ネイティブキャンプは、初心者でも気軽に始められるサービスと聞きますが、「いきなり外国人とマンツーマンは緊張する」「喋れなくて講師に呆れられたりしないかなぁ?」と、本当に初心者でも大丈夫なのか不安になりますよね。
この記事では、ネイティブキャンプユーザーである私が、ネイティブキャンプで初心者が失敗しないための対策や初心者におすすめの教材、フリートークの仕方、初心者が上達するコツなどについてお伝えします。
ネイティブキャンプで初心者が失敗しないための7つの対策
ネイティブキャンプのレッスンを初心者がうまく乗り切るためには、大きく分けて、
- 講師選び
- 教材選び
- いざという時の対策
が大切なポイントとなります。具体的に以下の7つの対策を講じるとよいでしょう。
- 1.「子ども対応可」の講師を選ぶ
- 2. 講師検索時にユーザー評価やコメントをチェックする
- 3. レベル1か2の教材を選ぶ
- 4. 25分フルでレッスンを受けなくてOK
- 5. レッスン前に自己紹介を考えておく
- 6. レッスン中に必ず聞かれる質問はこれ
- 7. レッスン環境が悪い時はレッスンを切り上げる
これら7つの対策についてそれぞれ具体的に見ていきますね。
対策1.「こども対応可」の講師を選ぶ
講師を検索する際、特徴で絞って講師を検索できますが、ネイティブキャンプには「初心者向け」という選択肢がありません。
そこで使えるのが、「こども対応可」という選択肢。
こども向けの講師は、話すスピードをゆっくりしてくれたり、褒めながらこちらが理解するまでしっかり教えてくれるので、大人の初心者にもぴったりです。
対策2. 講師検索時に生徒の評価やコメントをチェックする
講師を探す際にもう1つ、生徒の評価やコメントをチェックすることをおすすめします。
その理由は、「こども対応可」の講師でも、実はあまり子どもの指導に慣れておらず、早口だったり、間違いを指摘してくれないタイプの講師もいるからです。
「初心者にも優しく教えてくれた」「間違いを丁寧に指摘してくれた」などのコメントがある講師は良いレッスンを受けられる可能性が高いです。
対策3. レベル1か2の教材を選ぶ
ネイティブキャンプは教材の種類が多く、面白そうな教材がたくさんありますが、まずは自分のレベルで絞って探すことがポイントです。
初心者には、レベル1または2が対応しています。
また、教材は必ず中身を確認しましょう。
さっと見て、ある程度理解できる内容のものを選ぶのがポイントです。
初心者におすすめの教材は後ほどご紹介します。
対策4. 25分フルでレッスンを受けなくてOK
初心者にまず大切なことは「レッスンを続けること」なので、レッスン時間は無理なく続けられる長さに調節しましょう。
教材を最後までやろうと思うと25分フルで必要ですが、これまで英語に触れていなかった初心者がいきなり25分も英語漬けになると、頭がパンパンになってしまいますよね。
ネイティブキャンプはレッスン時間を5〜25分の間で調節できるので、25分が長いと思ったら15分や20分など、自分に丁度いい長さを見つけてみてください。
対策5. レッスン前に自己紹介を考えておく
ネイティブキャンプではレッスンを予約する際、自己紹介をするかしないか選択出来るのですが、初心者は必ず自己紹介をすることをおすすめします。
そして、自己紹介で何を言うかレッスン前に考えておくと安心です。
内容は、
- 名前(例:I’m 〇〇.)
- 住んでいるところ(例:I live in Tokyo, Japan.)
- 趣味(例:My hobby is watching movies. / I like watching movies.)
- 仕事(例:I work in the sales department.)
