このページでは、海外ドラマ「ホワイトカラー」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ホワイトカラー」は、元天才詐欺師とFBI捜査官のコンビが難解な事件を解決していくお話です。1話完結で観やすいのに加え、調査の際の初対面での英会話や捜査会議でのやり取りなど、ビジネスに応用できる英語表現がたくさん出てきます。
- take good care of きちんと世話をする
- a sense of humor 笑いのセンス
- drop the ball へまをする
- capable of 可能である
- beard あごひげ
- be thrilled ぞくぞくする
- classic 古いもの
- fiber 繊維
- midnight 夜中
- temporary 一時的な
- So did I 私も
- thrift store リサイクルショップ
- fraud 詐欺
- set up (予定を)組む
- out of one’s league 〜には不釣り合いな
- import 輸入
- fingerprint 指紋
- be after 追いかける
- 海外ドラマ「ホワイトカラー」のあらすじ
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take good care of きちんと世話をする
- 時間 :02分55秒
- シーン:ニールが運転代行のフリをして、チップをもらいます。
Neal:Thank you, Sir.(ありがとうございます。)
「take good care of」は「しっかり世話をする」という意味です。
「take care of」には「世話をする、組織する、準備する」などの意味があり、「good care」とすることで「良い世話=きちんと世話をする」といった意味になります。
「(動物や人の)世話をする」という意味でよく使われる表現ですが、「(パーティやイベントの)準備をする」の意味で使われることもあります。
例:Emily’s mom told her to take good care of her younger sister.(エミリーのお母さんは彼女に妹の世話をきちんとするように言った。)
a sense of humor 笑いのセンス
- 時間 :05分03秒
- シーン:ピーターが捜査官たちに何人ハーバード大学を出たのかと尋ねます。
Peter:Ah, Diana. Look at this. Apparently our boy has a sense of humor.(やぁダイアナ。これを見ろ。犯人は笑いのセンスがあるようだ。)
「a sense of humor」は「笑いのセンス、ユーモアのセンス」という意味です。
「a sense of … 」は「〜のセンス、感覚」という意味で、「a sense of humor」以外にも以下のようなものがあります。
- sense of balance(均衡感覚)
- sense of direction(方向感覚)
- sense of art(芸術のセンス)
例1:You have no sense of humor! It’s not funny at all.(あなたは笑いのセンスがゼロね!全く面白くないわ。)
例2:I have no sense of direction so that I always get lost when I’m alone.(私は方向音痴だから、一人だといつも迷子になる。)
drop the ball へまをする
- 時間 :05分50秒
- シーン:ピーターが刑務所長に皮肉を言います。
Peter:You’re the guy who dropped the ball.(君がへまをした男か。)
「drop the ball」は「へまをする」という意味のスラングです。
直訳すると「ボールを落とす」という意味で、【野球の場面でボールを落とす=エラーをする】から「へまをする」という意味になります。
例1:I can’t believe she dropped the ball on that project.(そのプロジェクトで彼女がへまをしたなんて信じられない。)
例2:I’m a type of guy who never drops the ball.(私は決してへまはしないタイプの男だ。)
capable of 可能である
- 時間 :05分53秒
- シーン:刑務所長が弁解をします。
Peter:I know I spent three years of my life chasing him, and you let him walk out the front door.(分かってる、3年間もかけてあの男を追いかけたんだ、なのに逃すとは。)
「capable of」は「可能である、できる、能力がある」という意味です。
ちなみに、形容詞の「capable」には「有能な、可能性がある」という意味があり、「capable」単体で使われる場合には「capable nurse(有能な看護師)」「capable doctor(有能な医者)」のような意味になります。
例:You don’t understand what that guy is capable of.(あの男が何をしでかすか君は分かってない。)
beard あごひげ
- 時間 :07分13秒
- シーン:脱獄前のニールの部屋を調査しています。
Peter:Neal doesn’t have a beard.(ニールはひげがないはず。)
「beard」は「あごひげ」という意味の名詞です。
ちなみに「beard」は「あごひげ」のみを指し、「口ひげ」は「moustache」、その他の「頬に生えるひげ」などは「whiskers」と表します。
例1:His beard made him look older by ten years.(あごひげが彼を10歳ほど老けて見せた。)
例2:I don’t like him with beard, he looks filthy.(ひげがある彼は好きじゃないわ、汚く見える。)
be thrilled ぞくぞくする
- 時間 :08分06秒
- シーン:ニールと訪問者の面会映像を捜査官たちが観ています。
Peter:She’s not thrilled about this visit.(この訪問は楽しそうじゃないな。)
「be thrilled」は「ぞくぞくする、わくわくする、興奮する」という意味です。
動詞の「thrill」には「ぞくぞくする、震える」という意味がありますが、「be thrilled」の形は一般的にはポジティブな意味で使われます。
同義語は「excited(興奮した)」です。
例1:I’m not exactly thrilled about it, either.(私だって別にそのことでわくわくしているわけではありません。)
例2:We’re so thrilled to have you here.(君がここにいてくれて、私たちはとても興奮しているよ。)
classic 古いもの
