「壁に耳あり障子に目あり」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【壁に耳あり障子に目あり】
意味:隠し事をしようとしても、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからない。
意味:隠し事をしようとしても、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからない。
- Walls have ears.(Doors have eyes.)
- Fields have eyes, and woods have ears.
Walls have ears.(Doors have eyes.)
- 直訳:壁には耳がある。(扉には目がある。)
- 意味:隠し事をしようとしても、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからない。
解説
こちらは、古代ギリシャの逸話が元になっていると言われていることわざで、「壁に耳あり障子に目あり」とほぼ同じ表現です。
英語圏では「Walls have ears.」のみで使われることが多いです。
ちなみに、立ち聞きする人のことを英語では「a eavesdropper」と言い、このことわざとセットでよく使われる言葉なので、ついでに覚えておきましょう。
Fields have eyes, and woods have ears.
- 直訳:野原には目があり、森には耳がある。
- 意味:隠し事をしようとしても、どこでだれが見たり聞いたりしているかわからない。
解説
こちらは、イギリスで生まれたことわざです。
ヨーロッパの郊外に行くと、どこまでも続く農村の風景を目にすることがありますが、そんな誰もいないようなだだっ広い野原でも誰が聞いているかわからないから、隠し事には気をつけましょうという意味ですね。
ヨーロッパらしいランドスケープから生まれた表現だと言えるでしょう。
「壁に耳あり障子に目あり」の英語表現について解説しました。
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