など、簡単なことのみで大丈夫です。
対策6. レッスン中に必ず聞かれる質問はこれ
レッスン中、講師に必ず聞かれる質問があります。それは、
「Do you have any questions?(何か質問はありますか?)」
です。質問したいことがある場合は、わからないところを伝えればOKです。
特に質問がない場合、シンプルに
と答えても大丈夫ですが、他にも
などカジュアルな言い方もあるので使ってみましょう。
また、何を言ったらいいのかわからない時は、レッスン画面右側にある「お助けフレーズ」を使ってみるのもありです。
この他にもレッスン中に役立つフレーズを知っておきたいという方は、以下の記事でまとめてあるので参考にしてみてくださいね。
>>オンライン英会話のレッスンで役立つ英語フレーズ100選【初心者向け】
対策7. レッスン環境が悪い時はレッスンを切り上げる
講師によっては通信環境があまり良くなく、声が途切れ途切れになったり、映像と音声がズレてしまったりする時があります。
そんな時は我慢しながらレッスンを続けるよりも、レッスンを切り上げてしまった方がいいです。
切り上げたい時は、
(接続が悪いので、よく聞こえません。)
(申し訳ないのですが、今レッスンを切り上げたいです。)
と言えば大丈夫です。
我慢せず、ネイティブキャンプのレッスン受け放題の利点をうまく活用してくださいね。
ネイティブキャンプの初心者におすすめの教材
ネイティブキャンプには14種類のコースと27種類もの教材がありますが、その中でも英語初心者におすすめしたいコースや教材をピックアップします。
初心者の教材選びのポイントは、基礎を学びながら英会話も練習できる内容になっていることです。
どの教材を選ぶべきか迷っている方は参考にしてみてください。
初心者コース
初心者コースは、全部で22のレッスンで構成されている初心者向けのカリキュラムです。
レッスンで必要な挨拶や自己紹介をはじめ、英語の基本となるSVCやSVOの構文、5W1Hの疑問文の作り方など、最もベーシックな部分を練習することができます。
中学1年生の英語からやり直したいという方は、まずここから始めましょう。
日常英会話初級コース
日常英会話初級コースは、全部で71レッスンあり、レベル2〜5が対象になったカリキュラムです。
初心者コースはちょっと簡単すぎるという方はここから始めるのがおすすめです。
文法やスピーキングをミックスさせたカリキュラムなので、バランスよく学ぶことができます。
発音コース
発音コースは、日本人が苦手な発音を特訓できるので、カタカナ英語から脱却したい、という方におすすめの教材です。
レベル3〜10までが対象で、初級・中級・上級と分かれています。
発音だけでなくリーディングの練習にもなるので、他のコースや教材と組み合わせて使うのがおすすめです。
SIDE by SIDE コース
「SIDE by SIDE」は、全世界で使用されているベストセラーの初級者用英語教材です。
一見、普通の教科書みたいですが、文法、語彙、リーディングだけでなく、リスニング、発音、スピーキングなど、英会話に必要なスキルをバランスよく学べる構成になっています。
定番の教材が無料で使用できるのがありがたいですね。
文法
言語を学ぶ時にどうしても無視できないのが「文法」です。
文法は中学や高校でやってるから大丈夫だと思っていても、その知識が実際の英会話に活かされていなければ意味がありません。
ネイティブキャンプの文法教材は、文法を使った会話に重点をおいているので、文法の定着に効果的です。
初心者コースや日常英会話初級コースを選べば、その中にこの文法教材が含まれているのですが、個別に教材を選ぶ場合は、ぜひ取り入れるようにしてください。
異文化コミュニケーション
異文化コミュニケーションは、お正月やクリスマスなど、年中行事を通して日本の文化を紹介する練習をしたり、海外の文化を学んだりする教材です。
日本の文化を英語で説明しようとすると、単語が出てこなかったり、そもそもその文化についてよく知らなかったりして、言葉に詰まってしまうことがよくあります。
外国人との会話でお互いの文化について話すことはよくあることなので、この教材の内容は必ず役に立つでしょう。
メインで使うコースや教材の応用編として使うのがおすすめです。
ネイティブキャンプで初心者がフリートークをしても大丈夫?
ここまで初心者におすすめの教材についてご紹介しましたが、ネイティブキャンプでは教材を使ったレッスン以外にも、フリートークのレッスンがあります。
そこで次は、フリートークのレッスンが初心者にとってどうなのかお伝えします。
フリートークは意外に難しい
フリートークと聞くと、講師と自由に話せて楽しそうに思えるかもしれませんが、初心者にはレベルが高いです。
なぜなら、初心者は知っている単語や表現が少なく、言いたいことが言えず会話が続かないからです。
インプットがないのに、頑張ってアウトプットをしようとしている感じですね。
初心者には、インプットをしっかりしながらアウトプットの練習もできる、教材を使ったレッスンの方が向いています。
挑戦したい場合は「フリートークが得意」な講師を探そう
とは言うものの、ネイティブキャンプはレッスン時間を5〜25分の間で調節できるので、まずは5分からフリートークに挑戦してみるのもありです。
フリートークをしたい場合、講師を検索する時に先ほどご紹介した「こども対応可」に加え、「フリートークが得意」という特徴を選択して講師を探すようにしましょう。
また、フリートークのトピックは、自分の好きなことや趣味、得意分野を選ぶのがポイントです。
自分の得意分野であれば知っている単語も多く、それだけで会話が続きますし、講師とコミュニケーションを取りやすいです。
しかし、どんなに好きでも大学で学ぶような専門分野は避けましょう。
専門分野について話そうとすると、単語だけでも難しいですし、説明が複雑になってまず英語が出てこなくなります。
ネイティブキャンプで初心者が効果的に上達する9つのコツ
ネイティブキャンプのレッスンの進め方や教材については理解できたかと思いますが、ネイティブキャンプで初心者が上達するにはどうすればいいのでしょうか?
