「弱り目に祟り目」を英語で言うと?

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弱り目に祟り目」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

弱り目に祟り目
 意味:困っている状況や悲惨な状況においてさらに困り事や不幸・災難が舞い込んでくる。

  • It never rains but it pours.
  • Misfortunes never come singly.
  • Bad things come in threes.

It never rains but it pours.

  • 直訳:土砂降り以外の雨は決して降らない。
  • 意味:雨が降るとなると、土砂降りになる。

解説

この表現は、直訳すると「雨が降るだけでも十分嫌なのに、土砂降りになって二重の災難だ」という意味で、日本語の「弱り目に祟り目」に相当することわざです。
「泣きっ面に蜂」、「二度あることは三度ある」と訳されることもあります。

Misfortunes never come singly.

  • 直訳:不幸は一つだけで来ることはない。
  • 意味:ひとつ不幸がくると、他にも不幸がやってくる。
  • 用語:misfortune:不運、災難、災い / singly:単独で、別々に

解説

こちらは英語のことわざとして知られており、「不幸は一つだけで来ることはない。」ことから、「困っている状況に更に災難が起こる」という意味の「弱り目に祟り目」と同じ意味になります。
「misfortune」を使った同じような言い換え表現は、他にも以下のようなものがあります。

  • 「One misfortune rides upon another’s back.(不幸は他の不幸の背中に乗ってくる。)」
  • 「Misfortunes always come in pairs.(不幸はいつもセットでやってくる。)」
  • 「One misfortune calls another.(不幸は他の不幸を呼ぶ。)」

Bad things come in threes.

  • 直訳:物事には悪いことが三度ずつある。
  • 意味:悲惨な状況に更に悪いことが起こる。

解説

なにか悪いこと(大きな事件・災害など)が起きると、その後にも同様のことが連続して起きるという「弱り目に祟り目」の意味で使われる英語表現です。
「bad things」の代わりに「troubles」が使われることもあり、「二度あることは三度ある」の意味でも使われる表現です。
 
 
 
弱り目に祟り目」の英語表現について解説しました。
 
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