- 時間 :10分33秒
- シーン:ニールがピーターのスーツを見て笑います。
Peter:Classics never go out of style.(クラシックに流行は関係ない。)
「classic」は「古いもの、古典、クラシック、伝統的なもの」という意味の名詞です。
形容詞としての「classic」は「古典的な、伝統的な、典型的な」などの意味があり、「classical」も同様の意味で使われます。
例1:I’d like to spend my holidays reading history books or classics.(休日は歴史書か古典を読んで過ごしたいものだ。)
例2:I got a classic Chinese pottery for their wedding gift.(彼らの結婚のお祝いに中国の伝統的な陶芸を買った。 )
fiber 繊維
- 時間 :11分20秒
- シーン:ピーターの肩に付いている糸くずをニールが取ります。
「fiber」は「繊維、繊維質」という意味の名詞です。
「生地に含まれる繊維、食物繊維、筋肉の繊維」など全て「fiber」で表されます。
ちなみに「分子、微分子」は「molecule」、「物質」は「substance」と言います。
例:You need to eat more fiber.(君はもっと繊維質を摂る必要がある。)
midnight 夜中
- 時間 :13分43秒
- シーン:監視のボビーが見回りにやってきます。
Neal:Get one more minute, Bobby?(あと1分だけ、ボビー。)
Bobby:Okay, one more minute.(よし、1分だけだぞ。)
Neal:Is it midnight yet?(もう夜中か?)
「midnight」は「夜中、真夜中、深夜」という意味の名詞です。
「in the middle of the night」と言い換えることもできます。
ちなみに「夜明」は「dawn」、「夕暮れ」は「dusk」と言います。
例1:It was such a hot night that I could not sleep until midnight.(とても暑い夜だったので真夜中まで眠れなかった。)
例2:The incident took place at midnight.(その事件は真夜中に起こった。)
temporary 一時的な
- 時間 :16分55秒
- シーン:ピーターがニールに忠告をします。
Peter:Then leave it at that. This is a temporary situation. Help me catch the Dutchman, we can make it permanent.(じゃあ受け入れろ。これは一時的な釈放だ。ダッチマンを捕まえるのに協力しろ、そしたら永久釈放だ。)
「temporary」は「一時的な、仮の」という意味の形容詞です。
このシーンにも出てきていますが、反義語は「permanent(永久的な、不変の)」です。
「temporary visa(一時的なビザ)」「permanent residency(永住権)」のように使われます。
例1:This arrangement is only temporary.(この取り決めは一時的なものでしかない。)
例2:Temporary employees were laid off one after another.(短期契約社員たちは次々に解雇を言い渡された。)
So did I 私も
- 時間 :19分03秒
- シーン:ニールが古着屋で服を寄付しに来た婦人と話します。
June:He certainly did. And so did I.(そうよ。そして私も。)
「So did I」は「私も」という意味です。
よく耳にする「Me too」と同じ意味ですが、相手が言ったことに対して同意する場面で使われ必ず【So + (be) 動詞 + 主語】の形になります。
例えばこのシーンでは「Your husband played … 」の過去形の文章に同意するので「So did I」、「He cries when … 」への「私も」という返しは「So do I」になります。
「 I 」の代わりに「He」や「She」を入れて「彼も」「彼女も」と言うこともできます。
例:
A:I went to see a movie at the theater in downtown last night.(昨夜ダウンタウンの映画館に映画を観に行ったの。)
B:So did I! Which one did you go?(私もよ!どの映画館に行ったの?)
thrift store リサイクルショップ
- 時間 :21分14秒
- シーン:ニールが屋上でくつろいでいるところにピーターがやってきます。
Peter:Lady with the dog. We met.(犬と一緒の女性だな。会った。)
「thrift store」は「リサイクルショップ」という意味の名詞です。
形容詞の「thrift」には「倹約」という意味があり、「thrift person」は「倹約家」という意味になります。
「倹約の店 = リサイクルショップ」という意味になります。
例:
A:I have tons of old cloths that I won’t probably wear anymore.(たぶんもう着ないであろう昔の服が大量にある。)
B:Why don’t you go to a thrift store and make a donation of them.(リサイクルショップへ行って、寄付してきたらどう?)
fraud 詐欺
- 時間 :23分44秒
- シーン:ピーターがニールの詐欺の手口について問います。
Peter:This is the start of those something-for-nothing schemes that lead to the frauds that got you locked up.(無料で何でも手に入れようと企てて、それが詐欺に繋がり刑務所へ入った。)
「fraud」は「詐欺、詐欺師、偽り、偽造仏、横領」という意味の名詞です。
他にも「fraud」に関連する単語は以下のようなものがあります。
- scheme(計画、陰謀、企て)
- scam(詐欺)
- deceive(騙す、嘘をつく)
- trick (( someone )) (〜を騙す、ごまかす)
例:To my knowledge, he has not been involved in the fraud scheme.(私の知る限り、彼はその詐欺の企みには関与していません。)
set up (予定を)組む
- 時間 :25分15秒
- シーン:ピーターがトニー・フィールドという男に会いたいとディアナに言います。
Diana:I’ll set it up. Hey boss, I’m grabbing some coffee. You want some?(予定を組みます。コーヒーを買いに行くけど何かいりますか?)