ポイントとなるのは、
- 英語学習のモチベーションを下げないこと
- レッスン以外の時間も勉強すること
です。そのためのちょっとしたコツを9つご紹介します。
コツ1 途切れても再開して、毎日継続する
語学力は短期間で伸びるものではなく、毎日コツコツ続けて数ヶ月後にやっと成果を実感するような時間のかかるものなので、とにかく毎日続けることが大切です。
ネイティブキャンプは自分に都合がいい時にいつでもレッスンを受けられるので、他のことを優先して後回しにした結果レッスンをする時間がなくなってしまったり、「今じゃなくてもいいか」とついサボりがちになることもあります。
しかし、そうやってできない日が続いたとしても、必ず再開し、1日5分でもいいので毎日継続していきましょう。
- 思い立った時にパッとレッスンを済ませてしまう
- 毎日レッスンする時間を決めてしまう
- パソコンを開いたらまずレッスンをする
など、自分が継続しやすいマイルールを作るのもおすすめです。
コツ2 自分の英語力を可視化する
自分の実力をテストなどで可視化すると、次に目指す目標がわかり、自然とモチベーションが上がります。
TOEICや英検を受験して確かめるのが一番ですが、ネイティブキャンプには月1回無料で英語レベルを判定してくれる「マンスリースピーキングテスト」と呼ばれるものがあるので、これを受けてみるのもおすすめです。
ネイティブキャンプのアプリを使った5分で終わるテストなので、毎月の実力確認とモチベーション維持に活用しましょう。
コツ3 予習・復習をする
レベルを問わず、レッスンの予習・復習をしっかりすると、学んだことの定着率はグンと上がります。
がっつり学習する時間がない方は、移動中の電車の中や休憩時間を使うのもおすすめです。
ネイティブキャンプの公式アプリはレッスンの受講だけでなく、教材やレッスン履歴の閲覧もできるので、予習・復習もしやすいです。
コツ4 わからない時は何回でも聞き返す/リフレーズする
レッスン中、わからないことはスッキリ解決できるまで何回でも聞き返してOKです。
「講師をうんざりさせてしまうのでは?」などと心配する必要はなく、自分のためのマンツーマンレッスンなので積極的に自分を出しましょう。
また、講師が教えてくれたことを理解できたら、「それってこういうことだよね?」と自分の言葉で理解したことを説明してみるのも効果的です(リフレーズ)。
講師から質問されたことにただ答えるだけでなく、自分から質問や説明をするなど、自発的に英語を喋ろうとする姿勢が上達の秘訣です。
コツ5 思い浮かばない単語はGoogle検索で「〇〇+英語」で見つける
言いたいことが英語で思い浮かばない、これって英語でなんて言うんだっけ?という時は、「〇〇(思い浮かばない文章や単語) 英語」でGoogle検索して、すぐに解決する癖をつけましょう。
その方が理解度も学習効率も上がります。
注意点として、特に文章を検索する場合、複数のサイトを参考にした方がいいです。
検索結果の一番上に出てくるGoogle翻訳だけだと変な英語になっていることがあるので、下に出ているいくつかのサイトを確認するようにしましょう。
他社になってしまいますが、DMM英会話の「なんてuKnow?」は検索時によく出てくるサイトです。
英語の専門家やネイティブが答えてくれているので、信頼性が高くおすすめですよ。
コツ6 同じレッスンを違う講師でもう一度受ける
レッスンを受けたけど、いまいち理解できなかったと感じたら、同じレッスンを違う講師でもう一度受けてみるのもおすすめです。
同じ内容をもう一度誰かと確認することで、自分のわからなかった部分が明確になります。
わからない部分は解決してから次に進むのが上達する1つのポイントです。
コツ7 合わない講師とはレッスンを続けなくてOK
ネイティブキャンプは、自分のレッスンをしたいタイミングで空いている講師を見つけるので、期待するような指導をしてくれない講師と当たってしまうこともたまにあります。
そのため、レッスンが始まって「この講師はいまいちだな」と感じたら、レッスンを切り上げてOKです。
合わない講師から学べることは少ないでしょうし、その時間で新たに良い講師を見つけてレッスンをした方が何倍も効果があります。
コツ8 自習コンテンツを活用する
ネイティブキャンプはレッスン以外の自習で使える無料コンテンツも充実しており、初心者の方でも利用しやすいものばかりです。
