもいいくせに」「興味ないでしょう」といったニュアンスで使われるネガティブな表現です。
例:What do you care? I’m not your girlfriend anymore!(どうでもいいんでしょう?もうあなたの彼女じゃないわ。)
mess with 〜に迷惑をかける
- 時間 :27分35秒
- シーン:フランクがメルビンに犬のヴァーデルの面倒を見ろと押しつけます。
Mervin : Hey! Where’re you going? You can’t do this.(おい、どこに行くんだ?こんなことするなんて許されないぞ。)
Frank : You don’t wanna mess with me today. (今日は俺に迷惑かけない方がいいぞ。)
「mess with」は「〜に迷惑をかける、〜をいじくる」という意味のフレーズです。
他にも「mess」を使ったフレーズは以下のものがあります。
- make a mess(乱す、散らかす)
- mess around(ふざける、困らせる)
- mess up(めちゃくちゃにする、台無しにする)
例1:You can’t mess with him like that. You gotta watch your behavior. (そんな風に彼に迷惑をかけちゃいけないよ。態度を見直して。)
例2:Don’t spend your time on messing around and do something beneficial. (ふざけることに時間を使わないで有益なことをしなさい。)
force 強制する
- 時間 :39分35秒
- シーン:病院から帰ってきたサイモンがヴァーデルと対面します。
Simon : No. No, don’t force him. (彼に強制させないでくれ。)
「force」は「(人に)強制する、〜させる」という意味の動詞です。
名詞の「force」には「強さ、力」という意味があります。
「make(人)do」も「(人)に〜させる」という意味がありますが、「force」の方がより【強制的に無理やりさせる】というニュアンスです。
例1:Don’t force me to clean up your room. (私にあなたの部屋の掃除をさせないで。)
例2:He kind of forced me to steal that money.(ある意味、彼が私にそのお金を盗むよう強制した。)
as a matter of fact 実際のところ
- 時間 :45分45秒
- シーン:メルビンが連絡せずにキャロルの家に行きます。
Melvin : Yes, I do, as a matter of fact. And to prove it, I have not gotten personal, and you have.(実際のところできるよ。それを証明するために、プライベートには立ち入っていない、君は立ち入ったけど。)
「as a matter of fact」は「実際のところ、実際は」という意味のフレーズです。
似たようなフレーズで「as a matter of course(当然のことながら、もちろん)」もあるので、一緒に覚えておきましょう。
例1:As a matter of fact, the price of gas has been incredibly increased in the past few days.(実際のところ、ここ数日でガソリンの値段は信じられないくらい上がった。)
例2:She laughs about it as a matter of course.(彼女は当然のことのようにそれについて笑う。)
be an expert on … 〜のエキスパート
- 時間 :53分00秒
- シーン:キャロルが医者のマーティンのところへやってきます。
Woman:I didn’t know you had an admirer. (あなたにファンがいるなんて知らなかったわ。
Carol:What?(何?)
Spenser : He‘s good. I‘m an expert on doctors.(彼はいいお医者さんだよ。僕、お医者さんのエキスパートだから。)
「expert」は「専門家、熟練者」という意味の名詞です。
「〜のエキスパート」と言いたい時には「be an expert on」になります。
例1:The best thing to do is to ask an expert to repair it.(一番いいのは、専門家に直してもらうようお願いすることだね。)
例2:Leave that job to the experts!(それは専門家に任せた方がいいよ!)
beg 請う
- 時間 :1時間00分05秒
- シーン:サイモンが取り乱し、メルビンに声を荒げます。
Simon : And I won’t. I don’t want to paint any more.(それに僕は頼まないね。もうこれ以上描きたくないんだ。)
「beg」は「請う、頼む、懇願する」という意味の動詞です。
「ask(頼む)」と比べると「beg」の方が必死に懇願しているニュアンスです。
例1:The criminal begged the judge for mercy.(犯人は裁判官に慈悲を懇願した。)
例2:Please! I’m begging you!(お願い!頼むよ!)
