このページでは、映画「天使にラブソングを」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「天使にラブソングを」は、殺人現場を目撃したクラブ歌手の主人公が、かくまわれた修道院で繰り広げるお話です。劇中の歌はどれもわかりやすい歌詞とメロディなので、音楽と一緒に英語や英会話を練習したい方におすすめです。
alphabetically アルファベット順に
- 時間 :00分40秒
- シーン:デロリスが先生に注意を受けます。
「alphabetically」は「アルファベット順に」という意味の副詞です。
形容詞の「alphabetical(アルファベットの)」の語尾に「ly」が付いた形です。
「in alphabetical order」と言い換えることもできます。
例:Let’s classify the names of the students alphabetically.(生徒の名前をアルファベット順に分けよう。)
somebody else 他の誰か
- 時間 :06分50秒
- シーン:デロリスがショーを辞めると言い出します。
Deloris:What do you mean. “What’s gonna happen to the act”?(”ショーはどうする”ってどういう意味よ?)
Deloris:You’re gonna get somebody else. It’s not a big loss.(他の誰かが見つかるわ。大きい損害じゃないわ。)
「somebody else」は「他の誰か」という意味です。
形容詞の「else」には「それ以外の、それに加えた」という意味があり、前にある「somebody(誰か)」を修飾しています。
「else」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。
- nothing else(他の何も〜ない)
- anything else(それ以外)
- somewhere else(他のどこか)
例:The restaurant is closed today, we gotta find somewhere else to eat!(レストランは今日は休みだよ、他のどこか食べる場所を見つけないと!)
put on 着る
- 時間 :08分30秒
- シーン:デロリスが毛皮のコートを受け取ります。
Friends:Put it on. Put it on. It’s beautiful.(着て、着て。美しいわ。)
「put on」は「着る」という意味です。
動詞の「wear(身に付けている)」は既に着ている状態を表すので、今から着るという動作は「put on」で表します。
ちなみに「試着する」は「try on」、「脱ぐ」は「take off」と言います。
例1:Can you put on a kimono by yourself?(一人で着物を着ることが出来ますか?)
例2:I’ll hold your bag while you put on your coat.(コートを着る間バッグを持つよ。)
go upstairs 上の階へ行く
- 時間 :09分00秒
- シーン:デロリスが怒ってコートを叩きつけます。
「go upstairs」は「上の階へ行く」という意味です。
下の階へ行く場合は「go downstairs」と言います。
「stairs」は「階段」という意味の名詞で、段差が複数あることから基本的には複数形で表します。
例:Go upstairs and do your homework now!(2階へ行って今すぐ宿題をしなさい!)
nice and warm いい感じに暖かい
- 時間 :10分00秒
- シーン:デロリスがヴィンスに電話をします。
「nice and warm」は「いい感じに暖かい」という意味です。
この「nice and 形容詞」の表現はネイティブ間で非常によく使われ、ここで「nice」は本来の「良い、親切な」という意味ではなく、後ろに来る形容詞を修飾し、「いい感じに、ちょうど良い」といったニュアンスの意味合いになります。
他にも「nice and 形容詞」の形でよく使われるフレーズは以下のようなものがあります。
- nice and sunny(ちょうど良い晴天)
- nice and cold(いい感じに冷たい)
- nice and soft(いい感じに柔らかい)
例:This hot chocolate is nice and warm.(このホットチョコレート、ちょうどいい感じに暖かい。)
upset 悲しい
- 時間 :11分40秒
- シーン:部下たちがヴィンスにデロリスは大丈夫か尋ねます。
Underling 2:I don’t know. Vince. She seemed kind of upset.(どうか分からないぜ、ヴィンス。なんとなく悲しそうだったぞ。)
「upset」は「悲しい、狂った、気が転倒した」という意味の形容詞です。
「sad(悲しい)」と同じような意味で使われますが、「mad(怒った)」と同じ意味でも使われることがあります。
悲しい・怒っている、に関わらず、精神的に不安定である状態を表します。
また、お腹の調子が悪い時にも「my stomach upsets」のような使い方もします。
例1:I’m too upset to say anything.(何も言う気にならないぐらい悲しい。)
例2:Everyone gets stomach upsets from time to time.(みんな時々お腹の調子が悪くなる。)
generous 寛大な
- 時間 :17分41秒
- シーン:修道院長がデロリスの面倒を見てくれないかと頼まれます。
Mother Superior:Well. If they can afford to be so generous.(もし警察がそんなに寛大になる余裕があるならね。)
「generous」は「寛大な、気前の良い」という意味の形容詞です。
「generous」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。
- generous donation(寛大な募金)
- generous person(寛大な人)
- generous benefit(寛大な給付金)
例:This generous offer may be a mere pose.(この寛大な申し出は単なる見せかけかもしれない。)
