このページでは、映画「ターミネーター」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ターミネーター」は未来からやって来たヒト型アンドロイドの姿を描いた、日本でも定番のSFアクション映画です。アクション映画の中でも英会話のシーンが多く、難しい英単語もあまり出てこないので気楽に楽しめ、英語学習におすすめの映画のひとつです。
- come with 〜と一緒に来る
- rip off 剥ぎ取る
- lately 最近
- put out 消す
- identical 同一の
- make … out of 〜から … を作る
- in a public place 公共の場で
- be shot 撃たれた
- from one’s point of view 〜の観点から
- there’s no doubt 何の疑いもない
- capture 捕らえる
- I’m afraid … 残念ながら
- stretch out 横たわる
- puke 吐く
- die for 〜したくてたまらない
- disappointed 失望した
- old enough 十分大人な
- affect 影響する
- 映画「ターミネーター」のあらすじ
- 映画「ターミネーター」を観られる動画配信サービス
come with 〜と一緒に来る
- 時間 :13分10秒
- シーン:サラが客のもとへ食事を運びます。
Customer 1:I ordered Barbecue Beef.(俺はバーベキュービーフを頼んだぞ。)
Customer 2:Does mine come with fries?(私のはポテトと一緒に来ますか?)
「come with」は「一緒に来る」という意味です。
レストランやダイナー等、外食をする場面で頻繁に使われる表現です。
例1:It comes with mayo and ranch sauce on the side.(マヨとランチソースが別添えで一緒に来ます。)
例2:The dish I orderd came with this fancy plate and even flowers on it.(私が頼んだ食事はおしゃれなお皿と一緒に、お花まで添えて出てきました。)
rip off 剥ぎ取る
- 時間 :21分31秒
- シーン:サラが電話に出ます。
「rip off」は「剥ぎ取る、裂く」という意味です。
衣服を破ったり、紙をちぎったりという場面で使われます。
他にも「rip off」には「ぼったくる」という意味があり、騙された時や不利な取り引きを受けた際に使われる表現です。
名詞の「ぼったくり」は「rip-off」と表します。
例1:We don’t need those used stamp cards anymore, you can just rip them off and throw them out.(その使用済みのスタンプカードはもういらないから、破いて捨てていいよ。)
例2:I got ripped off when I was in France! I didn’t realize that wasn’t a fair deal at that time.(フランスにいた時、ぼったくりに遭ったよ。その時は公平な取り引きじゃないって気付かなかったんだ。)
lately 最近
- 時間 :23分41秒
- シーン:サラがジンジャーにパグズリーはどこか聞きます。
Ginger:No, not lately. Did you check messages?(ううん、最近見てないわ。留守番電話はチェックした?)
「lately」は「最近、近ごろ」という意味の副詞です。
「最近」という意味の単語は「lately」以外にも以下のようなものがあります。
- lately:過去から現在の間のある期間で起こった事に対して
- recently:過去から現在の間のある時点で起こった事に対して
- these days:個人的な事柄に対して(カジュアル)
- nowadays:世間で起こっている事に対して(フォーマル)
例1:How have you been lately?(最近調子はどう?)
