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海外ドラマ「ホワイトカラー」から学ぶ英会話

このページでは、海外ドラマ「ホワイトカラー」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ホワイトカラー」は、元天才詐欺師とFBI捜査官のコンビが難解な事件を解決していくお話です。1話完結で観やすいのに加え、調査の際の初対面での英会話や捜査会議でのやり取りなど、ビジネスに応用できる英語表現がたくさん出てきます。

take good care of きちんと世話をする

Rich man:Take good care of her, I’ll be back in a month.(彼女の世話をしっかり頼むぞ、1ヶ月後に戻る。)
Neal:Thank you, Sir.(ありがとうございます。)

take good care of」は「しっかり世話をする」という意味です。
take care of」には「世話をする、組織する、準備する」などの意味があり、「good care」とすることで「良い世話=きちんと世話をする」といった意味になります。
「(動物や人の世話をする」という意味でよく使われる表現ですが、「(パーティやイベントの準備をする」の意味で使われることもあります。
例:Emily’s mom told her to take good care of her younger sister.(エミリーのお母さんは彼女に妹の世話をきちんとするように言った。)

a sense of humor 笑いのセンス

Peter:Don’t, don’t raise your hands. Don’t.(おい、手を挙げるな。やめろ。)
Peter:Ah, Diana. Look at this. Apparently our boy has a sense of humor.(やぁダイアナ。これを見ろ。犯人は笑いのセンスがあるようだ。)

a sense of humor」は「笑いのセンス、ユーモアのセンス」という意味です。
a sense of … 」は「〜のセンス、感覚」という意味で、「a sense of humor」以外にも以下のようなものがあります。

例1:You have no sense of humor! It’s not funny at all.(あなたは笑いのセンスがゼロね!全く面白くないわ。)
例2:I have no sense of direction so that I always get lost when I’m alone.(私は方向音痴だから、一人だといつも迷子になる。)

drop the ball へまをする

Thompson:Well, that’s what we’re wondering. This is Warden Haskley, Agent Burke, F.B.I.(まぁ、それは私たちが思っていることだ。こちらはワーデン・ハスクリー、FBIのバーク捜査官だ。)
Peter:You’re the guy who dropped the ball.(君がへまをした男か。)

drop the ball」は「へまをする」という意味のスラングです。
直訳すると「ボールを落とす」という意味で、【野球の場面でボールを落とす=エラーをする】から「へまをする」という意味になります。
例1:I can’t believe she dropped the ball on that project.(そのプロジェクトで彼女がへまをしたなんて信じられない。)
例2:I’m a type of guy who never drops the ball.(私は決してへまはしないタイプの男だ。)

capable of 可能である

Haskley:You of all people should know what Caffrey’s capable of.(キャフリーが可能なことを君ら全員知っておくべきだ。)
Peter:I know I spent three years of my life chasing him, and you let him walk out the front door.(分かってる、3年間もかけてあの男を追いかけたんだ、なのに逃すとは。)

capable of」は「可能である、できる、能力がある」という意味です。
ちなみに、形容詞の「capable」には「有能な、可能性がある」という意味があり、「capable」単体で使われる場合には「capable nurse有能な看護師)」「capable doctor有能な医者)」のような意味になります。
例:You don’t understand what that guy is capable of.(あの男が何をしでかすか君は分かってない。)

beard あごひげ

Haskley:He shaved his beard just before he escaped.(彼は逃亡前にひげを剃った。)
Peter:Neal doesn’t have a beard.(ニールはひげがないはず。)

beard」は「あごひげ」という意味の名詞です。
ちなみに「beard」は「あごひげ」のみを指し、「口ひげ」は「moustache」、その他の「頬に生えるひげ」などは「whiskers」と表します。
例1:His beard made him look older by ten years.(あごひげが彼を10歳ほど老けて見せた。)
例2:I don’t like him with beard, he looks filthy.(ひげがある彼は好きじゃないわ、汚く見える。)

be thrilled ぞくぞくする

Thompson:She comes back every week like clockwork.(時計のように毎週面会に来てる。)
Peter:She’s not thrilled about this visit.(この訪問は楽しそうじゃないな。)

be thrilled」は「ぞくぞくする、わくわくする、興奮する」という意味です。
動詞の「thrill」には「ぞくぞくする、震える」という意味がありますが、「be thrilled」の形は一般的にはポジティブな意味で使われます。
同義語は「excited興奮した)」です。
例1:I’m not exactly thrilled about it, either.(私だって別にそのことでわくわくしているわけではありません。)
例2:We’re so thrilled to have you here.(君がここにいてくれて、私たちはとても興奮しているよ。)

classic 古いもの

Neal:That’s the same suit you were wearing the last time you arrested me.(前に逮捕された時と同じスーツを着てやがる。)
Peter:Classics never go out of style.(クラシックに流行は関係ない。)