obey 従う
- 時間 :20分41秒
- シーン:修道院長がデロリスに忠告をします。
「obey」は「従う、注意深く聞く」という意味の動詞です。
「be obedient(従順な)」の形で言い換えることもできます。
例1:You must learn to obey instructions.(君は指示に従う事を学ばないといけない。)
例2:We all have to obey the law.(私たちはみんな法律に従わなければならない。)
tolerate 我慢する
- 時間 :20分41秒
- シーン:修道院長がデロリスに忠告をします。
Mother Superior:And I will not tolerate any disruption whatsoever with that communion.(それを乱すようなマネは何があっても我慢しませんよ。)
「tolerate」は「我慢する、寛大に扱う、耐性がある」という意味の動詞です。
同義語は「put up with(我慢する)」「endure(耐える、我慢する)」「allow(許す)」などがあります。
名詞は「tolerance(寛容さ、度量)」、形容詞は「tolerant(寛大な、寛容な)」、副詞は「tolerantly(寛大に、寛容に)」です。
このワードファミリーは非常に似ているので一気に覚えてしまいましょう。
例1:I can’t tolerate this noise any longer.(この騒音にはもうこれ以上我慢できません。)
例2:The patient doesn’t tolerate the anti-inflammatory drugs we gave him.(その患者は私たちが処方した抗炎症剤の耐性がない。)
freshen up すっきりする
- 時間 :21分11秒
- シーン:修道院長がデロリスに着替えるように言います。
Mother Superior:And you’ll certainly want to change.(それと着替えは絶対ね。)
「freshen up」は「すっきりする」という意味です。
着替えたり、お化粧を直したり、自身を綺麗な状態に戻すという意味で使われます。
女性がお化粧直しに行く場面で「I’ll go to the bathroom to freshen up.(お化粧を直しにお手洗いへ行ってきます。)」というフレーズで使われることが多いです。
例:If you like to freshen up, the bathroom is around the corner.(もしお直ししたかったら、お手洗いはその角を曲がったところです。)
disguise 変装
- 時間 :21分51秒
- シーン:デロリスが修道院の制服に着替えます。
Mother Superior:A disguise is necessary to protect us all.(私たち全員の身を守るために変装は必要です。)
「disguise」は「変装、見せかけ、口実」という意味の名詞です。
「隠す、変装させる」という意味の動詞としても使われます。
変装している状態を表す時は「be in disguise」と言います。
例1:I’m plannning to disguise myself as a doctor.(医者に変装するつもりです。)
例2:Although he was in disguise, I recognized him at a glance.(彼は変装していたけど、一目で彼と分かった。)
cocky 生意気な
- 時間 :27分41秒
- シーン:ヴィンス達が法廷から出てきます。
Undering:Ah. He’s bluffing, Vince. Don’t worry about it.(あいつはったりしてるんだ、ヴィンス。心配しなくていい。)
「cocky」は「生意気な」という意味の形容詞です。
同義語は「conceited(傲慢な、己惚れの強い)」「egotistical(うぬぼれの強い、利己的な)」「full of himself / herself(自惚れた)」などがあります。
「cheeky」や「sassy」の【大胆でずうずうしい生意気】とは違い、【自信満々・自意識過剰な生意気】を意味します。
例:There was a very cocky young man at the conference.(その会議にとても生意気な若者がいた。)
desperate 必死の
- 時間 :32分51秒
- シーン:刑事たちがデロリスの行方不明の張り紙を読み上げます。
Detective:Vince is getting desperate.(ヴィンスも必死になってきている。)
「desperate」は「必死の、自暴自棄の、絶望的な」という意味の形容詞です。
「desperate」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。
- desperate need(必死の欲求)
- desperate urge(自暴自棄の衝動)
- desperate scream(必死の叫び)
例1:He was so desperate to escape.(彼は逃げようとかなり必死だった。)
例2:I made desperate efforts to reach the shore.(私は岸に着こうと必死の努力をした。)
electricity 電気
- 時間 :34分42秒
- シーン:シスター達が雑談をしながら作業をしています。
Sister Mary Lazarus:It wasn’t all modern like some of these newfangled convents.(こんな新しい修道院みたいに近代的じゃなかったわ。)
Sister Mary Lazarus:We didn’t have electricity.(電気もなかったもの。)
「electricity」は「電気、強い興奮」という意味の名詞です。
基本的には私たちが普段から使っている「電気」を意味しますが、人との間で起きる衝撃的な感情や恋に落ちた時の感覚なども「electricity」で表すことがあります。
例1:Can you imagine what our lives would be like without electricity?(電気がない生活がどんなものになるか想像できますか?)
