「餅は餅屋」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
意味:その道のことはやはり専門家が一番である。
- Every man knows his own business best.
- One should go to specialists for the best results.
- Better leave it to the specialist.
Every man knows his own business best.
- 直訳:誰でも自分の仕事を一番よく知っている。
- 意味:その仕事をしている人が、その仕事のことを一番分かっている。
- 用語:own:自身の、自分自身の
解説
「餅は餅屋」と同じ意味の英語のことわざはなく、こちらは似た意味の表現になります。
「誰でも自分の仕事を一番よく知っている。」という意味から、何事も専門家が一番よく知っているという意味の「餅は餅屋」に近い表現になります。
「Every specialist has his own strong point.(専門家は誰でも得意な分野を持っている。)」と言い換えられることもあります。
One should go to specialists for the best results.
- 意味:最善の結果を得たいならば、専門家のところへ行くべきだ。
- 用語:specialist:専門家、専門医 / result:結果、成果
解説
こちらも英語のことわざではなく、「餅は餅屋」に似た意味の表現になります。
主語の「one」には、「専門家のところへ行く必要のある人」が当てはまります。
「specialist」の代わりに「expert(専門家、熟練者)」が使われることもあります。
Better leave it to the specialist.
- 直訳:専門家に任せた方がよい。
- 意味:専門家が一番よく分かっている。
- 用語:leave:~を任せる、~を残す
解説
「餅は餅屋」とは、餅は餅屋がついたものが一番美味しいように、物事はその道の専門家に任せるのが一番であるという意味です。
この表現は「専門家に任せた方がいい」の意味から「餅は餅屋」と同じ意味の「専門家に任せるのが一番だ」の意味合いになります。
ここでの「better」は「had better(〜した方がいい)」の省略形で「should」よりも強めの意味を持ちます。
親しい間柄では日常的によく使われる表現ですが、目上の人やあまり親しくない人には使わないように気をつけましょう。
この表現で使われている「leave (( something )) to (( someone ))」はよく使われる表現で、「〜に〜を任せる」という意味になります。
「餅は餅屋」の英語表現について解説しました。
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