このページでは、映画「幸せのちから」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「幸せのちから」は、ホームレスから億万長者になった人物の実話を元にした物語です。主人公が証券会社で働くので、お金に関するビジネス英語や英会話を学びたい方におすすめです。
- in the past 過去に
- out of control 制御不能の
- Do you mind if … ? ~してもいいですか?
- make a list リストを作る
- drop off ~を届ける
- mess up めちゃくちゃにする
- drag down 引き下ろす
- pick up ~を迎えに行く
- walk in 中に入る
- stand out 目立つ
- below average 平均以下
- be back in … ~後に戻る
- get hit by a car 車にはねられる
- from bottom to top 下から上まで
- finish up 終わらせる
- take for granted 当たり前のことと思う
- sit back 深く座る
- broke 破産した
- 映画「幸せのちから」のあらすじ
- 映画「幸せのちから」を観られる動画配信サービス
in the past 過去に
- 時間 :5分34秒
- シーン:クリスがバスに乗っていて、バス停で会った見知らぬ男性にタイムマシンを持っていると言い振らされます。
Chris:It is not a time machine.(タイムマシンじゃない。)
「in the past」は「過去に」という意味です。
「past」は「過去」という意味の名詞で、対義語は「future(未来)」です。
未来で起こることに対して使うときは「in the future」となります。
例:That’s what happened in the past. You should start moving forward.(それは過去に起こったことでしょ。前に進み始めた方がいいよ。)
out of control 制御不能の
- 時間 :8分35秒
- シーン:クリスがルービックキューブをしながら、ニュースを見ています。
Reporter:The federal budget is out of control.(連邦の予算は御制不能です。)
「out of control」は「制御不能の、抑えが利かない」という意味です。
「out of … 」単体では「~外の」という意味があり、control と一緒に使うことで【制御の枠の外にある状態】を表し、制御ができない、コントロールが利かないときに使われます。
「out of control」以外にも 「out of … 」とよく一緒に使われるフレーズもチェックしておきましょう。
- out of order ( 故障している)
- out of service (サービスが使用できない)
- out of stock (売り切れている)
例:When I played basketball in a tournament a week ago, my shoots were out of control.(一週間前のバスケの試合に出たとき、シュートが制御不能だったよ。)
Do you mind if … ? ~してもいいですか?
- 時間 :13分07秒
- シーン:クリスが路上ライブしている女性に頼み事をします。
Chris:Do you mind if I leave this here with you just for five minutes?(5分だけあなたにこれを預けてもいいですか?)
「Do you mind if … ?」は直訳で「もし~したら気にしますか?」という意味で、転じて「~してもいいですか?」という意味になります。
英語表現では日本のように敬語というものが明確には存在しませんが、「Do you mind if … ?」のような遠回しな言い方をすることで、より丁寧な意味合いになります。
日常会話ではかなり使われるので「Do you mind if … ?」のワンセットで覚えておきましょう。
「Do you mind if … ?」と聞かれた場合の答えは
- Yes.(はい、気にします。)
- No.(いいえ、気にしません。)
許可をする場合は【No】の返答になるので気を付けましょう。
例:
A:Do you mind if I sit next to you?(隣に座ってもいいですか?)
B:No, not at all! Go ahead.(はい!どうぞ。)
make a list リストを作る
- 時間 :18分02秒
- シーン:クリスと息子のクリストファーが託児所に向かって歩いています。
Chris:Yeah, what’d you put on there?(おお、何を入れたんだ?)
Christopher:A basketball or an ant farm.(バスケットボールかアリの観察器。)
「make a list」は「リストを作る」という意味です。
何のリストかを補足する場合は「make a list of … 」となり、of の後ろに対象となる言葉が入ります。
例1:Let’s make a list of all the urgent tasks and get them done quickly!(緊急のタスクを全部リストアップして、早く終わらせよう!)