例2:Machinery uses a lot of electricity.(機械は多くの電気を消費する。)
be in touch 連絡する
- 時間 :37分32秒
- シーン:サウサー警部がデロリスに電話をします。
Lieutenant Souther:I mean it. Don’t call me. It’s not safe. I’ll be in touch.(本気だ。俺に電話するな。危険だ。また連絡する。)
「be in touch」は「連絡する」という意味です。
「contact(連絡する)」と同じ意味で使われ、連絡を取り続ける場面では「keep in touch」と言います。
例1:Let’s keep in touch for a while.(しばらく連絡を取り続けよう。)
例2:I’ll be in touch in a few days and get back to you about the meeting.(数日中にミーティングについて折り返し連絡します。)
suitable 合う
- 時間 :46分12秒
- シーン:修道院長がデロリスに出て行くように言います。
「suitable」は「合う、相応しい、適当な」という意味の形容詞です。
同義語は「adequate(十分な、適した)」「appropriate(適当な、ちょうどいい)」などがあります。
例1:Fill in the blanks with suitable words.(空所を適当な言葉で埋めなさい。)
例2:Can you please let me know the most suitable person for our accountant?(会計士として一番適任な人を教えてくれませんか?)
restrict 制限する
- 時間 :46分32秒
- シーン:デロリスが聖歌隊に入るよう言われます。
Deloris:What’s that?(それは何?)
Mother Superior:Singing. You will join the choir.(歌です。聖歌隊に入ってもらいます。)
「restrict」は「制限する」という意味の動詞です。
同義語は「bound(制限する)」「confine(制限する、閉じ込める)」「limit(制限する、限る)」「restrain(抑える、拘束する)」などがあります。
例1:They restricted the use of this parking lot.(彼らはこの駐車場の利用に制限をかけた。)
例2:The hunt will be restricted in three months.(狩猟は3ヶ月後に制限されます。)
one’s fault 〜のせい
- 時間 :1時間04分33秒
- シーン:サウサー警部がデロリスを訪ねて修道院にやって来ます。
Deloris:That was not my fault.(私のせいじゃないわ。)
Deloris:These people just showed up. But it’s been really good for the convent.(あの人たちが勝手に現れただけよ。でも修道院にとってはとてもいいことよ。)
「one’s fault」は「〜のせい」という意味です。
名詞の「fault」には「欠点、責任、誤り」という意味があり、このシーンでも使われている「That is (was) not my fault(それは私のせいじゃない)」の形は非常によく使われる表現です。
例:It couldn’t be avoided to happen, that was no one’s fault.(避けられないことだったのよ、誰のせいでもないわ。)
映画「天使にラブソングを」のあらすじ
殺人事件を目撃したクラブシンガーのデロリスは、サンフランシスコの修道院で匿われることに。
新米シスター・クラレンスとして修道院に迎えられたデロリスは、聖歌隊のリーダーを引き継ぎます。
歌のレパートリーにソウルやロックのナンバーを加え始めますが … 。
ゴスペル風にアレンジされていく聖歌が見どころです。
映画「天使にラブソングを」を観られる動画配信サービス
映画「天使にラブソングを」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
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「天使にラブソングを」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
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