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海外ドラマ「SUITS」から学ぶ英会話

このページでは、海外ドラマ「SUITS」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「SUITS」は、ニューヨーク・マンハッタンの大手法律事務所で働く弁護士たちのお話です。法律系の専門用語やビジネス英語が多く出てくるので、上級者の英会話学習におすすめのドラマです。

get screwed 損をする

Gerald:I’m paying you millions. And you’re telling me I’m gonna get screwed?(貴様に大金を払ってるんだ。俺は損するって言ってるのか?)
Harvey:Jessica, have I come at a bad time?(ジェシカ、タイミングが悪い時に来たかな?)

get screwed」は「損をする、騙される、ひどい目に遭わされる」という意味です。
動詞の「screw」には「騙す」という意味があり、「get screwed」はその受け身の形です。
ちなみに「get screwed up」は「失敗する、間違える」という意味になります。
例:I’m tired of getting screwed by those elites.(エリート達にひどい目に遭わされるのには疲れたよ。)

reject 断る

Gerald:We keep offering them more money, they keep rejecting it.(彼らにもっと金を出すと提案しているのに、断られ続けているんだ。)
Gerald:It’s last-minute bad faith bullshit.(ギリギリで信頼関係を壊すなんて。)

reject」は「断る、拒絶する、除く」という意味の動詞です。
同義語は「turn down拒絶する)」「decline断る)」「refuse拒む、拒絶する、断る)」などがあります。
例1:Black people were often rejected by country clubs.(黒人の人はカントリークラブへの入場をよく断られていた。)
例2:His body rejected the liver of the donor.(彼の体はドナーの肺を拒絶した。)

1 out of 100 100人に1人

Mike:And I told you only 1 out of 100 people can score that.(100人に1人しか取れない点数だって言っただろ。)
Mike:You’re a B minus student, you got 1,000 on your SATs, if I get you a 175, they’ll know you cheated.(君はB-の成績でSATsで1000点の生徒だ、俺が175点取ればインチキしたのがバレるぞ。)

1 out of 100」は「100人に1人」という意味のフレーズです。
〜のうちの〜個」「〜のうちの〜つ」と言いたい時の表現として非常によく使われます。
例1:Only 10 out of 1000 people can get the position.(1000人に10人しかそのポジションには就けない。)
例2:He has eaten 4 out of 5 doughnuts himself! It’s not fair!(彼は5つのうち4つもドーナツを食べたわ!不公平よ!)

get caught 捕まる

Mike:You know, that is word for word your offer before I got caught cheating on your math test in the 3rd grade.(小3の時にお前の算数のテストでカンニングして捕まった前もそう言ってた。)
Trevor:God damn memory.(いい記憶力だ。)

get caught」は「捕まる」という意味です。
catch捕まえる、捕らえる、掴む)」の受け身の形です。
警察に捕まったり、鬼ごっこをしていて捕まったり、悪いことをしている時に見つかったり、といった場面で使われる表現です。
例1:I got caught in traffic and missed the meeting.(渋滞に捕まって、ミーティングに参加できなかった。)
例2:I got caught by my dad when I sneakily ate ice cream at midnight.(夜中にこっそりアイスを食べているところをお父さんに見つかった。)

more likely もっと可能性がある

Mike:Trevor, a person is more likely to die while dealing drugs than they would be on death row. In Texas.(トレバー、テキサスでは死刑になるより、取り引き中に死ぬ方が確率が高い。)

more likely」は「もっと可能性がある」という意味です。
形容詞の「likely」は「可能性のある、ありそうな、もっともらしい」という意味で、「more」と一緒に使われることで、その可能性の高さが上がります。
most likely」は「more likely」よりもその事象のパーセンテージが高くなります。
例1:It’s more likely to rain tomorrow.(明日は雨になる可能性が高い。)
例2:It’s most likely that he has made such a careless mistake.(高い確率で彼はそのような不注意なミスをしたのだろう。)

stop by 立ち寄る

Trevor:What are you doing here? You said you were gonna stay at your place tonight.(ここで何をしているんだ?今夜は自分のところにいるって言ってたろ。)
Jenny:Hi, sweetie. What a pleasant surprise. I’m so glad you stopped by.(やぁ、ハニー。なんて嬉しいサプライズだ。寄ってくれて嬉しいよ、でしょ。)

stop by」は「立ち寄る、短時間の訪問に来る」という意味です。
swing by」「come by」「drop by」などに言い換えることもできます。
例1:Thank you for stopping by here! That was unexpected.(立ち寄ってくれてありがとう。予想外だったよ。)
例2:Can you actually stop by before you go to work?(仕事に行く前に寄ってくれない?)