work out うまくいく
- 時間 :1時間17分05秒
- シーン:レストランでキャロルがメルビンに他に注文はないか尋ねます。
Carol:What you did changed my life.(あなたがしたことは私の人生を変えたわ。)
「work out」は「うまくいく」という意味で日常会話の中で非常によく使われます。
名詞の「workout」には「練習、トレーニング、訓練」などの意味があり、日本語で言う「筋トレ」には「workout」が頻繁に使われます。
例1:I hope this plan will work out this time.(今回はこの計画がうまくいくことを願います。)
例2:I’m gonna go to the gym and do a little workout until the dinner is ready.(夜ご飯が準備できるまで、ジムに行って少しトレーニングしてくるよ。)
I’ll give you that それは認めるよ
- 時間 :1時間30分30秒
- シーン:サイモンがホテルの部屋で荷作りをしているところにメルビンがやってきます。
Simon : You consider your life easy?(君の人生は楽だと思うのか?)
Malvin : All right. I’ll give you that one.(確かに。それは認めるよ。)
「I’ll give you that」は「それは認めるよ」という意味です。
直訳で「それをあなたにあげる」ですが、自分の意見を譲るというニュアンスで「事実を認める」の意味になります。
「I admit that」と同じ意味で使われますが、「I’ll give you that」は口語的でフォーマルの場面では使わないので注意しましょう。
例:I don’t like her personality, but she definitely has a good looking. I’ll give you that.(彼女の性格は好きじゃないけど、確かに見た目はいいよね。それは認めるよ。)
pay a compliment 褒める
- 時間 :1時間38分02秒
- シーン:メルビンとキャロルがレストランでデートをしています。
Carol : Pay me a compliment, Malvin. I need one. Quick. You have no idea how much you just said hurt my feeling. (褒めなさいよ、メルビン。ひとつでいいわ。早く。今あなたが言ったことが、どれくらいわたしの気持ちを傷付けているか分からないでしょうね。)
「pay a compliment」は「褒める」という意味です。
名詞の「compliment」は「褒め言葉、お世辞」の意味があり、それを「pay(払う)」ことで「褒める」という意味になります。
「give a compliment」も同じ意味で使われます。
他にも「compliment」を使ったフレーズで「take it as a compliment(褒め言葉として受け取る)」がありますが、嫌味を言われた時などの返しでよく使われます。
例:
A : No one can be like you. You are abnormal. (誰もあなたのようになれないわ。普通じゃないから。)
B : Thanks. I’ll take that as a compliment. (ありがとう。褒め言葉として受け取るね。)
whisper ささやく
- 時間 :1時間51分14秒
- シーン:サイモンが母親に電話をかけます。
Simon’s mom:Hello, Simon. You were right. We were home.(もしもし、サイモン。あなたは正しかったわ。私たちは家にいたの。)
Simon:Do you have to whisper? I can barely hear you.(ささやかないといけないの?あんまり聞こえないよ。)
「whisper」は「ささやく、ひそひそ話す」という意味の動詞です。
drop a line 手紙を書く
- 時間 :1時間51分52秒
- シーン:サイモンが電話で母親に近況を報告します。
Simon’s mom:Good. About money … (良かった。お金のことだけど … 。)
Simon:I don’t need anything. I’ll drop you a line from wherever I land. It’s up to you to make the next move.(何も必要ないよ。到着したどこからでも、手紙を書くよ。次の行動を決めるのは自分次第だ。)
「drop a line」は「手紙を書く、連絡する」という意味です。
「write a letter(手紙を書く)」と比べると、【短い文章で一報知らせる】のニュアンスです。
また、「〜から連絡をもらう」は「hear from … 」と表します。
例1:I’m gonna drop you a line as soon as I get there.(向こうに着いたら、すぐ一報入れるよ。)
例2:I haven’t heard from my son for a year. I wonder if he is okay. (息子から一年も連絡がないの。大丈夫かしら。)
