「犬も歩けば棒に当たる」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【犬も歩けば棒に当たる】
意味:物事をしようとしている者は思いがけない災難にあう、または思いがけない幸運に出会う
意味:物事をしようとしている者は思いがけない災難にあう、または思いがけない幸運に出会う
- A flying crow always catches something.
- The dog that trots about finds a bone.
A flying crow always catches something.
- 直訳:飛んでいるカラスはいつも何かをつかまえる。
- 意味:物事をしようとしている者は思いがけない幸運に出会う。
- 用語:crow:カラス
解説
「犬も歩けば棒に当たる」は、
- 何かをしようとすれば、思わぬ災難に遭うことも多い(ネガティブ)
- 何かをしようとすれば、思わぬ幸運に出会うこともある(ポジティブ)
という2つの意味もありますが、こちらは後者のポジティブな意味を持ったオランダのことわざです。
ちなみに、カラスは英語圏では賢いイメージがあります。
The dog that trots about finds a bone.
- 直訳:駆け回る犬は骨を見つける。
- 意味:物事をしようとしている者は思いがけない幸運に出会う。
- 用語:trot about:駆け回る / bone:骨
解説
こちらもポジティブな意味で使われることわざです。
「犬も歩けば棒に当たる」とかなり近い表現ですね。
この言葉は、イスラエルの政治家ゴルダ・メイアの名言として知られています。
どちらの表現も「とりあえず行動すれば幸運が訪れることもある」という本来の意味に加え「行動しない限り幸運は訪れないから、行動することが大切だ」というメッセージも込められています。
「やってみないと何も始まらないから、とりあえずやってみたら?」と言いたい時に使えるフレーズですね。
「犬も歩けば棒に当たる」の英語表現について解説しました。
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