classic」は「古いもの、古典、クラシック、伝統的なもの」という意味の名詞です。
形容詞としての「classic」は「古典的な、伝統的な、典型的な」などの意味があり、「classical」も同様の意味で使われます。
例1:I’d like to spend my holidays reading history books or classics.(休日は歴史書か古典を読んで過ごしたいものだ。)
例2:I got a classic Chinese pottery for their wedding gift.(彼らの結婚のお祝いに中国の伝統的な陶芸を買った。 )

fiber 繊維

Neal:It’s a security fiber for the new Canadian hundred dollar bill.(カナダの新100ドル札に使われる繊維だ。)

fiber」は「繊維、繊維質」という意味の名詞です。
「生地に含まれる繊維、食物繊維、筋肉の繊維」など全て「fiber」で表されます。
ちなみに「分子、微分子」は「molecule」、「物質」は「substance」と言います。
例:You need to eat more fiber.(君はもっと繊維質を摂る必要がある。)

midnight 夜中

Bobby:Neal, gotta turn that off.(ニール、明かりを消せ。)
Neal:Get one more minute, Bobby?(あと1分だけ、ボビー。)
Bobby:Okay, one more minute.(よし、1分だけだぞ。)
Neal:Is it midnight yet?(もう夜中か?)

midnight」は「夜中、真夜中、深夜」という意味の名詞です。
in the middle of the night」と言い換えることもできます。
ちなみに「夜明」は「dawn」、「夕暮れ」は「dusk」と言います。
例1:It was such a hot night that I could not sleep until midnight.(とても暑い夜だったので真夜中まで眠れなかった。)
例2:The incident took place at midnight.(その事件は真夜中に起こった。)

temporary 一時的な

Neal:I told you, the bottle meant good-bye.(言っただろ、ボトルの意味はさよならだった。)
Peter:Then leave it at that. This is a temporary situation. Help me catch the Dutchman, we can make it permanent.(じゃあ受け入れろ。これは一時的な釈放だ。ダッチマンを捕まえるのに協力しろ、そしたら永久釈放だ。)

temporary」は「一時的な、仮の」という意味の形容詞です。
このシーンにも出てきていますが、反義語は「permanent永久的な、不変の)」です。
temporary visa一時的なビザ)」「permanent residency永住権)」のように使われます。
例1:This arrangement is only temporary.(この取り決めは一時的なものでしかない。)
例2:Temporary employees were laid off one after another.(短期契約社員たちは次々に解雇を言い渡された。)

So did I 私も

Neal:Your husband played poker with Sy Devore?(あなたの夫がデボアとポーカーを?)
June:He certainly did. And so did I.(そうよ。そして私も。)

So did I」は「私も」という意味です。
よく耳にする「Me too」と同じ意味ですが、相手が言ったことに対して同意する場面で使われ必ず【So + (be) 動詞 + 主語】の形になります。
例えばこのシーンでは「Your husband played … 」の過去形の文章に同意するので「So did I」、「He cries when … 」への「私も」という返しは「So do I」になります。
「 I 」の代わりに「He」や「She」を入れて「彼も」「彼女も」と言うこともできます。
例:
A:I went to see a movie at the theater in downtown last night.(昨夜ダウンタウンの映画館に映画を観に行ったの。)
B:So did I! Which one did you go?(私もよ!どの映画館に行ったの?)

thrift store リサイクルショップ

Neal:I went to the thrift store, like you suggested, and June …(あんたが勧めたようにリサイクルショップに行ったんだ、そしたらジュンが … 。)
Peter:Lady with the dog. We met.(犬と一緒の女性だな。会った。)

thrift store」は「リサイクルショップ」という意味の名詞です。
形容詞の「thrift」には「倹約」という意味があり、「thrift person」は「倹約家」という意味になります。
「倹約の店 = リサイクルショップ」という意味になります。
例:
A:I have tons of old cloths that I won’t probably wear anymore.(たぶんもう着ないであろう昔の服が大量にある。)
B:Why don’t you go to a thrift store and make a donation of them.(リサイクルショップへ行って、寄付してきたらどう?)

fraud 詐欺

Peter:This is what gets you into trouble.(これがお前の手口だな。)
Peter:This is the start of those something-for-nothing schemes that lead to the frauds that got you locked up.(無料で何でも手に入れようと企てて、それが詐欺に繋がり刑務所へ入った。)

fraud」は「詐欺、詐欺師、偽り、偽造仏、横領」という意味の名詞です。
他にも「fraud」に関連する単語は以下のようなものがあります。

例:To my knowledge, he has not been involved in the fraud scheme.(私の知る限り、彼はその詐欺の企みには関与していません。)

set up (予定を)組む

Peter:I want to talk to him.(彼と話がしたい。)
Diana:I’ll set it up. Hey boss, I’m grabbing some coffee. You want some?(予定を組みます。コーヒーを買いに行くけど何かいりますか?)