make yourself at home くつろいで
- 時間 :1時間57分45秒
- シーン:サイモンの部屋でサイモンとメルビンが話します。
Malvin:Well, uh … Make yourself at home.(よし、じゃあ、くつろいで。)
「make yourself at home」は直訳で「家でいるようにして」という意味で、「くつろいでください」という意味になります。
また、似た表現の「help yourself」は「ご自由にどうぞ」という意味でどちらも家に招かれた際によく使われます。
例:Please make yourself at home and go ahead to do whatever you feel like.(くつろいでくださいね、それと構わず何でも好きなことしてね。)
go nuts 気が変になる
- 時間 :2時間06分50秒
- シーン:メルビンが突然キャロルに会いに来ます。
Carol’s mom:Everybody wants that, dear. It doesn’t exist.(みんなそれが欲しいのよ、あなた。でもそんなもの存在しないの。)
「nuts」は「気の狂った、熱狂的な」という意味の形容詞で、「go nuts」は「気が変になる、正気でなくなる」という意味になります。
他にも「nuts」を使った表現は以下のものがあります。
- You are nuts.(君は頭がおかしい。)
- drive ((someone)) nuts (〜を狂わせる)
- hard nut to crack(難問)
例1:Oh my god! This homework drives me nuts!(もう!この宿題のせいで気が変になる!)
例2:Eliminating the deficit will be a hard nut to crack.(赤字を解消するのは難問です。)
confined 狭い
- 時間 :2時間07分16秒
- シーン:メルビンがキャロルの部屋へ入ろうとします。
Malvin:Maybe we could live without the wisecracks?(たぶん冗談なしでも生きられるどろう。)
Carol:Maybe we could.(たぶんね。)
Malvin:It feels a little confined here. Let’s take a walk.(ここは少し狭く感じるな。散歩に行こう。)
「confined」は「狭い、制限された」という意味の形容詞です。
動詞の「confine」は「制限する、閉じ込める」という意味です。ワードファミリーで一緒に覚えておきましょう。
「狭い場所・閉所」を「confined place」と表しますが、「閉所恐怖症」は病名として「claustrophobia」と言います。
例:Soccer is not necessarily confined to men.(サッカーは必ずしも男だけに限られものではない。)
Excuse us すみません
- 時間 :2時間13分09秒
- シーン:キャロルとメルビンがパン屋へ入ろうとします。
Carol:Warm rolls.(暖かいロールパン。)
Malvin & Carol:Excuse us. Excuse us.(すみません。すみません。)
「Excuse us」はよく耳にする「Excuse me」と同じ意味で使われます。
動詞の「excuse」には「許す、免除する」という意味があり、「私(たち)のことを許してください」の意味から、「すみません、失礼します、通ります」のような意味合いになります。
対象が自分を含めた複数人の場合は「Excuse us」、対象が三人称単数の場合には「Excuse her」「Excuse him」のように表します。
「Excuse me」の形の表現は、注意が欲しい時、席を外す時、何を言ったのか聞き返す時、くしゃみをした後など、様々な場面で使える便利な表現です。
例1:Excuse her! She’s passing through! Please give her the way out!(すみません!彼女が通ります!道を開けてあげてください。)
例2:Excuse us for a second. We need to discuss on something.(ちょっとすみません。話し合わないといけないことがあって。)
映画「恋愛小説家」のあらすじ
小説家のメルビンは人付き合いが苦手な男性、隣人のサイモンとも上手くいきません。
シングルマザーのウェイトレス、キャロルに密かに惹かれていますが、彼の横暴な態度のせいでカフェからも追い出されてしまいます。
しかし、怪我をしたサイモンの犬を預かり始めてから少しずつメルビンに変化が現れます。
不器用なメルビンの恋愛と友情の物語、果たしてメルビンは人を愛することができるのか … 。
映画「恋愛小説家」を観られる動画配信サービス
映画「恋愛小説家」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>Netflix
「恋愛小説家」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
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