skip サボる

Harvey:I guess if I skip the gym, I can still get in by 9.(もしジムをサボっても、9時までには行けるかな。)

skip」は「サボる、省く、飛ばす」という意味の動詞です。
skip a class授業をサボる)」「skip lunch昼食を抜く)」のように使われます。
その他にも「跳ね回る、スキップする、ぴょんと飛ぶ」の意味もあります。
例1:I skipped the family gathering this year because I didn’t feel like it.(気分が乗らなかったので、今年の家族の集まりは行かなかった。)
例2:I can skip the next class and hang out with you.(次の授業をサボって君と遊べるよ。)

patronizing ひいきの

Louis:I’m not saying that I haven’t been turned by Harvey, but it’s just so patronizing when you say that he can handle those things and, Louis, you can only handle this. Jessica, I could have handled Gerald Tate.(ハーヴィーに裏切られてないって言っている訳じゃない、でも君がハーヴィーにはあれはできて、ルイス、あなたにはこれしかできないって言うのはひいきだ。ジェラルド・テートの件だって上手くできたはずだ。)

patronizing」は「ひいきの、後援する」という意味の形容詞です。
イギリス英語では「patronising」とも綴られます。
動詞の「patronize」は「黄柄な態度を取る」という意味があり、「He patronizes me」は「彼は私に黄柄な態度を取る」の意味になります。
その他にも「patronize」は「常連客となる、ひいきにする」という意味もあり、「We patronize this store」は「私たちはこの店の常連客です」の意味になります。
例:That it is college-educated white people who are pushing this the most I think is so patronizing.(大学教養のある白人たちがこれを一番勧めていて、それがとてもひいきだと私は思う。)

exception 例外

Jessica:You went to Harvard Law.(あなたもハーバー卒でしょう。)
Harvey:I’m an exception.(俺は例外だ。)
Jessica:Find me another one.(もう一人探して。)

exception」は「例外、除外」という意味の名詞です。
動詞は「except除く、除外する)」、形容詞は「exceptional例外の、異例の)」、副詞は「exceptionally例外的に、特別に)」です。ワードファミリーで一気に覚えてしまいましょう。
例1:We will make an exception of your case.(君の場合は例外としよう。)
例2:There are exceptions to every rules.(例外のないルールはない。)

come by やって来る

Mike:What are you doing here?(ここで何をしてるの?)
Jenny:My mom’s coming by my place later, and I don’t want to mess it up so I’m hanging here.(あとでママが私の家に来るんだけど、汚したくないからここにいるの。)

come by」は「やって来る、立ち寄る、通り過ぎる」という意味です。
上記で記載した「drop by(立ち寄る)」と同じ意味で使われますが、どちらも予定していなかった訪問の場面で使われるカジュアルな表現です。
その他にも「come by」には「手に入れる」という意味もあり、【偶然、機会があり手に入れる】のニュアンスで使われることが多いです。
例1:Do you wanna come by my place after you’re done at work?(仕事が終わったら、私のとこに寄って行く?)
例2:It’s not easy to come by apples at this time.(この季節にりんごを手に入れるのは楽ではない。)

appointment 約束

Donna:What makes you think that I’m gonna let the whitest man that I have ever seen interview for our firm?(なぜ初対面のあなたを私たちの事務所に通すと思う?)
Chip:Um, because I have an appointment.(えーと、約束をしてたから?)

appointment」は「約束、任命、面会」という意味の名詞です。
このシーンのように「have an appointment約束がある)」のワンセットで使われることが多いです。
また、【病院の予約や面会の予約】なども「appointment」で表しますが、【レストランやホテルなどの予約】は「booking」で表すので注意しましょう。
例:I’m very sorry, but I have to cancel our appointment for February 25.(本当に申し訳ないのですが、2月25日の約束をキャンセルさせてください。)

Do you have the time? 何時か分かりますか?

Mike:And, uh, do you have the time?(それと、何時か分かりますか?
Man:Um, it’s, uh, 10 o’clock.(えー、10時だ。)

Do you have the time?」は「何時か分かりますか?」という意味のフレーズです。
直訳で「時間を持ってる?」から【時間を表すなにか(時計など)と持っていますか?】という意味合いになります。
ここで気を付けて欲しいのは、必ず「the」が入ることです。
Do you have time?」と言うと「時間がありますか?ちょっといいですか?)」といった違う意味になるので注意しましょう。
例:Do you have the time? I lost my phone.(何時か分かりますか?携帯を失くしたんです。)

ditch 〜から逃れる

Donna:Excuse me, Mr. Sorkin, you are 5 minutes late, is there a reason why I should let you in?(ソーキンさん、5分遅刻してあなたが面接を受けられる理由は?)
Mike:Look, look, I’m just trying to ditch the cops, okay? I don’t, I don’t really care if you let me in or not. (警察から逃げてるんだ。面接を受けられるかはどうでもいい。)

ditch」は「〜から逃れる、すっぽかす」という意味の動詞です。
誰かから追われていて、振り撒くことに成功した場面などでよく使われます。
また、「ditch class授業をすっぽかす)」「ditch school学校をさぼる、無断欠席をする)」のように使われることもあります。
例1:She ditched a class again! Will you scold her about it?(彼女また授業をさぼったって!叱ってくれない?)
例2:I had been chased by a stranger but I think I ditched him.(ずっと知らない人に追いかけられていたけど、逃れられたみたい。)

