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映画「ズートピア」から学ぶ英会話

このページでは、映画「ズートピア」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ズートピア」は、肉食動物と草食動物が共存する大都市「ズートピア」を舞台に繰り広げられる、実際の社会問題をテーマに描いたお話です。警察が失踪者を探すというストーリーで、日常英会話に加えて「逮捕」「刑事」など少し難しい単語や英語表現を学べるのがおすすめポイントです。

no better way to 〜 than… 〜するためには…以上のことはない

Dad : You wanna talk about making a better place, no better way to do it than becoming a carrot farmer. (もし、より良い場所を作ることについて話したいなら、人参農家になる以上の方法はないさ。

no better way to  than…「〜するためには…以上のことはない」という意味です。使い方は、「to」の後に動詞を、「than」の後に比較対象を動名詞の形で置きます。
例:There is no better way to do it than studying. (勉強すること以上の方法はない。)

awesome 最高

Friend1:Wow, you got our tickets!(私たちのチケットだ!)
Friend2:You’re awesome, Judy!(最高だよ、ジュディ!)

「awesome」「最高」 を表現する単語です。日常英会話では非常によく使われます。
他の口語的に「最高」を表す言葉は以下のものがあります。合わせて使ってみましょう。

例:You won the contest? Holly, that’s awesome!(コンテストに勝ったのか?すごいな!)

hit the road 出発する

shop clerk:I don’t want any troubles here. So, hit the road.(トラブルはごめんだ。さあ、出てけ。

「hit the road」は直訳すると「道を叩く」ですが、「出発する」という意味になります。
例1:We have to hit the road not to be late for the class.(授業に遅刻しないために、出発しましょう。)
例2:Hey, let’s hit the road!(さあ、出かけよう!)

stand up for 守る

Judy : Well, I stood up for you, and you lied to me. You liar. (あなたの味方をしたのに、嘘ついたのね。嘘つき。)
Nick : It’s called a hustle, sweetheart. And I’m not the liar. He is. (詐欺っていうんだよ。あと嘘つきは僕じゃない。あいつだ。)

「stand up for」「守る、支持する」という意味です。「〜(人やもの)のために立ち上がる」という意味もあります。
他にもよく使われる「stand」を使ったフレーズがあります。

例1:You’re not alone. I’ll stand up for you.(あなたは一人じゃないわ。私が守ってあげる。)
例2:WHO stands for the World Health Organization.(WHOは世界保健機構を表します。)

It’s been a long day. 忙しい1日だった。

Judy : Dad, you know what, it’s been a long day. I should really …(お父さん、今日は忙しかったの。そろそろ…。)
Mom : That’s right. You get some rest.(そうね、休みなさい。)

「It’s been a long day.」は「忙しい1日だった。」を表す決まった表現です。
「it’s been」を使ったフレーズは以下のようなものがあります。

to be fair 公平に見て

Bogo : Abandoning your post. Inciting a scurry. Reckless endangerment of rodents. But, to be fair, you did stop a master criminal from stealing two dozen moldy onions. (仕事を放棄。ちょこちょこ動き回ったこと。齧歯類への破壊行為。だが公平のために言っておく。君は主犯格の犯罪者が2ダースのカビた玉ねぎを盗むのを止めた。)

「fair」は「公正」を表します。よって、「to be fair」「公平のために言うと」という意味になります。イギリス英語で使われることが多いです。
「to be honest」(正直に言うと)と似たようなニュアンスがあります。
例:To be honest, I don’t like him.(正直に言うと、彼は嫌いだよ。)

under arrest 逮捕する

Judy : Nicholas Wilde, you are under arrest.(ニコラス・ワイルド。逮捕する。)
Nick : Ha! For what? Hurting your feeling?(君の気分を害したせいで?)
Judy : Felony Tax Evasion.(脱税よ。)

「under arrest」「逮捕する」という意味のフレーズです。

 You are the boss. 君に従うよ。

Judy : Don’t call me cute. Get in the car.(可愛いって言わないで。車に乗って。)
Nick : Okay, you are the boss.(わかった。君に従うよ。

「You are the boss.」は直訳すると「あなたがボスです。」になります。ここから「君に従うよ。」「おっしゃる通りです。」といった意味で使われます。
例:Are you sure we would go to the sea? Whatever, you are the boss. (本気で海に行くの?なんでもいいや、君に従うよ。)

on purpose 意図的に

Judy : Closed. Great.(閉まっている。最高。)
Nick : Mmm. And I will bet you don’t have a warrant to get in, Hmm? Darn it, it’s a bummer.(中に入る令状もないんだろう?くそ、残念だ。)
Judy : You wasted the day on purpose.(一日わざと無駄にしたわね?)