他にも「list 」を使ったフレーズは以下のようなものがあります。
- put a name on a list(名前をリストに入れる)
- take a name off a list(名前をリストから外す)
- You are on my list.(あなたは私のリストに入っている)【※基本的にネガティブな表現】
例2:I’ve put your name on my list, be prepared.(あなたの名前をリストに入れたからね、覚悟しなさいよ。)
drop off ~を届ける
- 時間 :19分49秒
- シーン:クリスがオフィスに入っていくトゥイッスル氏を捕まえて、願書を手渡しています。
Mr. Twistle:Hi.(やあ。)
Chris:I wanted to drop this off personally and make your acquaintance. I thought I’d catch you on the way in.(この願書を個人的にお届けして、お知り合いになりたくて。入る前に見つけられると思っていました。)
「drop off」は「~を落とす」の直訳から「~を届ける」という意味になります。
その他にも「人を送る」という意味もあり、「pick up(人を迎えに行く)」と一緒に使われることが多いです。
例1:I’m going to drop off these resumes at a couple of restaurants.(何軒かのレストランに履歴書を届けてくるよ。)
例2:Would you be able to pick me up at the airport and drop me off somewhere in the city?(空港で私を拾って、街のどこかで降ろすことは可能ですか?)
mess up めちゃくちゃにする
- 時間 :25分40秒
- シーン:タクシーでトゥイッスル氏が、クリスにルービックキューブを手渡します。
Mr. Twistle:No, you can’t.(できないよ。)
Chris:Let me see it. Give it here. Oh, yeah. Oh, wow, you really messed it up.(見せてください。こっちによこして。あー、うわー、めちゃくちゃにしましたね。)
「mess up」は「めちゃくちゃにする」という意味です。
他にも「散らかす、台無しにする」の意味もあります。
例1:It’s so messed up! It’s damn hard to fix this.(めっちゃくちゃだよ。これを直すのは難しすぎる。)
例2:You’ve messed it up. I don’t think you’ll get another chance to make up for it.(やらかしましたね。償うための次のチャンスをもらえるとは思いません。)
drag down 引き下ろす
- 時間 :35分12秒
- シーン:クリスがリンダを捕まえ、言い争いになります。
Linda:You’re the one that dragged us down. You hear me?(あんたが私たちを引き下ろした張本人でしょ。聞いてるの?)
Chris:You are so weak.(弱いやつだ。)
Linda:No. I am not happy anymore.(違う、私もう幸せじゃないわ。)
「drag down」は「引き下ろす」という意味です。
動詞の「drag」には「引っ張る、引きずる」の意味があり、名詞の「drag」には「足手まとい、邪魔者」の意味があります。
例1:Please don’t make us dragged down. Leave us alone.(私たちを引き下ろさないでください。放っておいて。)
例2:The children will be a drag on me, so I want to go without them.(子供たちは足手まといになるだろうから、子供たち抜きで行きたい。)
pick up ~を迎えに行く
- 時間 :36分03秒
- シーン:クリスがクリストファーを迎えに行きます。
Chris:Look, just get your stuff.(いいか、荷物を取ってくるんだ。)
Christopher:But she told me she was coming to pick me up today.(でも今日はママが迎えに来るって言ってた。)
「pick up」は本来「拾い上げる」という意味で、人に対して使うときは「迎えに行く」という表現になります。
その他にも、ちょっとした買い物をするときにも「pick up(買う)」が使われます。
例1:We gotta go pick up mom first, and then dad.(ママを最初に迎えに行って、そのあとパパだね。)
例2:Can you pick up some booze on your way home?(帰り道にお酒を買って来てくれない?)