例2:I have recently gotten a kitty myself.(最近子猫をもらったの。)
put out 消す
- 時間 :25分21秒
- シーン:ルータネントが署に帰ってきます。
Lieutenant:Mm-hmm.(うん。)
Detective:I put a cigarette out in it.(その中でタバコを消しました。)
「put out」は「消す」という意味です。
ここで対象になるのは、火や明かりやキャンドルで【削除する】という意味合いの「消す」ではありません。
同義語は「blow out」や「extinguish」です。
例:Don’t forget to put out the fire before you go out.(外出する前に火を消すのを忘れないで。)
identical 同一の
- 時間 :26分51秒
- シーン:バーでサラがニュースに目を向けます。
Newscaster:Incredibly, the names of the two victims are virtually identical.(信じられませんが、2人の被害者の名前はほとんど同一です。)
「identical」は「同一の、等しい」という意味の形容詞です。
「identical twin(一卵性双生児)」は非常によく使われる単語です。
ちなみに「identical twin」の対義語は「fraternal twin(二卵性双生児)」です。
例:Until her identical twin Rose died, the two traveled the world together.(彼女の双子のローズが死ぬまで、2人は一緒に世界を旅行しました。)
make … out of 〜から … を作る
- 時間 :30分41秒
- シーン:パグズリーが棚から落ちてきます。
「make … out of」は「〜から … を作る」という意味フレーズです。
make の後ろには【作られるもの】、out of の後ろには【材料】がきます。
例1:You can’t make something out of nothing.(ゼロからは何も作れない。)
例2:That table is made out of old unused shelves.(そのテーブルは古い使われていない棚から作られている。)
in a public place 公共の場で
- 時間 :33分32秒
- シーン:サラが警察に助けを求めて電話をします。
Lieutenant:But stay visible. Don’t go outside or even to the rest room.(でも見えるところにいなさい。外へ出ないで、トイレにも行かないで。)
「in a public place」は「公共の場」という意味です。
他にも「public」を含んだ単語は以下のようなものがあります。
- public acknowledgment (表彰)
- public area(共用エリア)
- in public (公然と)
ちなみに「public」の対義語は「private(私的な、個人的な)」です。
例:You guys shouldn’t do such things in a public place.(君たち、公共の場でそんなことするべきじゃないよ。)
be shot 撃たれた
- 時間 :38分52秒
- シーン:リースとサラが車に乗って逃げます。
Sarah:No!(いいえ。)
「be shot」は「撃たれた」という意味です。
動詞の「shoot(撃つ、射殺する)」の受動態です。
似た表現には、このシーンでも使われている「be injured(ケガをした、傷つけられた)」「be wounded(傷ついた、傷を負った)」などがあります。
例:He got shot three times during the war.(その戦争の間、彼は3回撃たれた。)
from one’s point of view 〜の観点から
- 時間 :42分32秒
- シーン:リースがサラに自分は未来から来たと伝えます。
Reese:One possible future. From your point of view … I don’t know tech stuff.(君の観点からすると … 可能性としての未来だ。俺はテクノロジーのことは無知だ。)
「from one’s point of view」は「〜の観点から」という意味のフレーズです。
one’s には所有格が入りますが、以下の単語に置き換えることもできます。
- from every point of view(全ての観点から)
- from another point of view(別の観点から)
- from one point of view (1つの観点から)
- from that point of view(その観点から)
例:We shouldn’t go any further from my point of view.(私の観点からすると、これ以上先には進まない方がいい。)
there’s no doubt 何の疑いもない
- 時間 :50分53秒
- シーン:サラが警察署でジンジャー達が殺されたと聞かされます。
Lieutenant:No. They’ve been identified, and there’s no doubt.(いや、彼らと一致したよ、何の疑いもなくね。)
「there’s no doubt」は「何の疑いもない、に違いない」という意味です。
there’s が省略されて「no doubt」と言われることや、「without doubt」と表されることもあります。
例1:There is absolutely no doubt that she isn’t a murderer.(彼女が殺人犯じゃないことに、全く疑いはない。)
例2:
A:I heard they broke up last week.(先週彼ら別れたって聞いたよ。)
B:There is no doubt that it’s on him.(彼のせいに違いないね。)
capture 捕らえる
- 時間 :53分53秒
- シーン:リースが取調べを受けています。
Dr. Silberman:Is that when you captured the lab complex and found that … uh, what is it called?(それは研究所を捕らえた時に見つけたんだね … あー、何て名前だったかな?)
「capture」は「捕らえる、掴む、捕虜にする」という意味の動詞です。
「catch」にも同じ意味がありますが、「capture」は捕獲されるもの・人の意思に反する捕獲を意味します。
写真やビデオで、予期せぬ瞬間を捕らえることができたという場合にも「capture」が使われます。
例1:She captured all the men’s hearts.(彼女は全ての男たちの心を捕らえた。)
例2:I caputured the best moment of the sunrise!(日の出の最高の瞬間を捕らえたよ!)
I’m afraid … 残念ながら
- 時間 :56分43秒
- シーン:リースの取調べのビデオをみんなでチェックしています。
Reese:Then why am I talking to you?(じゃあなぜ俺はお前と話しているんだ?)