fascinating とてもすばらしい

Harvey:Okay, look, this is all pretty fascinating stuff but I’m afraid I gotta get back to work. I’ll make sure Serpico isn’t around, waiting for you.(よし、とてもすばらしいが私は仕事に戻らなければならん。刑事が待っていないか見てやろう。)

fascinating」は「とてもすばらしい、魅惑的な、魅了した、魅せられた、虜の」という意味の形容詞です。
同義語は「absorbing心を奪うような、熱中した、とても面白い)」、「engrossing面白くてたまらない、夢中になる)」、「gripping心を捕らえる)」などがあります。
例:It’s always fascinating to read your article about global warming.(地球温暖化についてのあなたの記事を読むことはいつも魅了される。)

sign up 登録する

Mike:Hi. uh, how do I sign up for today’s law school tour?(こんにちは、どうやって今日の見学ツアーの登録をすればいいですか?)
Receptionist:You go back in time 6 weeks, cause that’s when it booked up.(6週間前にタイムスリップしたら、その時にはもう全部埋まってるわよ。)

sign up」は「登録する、入会する」という意味です。
ウェブサイトなどでよく見かける表現で、新規登録は「sign up」、ログインは「sign in」、ログアウトは「sign out」で表示されています。
対象となるものが後ろに来る場合の前置詞は「for」です。
例1:I was going around the newsroom, telling everyone to sign up.(放送室のあたりに行って、みんなに入会するように言ってました。)
例2:I signed up for the trial last month.(先月、トライアルに登録しました。)

promotion 昇進

Harvey:Hey, Becky. You are glowing. I wonder why that is, oh, yeah, it’s the day they announce my promotion. Jimmy, have you lost weight? Steve-ooo.(やぁ、ベッキー。輝いてるね。今日は昇進が発令される日だ。ジミー、痩せた?スティーボー。)

promotion」は「昇進、促進、企画、宣伝、主催」という意味の名詞です。
get a promotion昇進する)」と併せて、「get promoted昇進する)」もよく使われる表現です。
「promotion」には「宣伝」という意味もあるので、日本でよく使われる「PVプロモーションビデオ)」は「promotion video」と表されます。
例:She compared it to a job promotion or if someone temporarily took on added duties.(彼女は仕事の昇進か、増えた業務を誰かが一時的にやってくれるかどうか、をそれと比べた。)

show-off 自己顕示

Mike:Oh, it’s also pretty clear that you think you’re too smart to be a paralegal.(君がパラリーガルでは物足りないのは明白だ。)
Rachel:You know what nobody likes? Nobody likes a show-off.(みんなが好かないのは何か分かる?自己顕示が好きな人はいないわ。)

show-off」は「自己顕示、誇示、見栄っ張り、自慢屋」という意味の名詞です。
句動詞の「show off」は「見せびらかす、引き立てる」という意味があります。
例1:You’re a show-off who alway brags about your accomplishments.(君はいつも成し遂げたことを自慢する自慢屋だよ。)
例2:It was too show-off for me, acting. It didn’t suit my personality, either.(演技は僕には自己顕示が強すぎた。僕の性格にも合わなかったよ。)

obligate 義務を負わせる

Jessica:And why not?(なぜそう思うの?)
Harvey:Because you are obligated to notify them the second I lied to Gerald but you didn’t.(君は僕がもう一度ジェラルドに嘘をついたら報告する義務があるからだ、でもしなかった。)

obligate」は「義務を負わせる」という意味の動詞です。
このシーンでは「be obligated義務を負う)」の受動態の形で使われています。
oblige強制する、恩義を与える)」も同じような意味で使われます。
例:Her parents were aging, and she felt obligated to help pay their medical expenses.(彼女の両親は歳を取ってきて、彼らの医者にかかる費用は彼女が義務を負わなければいけないように感じた。)

海外ドラマ「SUITS」のあらすじ


舞台はハーバード大学のロースクール出身者しか雇わない、ニューヨークの大手法律事務所「ピアソン・ハードマン法律事務所」。
敏腕弁護士ハーヴィー・スペクターは、数々の難しい訴訟を解決に導くクローザーとして活躍していたが、周囲とは距離を置く一匹狼だった。
一方、弁護士の夢を閉ざされたマイク・ロスは祖母の入院費を稼ぐため、マリファナの運び屋の仕事を引き受ける。
マイクの驚異的な記憶力を見抜いたハーヴィーは、マイクに経歴を詐称して自分のアソシエイトになることを提案する。
そこからふたりは「経歴詐称の秘密」を共有する運命共同体となり、数々の訴訟に挑んでいくことに … 。

海外ドラマ「SUITS」を観られる動画配信サービス

海外ドラマ「SUITS」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
>>> Amazon Prime
>>> U-NEXT
>>> FOD PREMIUM
>>> TSUTAYA DISCAS
>>> Hulu
 
 
 
 
海外ドラマ「SUITS」以外にも英会話・英語学習におすすめの海外ドラマはたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、海外ドラマで英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの海外ドラマ20選【レベル・ジャンル別】
 
 

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