walk in 中に入る
- 時間 :45分19秒
- シーン:クリスが面接にて、フロム氏に質問されています。
Chris:He must’ve had on some really nice pants.(よっぽど良いパンツを履いていたんでしょう。)
「walk in」は「中に入る」という意味です。
「walk in」から派生して、歩いて中に入る余裕があるスペースのことを「walk-in」と言います。
- a walk-in refrigerator(中に入れるくらい大きな冷蔵庫)
- a walk-in closet(中に入れるくらい大きなクローゼット)
- a walk-in pantry(中に入れるくらい大きな食品庫)
例:She walks in at all hours, as if she lived here.(彼女はまるでここに住んでいるかのように、いつでも中に入ってくる。)
stand out 目立つ
- 時間 :50分38秒
- シーン:リンダがクリストファーを送りに来て、クリスに仕事のことを聞いています。
Chris:I had an interview at Dean Witter for an internship … and I got it. So I’m gonna stand out in my program.(ディーン・ウィッターのインターンシップの面接を受けて、通った。だからプログラムの中で目立っていくよ。)
「stand out」は「目立つ」という意味です。
注目を浴びたり、他の人よりも何かにおいて秀でているときなどに使われます。
例1:He stood out in the math class because he was the one who only got an A on midterm.(彼は数学のクラスで目立っていたよ、中間テストでひとりだけAを取ったからね。)
例2:If you wear that costume to school, you’ll definitely stand out.(もしそのコスチュームを学校に着ていったら、確実に目立つだろうね。)
below average 平均以下
- 時間 :55分06秒
- シーン:クリスとクリストファーが屋上でバスケットボールをしています。
Chris:Okay. Yeah, I don’t know, you know. You’ll probably be about as good as I was.(うん、どうだろうな。パパと同じぐらいにしかならないだろうな。)
Chris:That’s kind of the way it works, you know. I was below average.(そういう風になってるんだ、パパは平均以下だった。)
「below average」は「平均以下」という意味です。
逆の場合は「above average(平均以上)」が使われます。
平均よりもっと上で、ずば抜けている場合には「beyond average(平均を超えて)」が使われます。
例1:The snowfall this month is below average.(今月の降雪は平均以下です。)
例2:The quality of your work is below average. You’ll be fired if you don’t change your attitude.(君の仕事の質は平均以下だ。態度を改めないとクビになるよ。)
be back in … ~後に戻る
- 時間 :59分11秒
- シーン:フレーケシュ氏がインターンシップの内容を説明しています。
「be back in …」は「~後に戻る」という意味で、このシーンでは省略されていますが、in の後ろには minutes や hours など時間を表す単位が置かれます。
どこかへ少し出掛けるときなどに、「I’ll be back in … (~後に戻ります)」の未来形の形で使われることが多いです。
例1:He’s out of the office right now. He should be back in 5 minutes.(彼は今、オフィスにはいません。5分後には戻るはずです。)
例2:Don’t even wait for me! I’ll be back soon!(待たないでね!すぐに戻ります!)
get hit by a car 車にはねられる
- 時間 :1時間01分54秒
- シーン:クリストファーがクリスになぜ靴を片方しか履いていないのかを聞いています。
Chris:Yeah, I know. Wanna know what happened?(ああ、知ってる。何があったか知りたい?)
Christopher:Yeah.(うん。)
Chris:I got hit by a car.(車にはねられた。)
Christopher:You got hit by a car?(車にはねられたの?)
「get hit by a car」は「車にはねられる」という意味です。
「hit」は「打つ、当たる、ぶつける」という意味の動詞で、「get hit」と受け身の形で「ぶつかられる=はねられる」という表現になります。
例:There was an accident in this neighborhood last night. I heard a kid got hit by a car.(昨夜、この近辺で事故があったって。子供が車にはねられたって聞いたよ。)
from bottom to top 下から上まで
- 時間 :1時間04分37秒
- シーン:クリスが営業の電話をかけています。
「from bottom to top」は「下から上まで」という意味です。
本来ならば「from top to bottom(上から下まで)」と表しますが、このシーンでは営業の電話はリストの下からかけるルールのため、「from bottom to top」と表現されています。
「from top to bottom(上から下まで)」とあるように、一枚綴りの書類やリストにおいてよく使われます。
例1:I’ve already read through this instruction from the top to the bottom.(もうこの説明書を上から下まで読み切りました。)
また、本や映画などには「from beginning to end(最初から最後まで)」の表現が使われます。
例2:Did you watch that movie from the beginning to the end without me?(私抜きで最初から最後までその映画を観たの?)
finish up 終わらせる
- 時間 :1時間09分12秒
- シーン:クリスとクリストファーがダイナーで食事中、アメフトの試合観戦にいこうかと話しています。
Christopher:Are you sure?(絶対?)