「I’m afraid …」は「残念ながら、恐れ入りますが」という意味です。
形容詞の「afraid」には「恐ろしい、怯えた」という意味がありますが、その意味で使う場合には「I’m afraid of … 」のように前置詞の of と一緒に使われます。
このシーンのように「残念ながら、恐れ入りますが」の意味で使われる場合には、afraid の後に that節(that + S V )や不定詞(to + 動詞の原形)がきます。
例1:I’m afraid to say that your flight has been canceled due to the engine trouble.(恐れ入りますが、あなたのフライトはエンジントラブルにより欠航となりました。)
例2:I’m afraid that your laptop is beyond repair.(残念ながら、あなたのパソコンは修理不能です。)
stretch out 横たわる
- 時間 :58分53秒
- シーン:ルータネントがサラにソファで少し眠るように促します。
Lieutenant:It’ll be at least an hour before your mother gets here from Big Bear.(お母さんがビッグベアーからここへ来るまでは最低1時間はかかる。)
「stretch out」は「横たわる、伸び広がる」という意味です。
動詞の「stretch」には「伸びる、伸ばす、張る」などの意味があります。
伸縮性があるものを「stretched out」と表します。
例1:My cat streched out on the floor when I got home.(私が家に帰った時、猫が床の上で横たわっていた。)
例2:Look at this chesse! It’s so stretched out!(このチーズを見て!すごい伸び広がるよ!)
puke 吐く
- 時間 :1時間06分54秒
- シーン:サラが怪我をしたリースの手当てをします。
Sarah:Oh, this is going to make me puke. Would you just talk about something?(うわ、吐きそう。何でもいいから話してくれない?)
「puke」は「吐く」という意味の動詞です。
同義語は「throw up」「vomit」などがあります。
例:I think I’m gonna puke. Would you take me to the bathroom?(吐きそう。トイレに連れて行ってくれない?)
die for 〜したくてたまらない
- 時間 :1時間15分54秒
- シーン:サラとリースがモーテルの一部屋を借ります。
「die for」は「〜したくてたまらない、切望する」という意味です。
「I’m dying for」「 ((something)) to die for」の形で使われることが非常に多いです。
直訳すると「〜の為に死ぬ」で、死ぬほど切望している状態を表します。
例1:Their doughnuts are to die for.(彼らのドーナツは食べたくてたまらないものです。)
例2:I’m dying for going to karaoke! I haven’t gone there for too long since the pandemic started.(カラオケに行きたくてたまらない!流行病が始まってから、長いこと行ってないよ。)
disappointed 失望した
- 時間 :1時間19分44秒
- シーン:サラがリースに話しかけます。
Sarah:Some legend, huh? You must be pretty disappointed.(伝説の人だなんて、失望したでしょう。)
「disappointed」は「失望した、当てが外れた、がっかりした」という意味の形容詞です。
同じような意味の単語は「discouraged」「sad」「frustrated 」などがあります。
例1:We’re disappointed at the results of exam.(私たちは試験の結果に失望した。)
例2:I wouldn’t be disappointed if I were served this dish.(この料理を提供されても、がっかりはしないだろう。)
old enough 十分大人な
- 時間 :1時間40分56秒
- シーン:サラが息子に向けてテープにメッセージを録音しています。
Sarah:They’re more for me at this point, just so that I can get it straight.(このテープは今の時点では私の為ね、整理ができるから。)
「old enough」は「十分大人な」という意味で、この【形容詞 + enough 】の形はとても頻繁に使われます。
old は以下のような単語に置き換えることができます。
- good enough to hire(雇うのに十分良い)
- big enough to fit in(合わせるのに十分大きい)
- smart enough to go to college(大学へ行くのに十分賢い)
例:He’s old enough to retire but he still wants to work.(彼は退職するのに十分な歳だが、まだ働きたい。)
affect 影響する
- 時間 :141分36秒
- シーン:サラが赤ん坊の父親はリースだと録音しています。
Sarah:Will it affect your decision to send him here, knowing that he is your father?(彼が父親だと知っていたら、彼をここに送る決断に影響するかしら?)
「affect」は「影響する、影響を及ぼす」という意味の動詞です。
「effect(効果がある、もたらす)(効果、効き目)」とよく混乱されがちなので、違いに気を付けましょう。
「affect」は比較的、マイナスの意味合いで使われることが多いです。
プラスの意味での「影響を与える」には「influence」が適切なので、注意しましょう。
例:Does the amount of rain affect the growth of crops?(雨の量は作物の成長に影響しますか?)
映画「ターミネーター」のあらすじ
1984年、ターミネーターと呼ばれる人型の殺人機が2029年の未来からやってきます。
未来では機械軍と人類の果てしない戦争が続いていました。
機械軍は人類のリーダー、ジョン・コナーを抹消する為にジョンの母親を殺そうと過去にターミネーターを送ります。
いかなる攻撃でも死なない人型殺人機・ターミネーター。
果たして闘いの勝利の行方は … 。
映画「ターミネーター」を観られる動画配信サービス
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