set up」は「(予定を)組む、組み立てる、設立する、セットする」という意味です。
動詞の「set」には「調整する、準備する」などの意味があります。
「set up」にはたくさんの意味がありますが、このシーンでは「(予定を)組む」の意味で使われています。
その他にも「set up a tentテントを組み立てる)」「set up a branch campus分校を設立する)」のように使われます。
例:I had a huge crush on her, can you please set up a date for me?(彼女のこと好きになったんだ、お願いだからデートを組んでくれない?)

out of one’s league 〜には不釣り合いな

Neal:Diana, I’ll take mine straight.(ディアナ、俺はストレートで。)
Diana:Neal, the coffee shop’s outside.(ニール、コーヒーショップは外にあるわ。)
Peter:You are way out of your league.(君にそれは身の丈に合ってないよ。)

out of one’s league」は「〜には不釣り合いな、身の丈に合っていない」という意味のフレーズです。
一般的には「She’s out of my league彼女は私にとって高嶺の花、格の違う人、不釣り合いな相手)」のように使われます。
このシーンでは囚人だったニールがいきなり刑事っぽい態度を取ったことに対して、【その振る舞いは本来のお前の身の丈に合っていない】といった意味合いで使われています。
way out of one’s league」の表現は「かなり、到底」といったニュアンスが追加され「out of one’s league」をより強調しています。
例:Sara is so out of my league. It’s like she hasn’t even noticed me.(サラは僕には手が届かないよ。僕の存在にすら気付いてないみたいだ。)

import 輸入

Peter:So, you’re a book dealer.(それで、あなたは本商人なんだって?)
Tony:Yes, well, as I told everyone here, repeatedly, my business is the import and sale of rare books.(あぁ、何度もみんなに話した通り、私の仕事は本を輸入して希少なものを売るんだ。)

import」は「輸入、輸入品」という意味の名詞です。
動詞の「輸入する、導入する」という意味でも使われ、反義語は「export輸出、輸出品)」です。
例1:We can lift the restrictions on imports once the joint agreement is signed.(協定が調印されれば輸入規制が解除できる。)
例2:We import coffee from Costa Rica.(私たちはコスタリカからコーヒーを輸入している。)

fingerprint 指紋

Peter:How rare can they be? You’ve got 600 of them.(どのくらい珍しいんだ?600冊もあるそうだが。)
Tony:Like me to go to the crime lab, help you dust for fingerprints.(僕が捜査本部に行って指紋を検出するぐらいレアだ。)

fingerprint」は「指紋」という意味です。
ちなみに「足跡」は「footprints」です。
例1:The fingerprint left on the knife corresponded with the suspect’s.(ナイフに残された指紋は容疑者のものと一致した。)
例2:We found the footprints in the sand.(我々は砂の上に足跡を見つけた。)

be after 追いかける

Peter:Got a dead book dealer, a killer lawyer and a bunch of worthless books.(本商人が殺され、殺人者の弁護士と価値のない大量の本。)
Peter:All right, come on, as a reformed professional counterfeiter, what is the Dutchman’s interest in these?(よし、本物の偽造犯ならダッチマンの目的が分かるだろ?)
Neal:Published 1944 in Madrid. This is what he’s after.(マドリードで1944年に発行。これがあいつが追いかけているものだ。)

be after」は「追いかける、求める」という意味です。
ここでの「after」は接続詞の「〜を求めて」という意味で、「〜を求める、追求する = 追いかける」の意味合いになります。
オーストラリア英語で「What are you after?何が欲しい?)」の表現をカフェなどでよく耳にしますが、こちらも同じ用法です。
例:I have been after that guy for my whole life.(一生をかけてあの男を追い求めてきた。)

海外ドラマ「ホワイトカラー」のあらすじ


収監中の天才犯罪者ニール・キャフリーは恋人のため脱獄を果たすが、間もなく知能犯専門チームのFBI捜査官ピーター・バーグに捕まります。
4年の刑期延長に対し、ニールはピーターに捜査に協力する代わりに釈放してほしいと取り引きを持ちかけます。
ニールはピーターと協力し、自身の経歴を生かした助言や培ったテクニックを駆使してニューヨークに蔓延する知的犯罪を解決していきます。
果たしてニールは本当に自由になれるのか … 。

海外ドラマ「ホワイトカラー」を観られる動画配信サービス

海外ドラマ「ホワイトカラー」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Hulu
 
 
海外ドラマ「ホワイトカラー」以外にも英会話・英語学習におすすめの海外ドラマはたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、海外ドラマで英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの海外ドラマ20選【レベル・ジャンル別】

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