Chris:Possibly.(たぶんだ。)
Christopher:Really?(本当?)
「finish up」は「終わらせる、仕上げる」という意味で、食事や作業を完全に終わらせる場面などで使われます。
例1:We’re planning on finishing up this painting by the end of this month.(今月末までにこの絵を仕上げる予定です。)
例2:If you don’t finish up your plate in 10 minutes, I’ll clean it up, okay?(もし10分以内に食べ終わらないなら、片付けるからね、分かった?)
take for granted 当たり前のことと思う
- 時間 :1時間11分15秒
- シーン:クリスとクリストファーがリボン氏の家を訪ねます。
Mr. Ribbon:Little bit.(ちょっとはね。)
Chris:I want you to know that I do not take that for granted.(当たり前だと思っていないことを知って頂きたくて。)
「take for granted」は「当たり前のことと思う、ありがたみを忘れる」という意味です。
例1:So much that used to be taken for granted is now mostly gone.(当たり前だと思われていた多くは、今はもうほとんどありません。)
例2:I try to treasure all the small moments that most of people don’t really see or take for granted.(ほとんどの人が見ない、当たり前だと思っている小さな瞬間を大切にしようと心掛けています。)
sit back 深く座る
- 時間 :1時間12分39秒
- シーン:リボン氏の車に乗り込む時にクリスが蜂に刺されます。
Christopher:Does it hurt?(痛い?)
Chris:Christopher, I’m fine.(クリストファー、平気だ。)
Christopher:Let me see.(見せて。)
Chris:Christopher, sit back. Sit back.(クリストファー、深く座って。ちゃんと座って。)
「sit back」は「深く座る、ちゃんと座る」という意味です。
動作として深く腰掛けるときに使われますが、そこから派生して【ゆっくり休む、何もしないでくつろぐ】のニュアンスでも使われます。
「take it easy(気楽にいこう)」と同じ意味で使われることもあります。
例1:One of my favorite things to do in this season is just kind of sit back and watch the kids playing in the backyard.(この季節にするお気に入りは、ゆったり座って裏庭で遊んでいる子供たちを見ることだ。)
例2:Don’t be too hard on yourself. Just sit back and take your time.(自分に厳しくしすぎないでね。ゆっくり腰掛けて、自分のペースでね。)
broke 破産した
- 時間 :1時間16分22秒
- シーン:税金の請求が来て、クリスが確認の電話をしています。
「broke」は「破産した、一文無しの」という意味の形容詞です。
「I’m broke.(私は破産した。)」「He’s broke.(彼は破産した。)」のように【 S + V + C 】の形で使われます。
破産まではいかないが、お金が少ない状況のときは「short of money(お金が少ない)」が使われます。
例1:I was broke back then. I borrowed tons of money from my old friends.(あの時、破産していた。古い友人からたくさんのお金を借りていた。)
例2:
A:Do you wanna go out for a beer or two with me tonight?(今夜、僕とビール飲みに行きませんか?)
B:Sorry, I’m a little short of money. Maybe next time?(ごめんなさい。ちょっとお金がなくて。今度はどうですか?)
映画「幸せのちから」のあらすじ
遂には妻が出て行き、家を追い出され、貯金も底をついてしまいます。
そんなクリスが最後に選んだ道は一流証券会社へ入社すること。
しかし6ヶ月の無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。
愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まるが、、、
映画「幸せのちから」を観られる動画配信サービス
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