「on purpose」「意図的に」「わざと」という意味で、日常英会話では非常によく使われます。
似たような表現には「deliberately」「by choice」「purposely」といったものがあります。
例1:You hit me on purpose.(わざとぶつかったでしょう?)
例2:I drop out the university by choice.(私は自分の意思で大学をやめた。)

snoop around   こそこそ嗅ぎまわる

Mr. Big : I told you never to show your face here again, but here  you are, snooping around with this … What are you?(2度と顔を見せるなと言ったが、またここにいて、何かを嗅ぎ回っているのか…誰だ、お前は?)

「snoop around」「こそこそうろつきまわる」という意味のスラングです。
元々「snoop」には「詮索」という意味があります。関連した言葉には以下のものがあります。

例:Why are you snooping around? I’m making cookies for you.(何をうろつきまわっているの?クッキーを作っているのよ。)

born ready 準備万端

animal:Ready for initiation?(始める準備はできた?)
Young Nick : Pretty much born ready.(準備万端だよ!

「born ready」は直訳すると「生まれてから準備ができている」です。ここから「準備万端」という意味で使われます。
例:
A : We are about to leave. Are you ready?(もうすぐ出発するよ。準備できた?)
B : Yes, I was born ready!(うん!準備万端だよ。)

illegal 違法の

Judy : Wait, where they go? (待って、どこに行ったの?)
Nick : You know, if I wanted to avoid surveillance because I was doing something illegal which I never have, I would use the maintenance tunnel 6B.(もし僕が何か違法なことをして監査を避けたかったら、まあやったことはないんだけど、メンテナンストンネル6Bを使うかな。)

「illegal」「違法」という意味です。
ネイティブの間では「ずるい」というニュアンスでもよく使われます。
例:You got tickets three days in a row? That’s illegal.(三日連続でチケットを手に入れたの?ずるいよ。)

ruin 台無しにする

Lionhearts : Great idea. Tell the public. And how do you think they’re gonna feel about their mayor, who is a lion! I’ll be ruined.(いいね。市民に伝えよう。彼らがライオンの市長についてどう思うかわかるか?台無しだ。

「ruin」 は「破滅」「滅亡」という意味を持つ単語です。日常英会話では「台無しにする」「めちゃくちゃにする」という意味で使われることが多いです。
例:You ruined my life!(私の人生をめちゃくちゃにしたな。)

have something to do with 〜と関係がある

Judy : It may have something to do with biology.(何か生物学と関連があるかもしれません。)

「have something to do with」「〜に関連がある」という意味です。
ちなみに「〜に関係がない」「have nothing to do with」になります。
例1:It has something to do with you.(あなたと関係がある。)
例2:It has nothing to do with money.(お金とは関係がない。)

speak of devil 噂をすれば

Judy : I tried, and made life so much worse for so many innocent predators.(やったわ、そして無実の肉食動物たちの人生を悪いものにした。)
Dad : Oh, not all of them though. Speak of devil. Right on time.(でも、全てのではないよ。噂をすれば、時間通りだ。)

「speak of devil」「噂をすれば影」を意味する英語表現です。
話している対象がちょうど現れた時によく使います。
例:Speak of devil! She is coming.(噂をすれば影!彼女ここに来るわ。)

buzz 電話をかける

Doug : I’ll buzz you when it’s done or you’ll see it on the news. You know, whichever comes first.(終わったら電話するよ。それかニュースで見るかだね。早く来た方だ。)

「buzz」は「ブンブンいう」という意味の他に「電話をかける」という意味があります。
例1:Give me a buss ASAP.(すぐに電話しろよ。)
ちなみに「バズる」「go viral」といいます。「buzz」を使って表すことはありません。
例2:That YouTube channel  will go viral.(あのYouTubeチャンネルはバズる。)

go ahead 先に行く

Judy : How did you know where to find us?(どうして私たちの場所がわかったの?)
Bellwether : I’ll go ahead and I’ll take the case now.(私は先に行くわ。ケースは預かる。)

「go ahead」「お先にどうぞ」という意味です。日常英会話でも非常によく耳にします。
他にも「行け行け!」と相手を元気付けるフレーズとしても使えます。
例:Go ahead! You can do it. (行け行け!君ならできるぞ。)
 

映画「ズートピア」のあらすじ

ウサギ初の警察官のジュディは、所長に認めてもらえず駐車違反取り締まりを行う日々。
しかし、ズートピアで起きている行方不明事件を48時間で解決しなくてはならなくなります。
手がかりは詐欺師のキツネ・ニックのみ。
果たしてジュディは事件を解決できるのか…?
この映画が伝えたいメッセージとは…?
夢を追うことや差別について考えさせられる名作アニメ映画です。
 

映画「ズートピア」を観られる動画配信サービス

映画「ズートピア」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>>Disney Plus
 
 
「ズートピア」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの映画30選【レベル・ジャンル別】

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