「set up」は「(予定を)組む、組み立てる、設立する、セットする」という意味です。
動詞の「set」には「調整する、準備する」などの意味があります。
「set up」にはたくさんの意味がありますが、このシーンでは「(予定を)組む」の意味で使われています。
その他にも「set up a tent(テントを組み立てる)」「set up a branch campus(分校を設立する)」のように使われます。
例:I had a huge crush on her, can you please set up a date for me?(彼女のこと好きになったんだ、お願いだからデートを組んでくれない?)
out of one’s league 〜には不釣り合いな
- 時間 :25分21秒
- シーン:ニールがディアナにコーヒーを頼み断られます。
Diana:Neal, the coffee shop’s outside.(ニール、コーヒーショップは外にあるわ。)
Peter:You are way out of your league.(君にそれは身の丈に合ってないよ。)
「out of one’s league」は「〜には不釣り合いな、身の丈に合っていない」という意味のフレーズです。
一般的には「She’s out of my league(彼女は私にとって高嶺の花、格の違う人、不釣り合いな相手)」のように使われます。
このシーンでは囚人だったニールがいきなり刑事っぽい態度を取ったことに対して、【その振る舞いは本来のお前の身の丈に合っていない】といった意味合いで使われています。
「way out of one’s league」の表現は「かなり、到底」といったニュアンスが追加され「out of one’s league」をより強調しています。
例:Sara is so out of my league. It’s like she hasn’t even noticed me.(サラは僕には手が届かないよ。僕の存在にすら気付いてないみたいだ。)
import 輸入
- 時間 :25分57秒
- シーン:ピーターが本商人のトニーに聞き込み調査をします。
Tony:Yes, well, as I told everyone here, repeatedly, my business is the import and sale of rare books.(あぁ、何度もみんなに話した通り、私の仕事は本を輸入して希少なものを売るんだ。)
「import」は「輸入、輸入品」という意味の名詞です。
動詞の「輸入する、導入する」という意味でも使われ、反義語は「export(輸出、輸出品)」です。
例1:We can lift the restrictions on imports once the joint agreement is signed.(協定が調印されれば輸入規制が解除できる。)
例2:We import coffee from Costa Rica.(私たちはコスタリカからコーヒーを輸入している。)
fingerprint 指紋
- 時間 :26分07秒
- シーン:ピーターがトニーへの質問を深堀りします。
Tony:Like me to go to the crime lab, help you dust for fingerprints.(僕が捜査本部に行って指紋を検出するぐらいレアだ。)
「fingerprint」は「指紋」という意味です。
ちなみに「足跡」は「footprints」です。
例1:The fingerprint left on the knife corresponded with the suspect’s.(ナイフに残された指紋は容疑者のものと一致した。)
例2:We found the footprints in the sand.(我々は砂の上に足跡を見つけた。)
be after 追いかける
- 時間 :27分51秒
- シーン:トニーが殺され、ニール達が残された本を調べています。
Peter:All right, come on, as a reformed professional counterfeiter, what is the Dutchman’s interest in these?(よし、本物の偽造犯ならダッチマンの目的が分かるだろ?)
Neal:Published 1944 in Madrid. This is what he’s after.(マドリードで1944年に発行。これがあいつが追いかけているものだ。)
「be after」は「追いかける、求める」という意味です。
ここでの「after」は接続詞の「〜を求めて」という意味で、「〜を求める、追求する = 追いかける」の意味合いになります。
オーストラリア英語で「What are you after?(何が欲しい?)」の表現をカフェなどでよく耳にしますが、こちらも同じ用法です。
例:I have been after that guy for my whole life.(一生をかけてあの男を追い求めてきた。)
海外ドラマ「ホワイトカラー」のあらすじ
収監中の天才犯罪者ニール・キャフリーは恋人のため脱獄を果たすが、間もなく知能犯専門チームのFBI捜査官ピーター・バーグに捕まります。
4年の刑期延長に対し、ニールはピーターに捜査に協力する代わりに釈放してほしいと取り引きを持ちかけます。
ニールはピーターと協力し、自身の経歴を生かした助言や培ったテクニックを駆使してニューヨークに蔓延する知的犯罪を解決していきます。
果たしてニールは本当に自由になれるのか … 。
海外ドラマ「ホワイトカラー」を観られる動画配信サービス
海外ドラマ「ホワイトカラー」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
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海外ドラマ「ホワイトカラー」以外にも英会話・英語学習におすすめの海外ドラマはたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、海外ドラマで英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
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