特に、リーディング・リスニング・シャドーイング・サマライズができる学習システム「読む・聞くコンテンツ」は、初心者でも理解できるレベルの書籍やオーディオが数多くあるので、ぜひ活用してみてください。
コツ9 レッスン以外でも毎日英語に触れる
語学力は、その言語に触れている時間数に応じて上達していきます。
そのため、洋楽を聞く、洋画や海外ドラマを字幕付きで観る、英語のニュースを読む、英語のYouTubeを観るなど、何でもいいのでレッスンや自習以外にも英語に触れる時間を作りましょう。
無理にやっても続かないので、自分の好きなコンテンツを選ぶことがポイントです。
以下の記事では、ネイティブキャンプのレッスンをより効果的にする使い方や勉強法についてより詳しくまとめているので、参考にしてみてください。
>>ネイティブキャンプの効果的な使い方とおすすめの教材は?上達する勉強法も解説
ネイティブキャンプが初心者に向いている4つの理由
ここまで、ネイティブキャンプの初心者向けの対策やおすすめ教材などについてお伝えしてきましたが、そもそもネイティブキャンプは初心者に向いているサービスといえるのでしょうか?
私はオンライン英会話の中でもネイティブキャンプは初心者に向いていると思っていて、その理由は以下の4つです。
- 1. 初心者向けのコースや教材、サポートが充実している
- 2. 教材の内容がしっかりしていて、講師による差が生まれにくい
- 3. 初心者でも安心の使いやすいシステム
- 4. 無料体験が7日間と長い
それぞれ詳しく説明しますね。
理由1 初心者向けのコースや教材、サポートが充実している
初心者向けのコースや教材が充実しているのは先ほどもお伝えしましたが、事前にテキストを用意する必要がないのは初心者にとってもメリットですよね。
また、ネイティブキャンプはコース(カリキュラム)があるので、何から手をつけたらいいかわからない初心者でも、コースを選べばバランスよく英会話力を鍛えられるようになっています。
さらに、月1回無料で受けられる日本人カウンセラーによるカウンセリングで、学習の仕方や教材選びの相談ができるのも初心者にはありがたいサポートです。
理由2 教材の内容がしっかりしていて、講師による差が生まれにくい
ネイティブキャンプの教材には、
- ディスカッションや質疑応答などで模範解答が用意されている
- ネイティブによる音声で、発音や音読の練習ができる
など、独自の工夫があります。
同じ教材でも、講師が変わると教えてくれることにばらつきがあったり、発音の訛りや通信状況などで正しい発音なのかわからなかったりしますが、ネイティブキャンプは講師による差があまり生まれないよう、上記のような工夫をして教材が作り込まれています。
レッスンのクオリティがある程度保たれ、初心者でも正しい内容を学ぶことができるので安心ですよね。
理由3 初心者でも安心の使いやすいシステム
ネイティブキャンプは独自システムを使ってレッスンをしますが、初心者に優しい機能がいっぱいです。
具体的には、
- レッスン中、困った時に使える「お助けフレーズ」がある
- レッスン画面のチャットに翻訳機能がついている
- スマホ・タブレットの場合はアプリ内で講師検索、そのままレッスンができる
などです。
特にアプリの使いやすさは、オンライン英会話の中でもトップクラスです。
理由4 無料体験が7日間と長い
初心者だと、まずレッスンを継続できるか無料体験中に検討したいところですが、他社のように2回の体験レッスンだけだと正直よくわからないですよね。
ネイティブキャンプは7日間無料でレッスン受け放題なので、自分に合うサービスなのか、続けていけそうかしっかり検討できます。
ネイティブキャンプは初心者に優しい工夫がいっぱい
この記事では、ネイティブキャンプで初心者が失敗しないための対策や初心者におすすめの教材、フリートークの仕方、初心者が上達するコツなどについてお伝えしました。
ネイティブキャンプは、一見価格重視のサービスに思われがちですが、教材、学習サポート、システムに至るまで、初心者ユーザーでも利用しやすいようたくさん工夫をしているんですね。
この記事を読んで少しでも不安を解消できた方は、ぜひ無料体験レッスンに挑戦してみてくださいね。
\7日間の無料体験!24時間何回でも受講可能/
ネイティブキャンプ全体の特徴や基本情報については以下のリンクからご覧ください。
>>ネイティブキャンプの特徴および基本情報