「百聞は一見に如かず」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【百聞は一見に如かず】
意味:人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見る方が確かであり、よくわかる。
意味:人から何度も聞くより、一度実際に自分の目で見る方が確かであり、よくわかる。
- A picture is worth a thousand words.
- Seeing is believing.
A picture is worth a thousand words.
- 直訳: 一枚の絵は千語に匹敵する。
- 意味:自分の目で見るものは、1000人から聞くものと同等に値する。
- 用語:worth:値する、価値がある
解説
自分自身で1枚の絵を見るのと、1000人の人からその絵についての言葉を聞くのは同等の価値がある、の意味から実際に自分で見た方がいいという意味の表現になります。
文頭の「A」を「One」に変えて「One picture is worth a thousand words.」とすることもあります。
「worth」は形容詞の中でも、後ろに名詞をとる形容詞です。(後ろに名詞をとるので前置詞としている辞書もあります。)
「worth」の後ろに、「visiting」のように動詞の-ing形の動名詞をとることもあります。
たくさんの言葉で説明するよりも、絵やイメージとして視覚で捉える方が早く効果的に伝わることを伝えている表現ですね。
Seeing is believing.
- 直訳:見ることは信じることだ。
- 意味:自分の目で見るものが信じられる確かなものだ。
解説
自分の目で見るまでは信じられない、つまり「百聞は一見にしかず」を意味します。
「To see is to believe.」と、to不定詞の形で表現されることもあります。
「百聞は一見に如かず」の英語表現について解説しました。
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