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映画「サウンド・オブ・ミュージック」から学ぶ英会話

このページでは、映画「サウンド・オブ・ミュージック」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「サウンド・オブ・ミュージック」は、修道女見習いだった主人公マリアが、厳格な性格のトラップ大佐の子ども達の家庭教師になるお話です。「ドレミの歌」「エーデルワイス」など誰もが知る名曲を英語で聞くことができますし、マリアの話す日常英会話がとても聞き取りやすいのでおすすめです。

after all 結局

Mother:I always try to keep faith in my doubts, Sister Berthe.(いつも疑いの中でも信頼は忘れないようにしているわ、シスターバーサ。)
Sister Margaretta:After all, the wool of a black sheep is just as warm.(結局、黒の羊の毛も暖かいってことですね。)

after all」は「結局、やはり」という意味です。
「全部のあとで」という直訳から、予期していたものとは違う結果になったといったニュアンスの「結局」という意味になります。
例1:A car is convenient for sure, but after all, it will prove expensive.(確かに車は便利だが、結局高くつくだろう。)
例2:It looks like he will go to medical school after all.(彼は結局医大へ行くみたいだ。)

headache 頭痛

Sister Margaretta:She is gentle; she is wild.(彼女は優しくて、ワイルド。)
Sister Catherine:She’s a riddle; she’s a child.(謎で子供よ。)
Sister Berthe:She’s a headache.(彼女は頭痛の種そのものよ。)

headache」は「頭痛、頭痛の種」という意味の名詞です。
ache」には「痛み、鈍痛」の意味があり、体の痛みの症状を表します。
他にも「ache」が付く単語は以下のようなものがあります。

例:I’m having a terrible headache after I woke up this morning. I’ll pass.(今朝起きた後からひどい頭痛があるんだ。やめとくよ。)

pin down 縛り付ける

Everyone:How do you solve a problem like Maria?(マリアみたいな問題児どう扱うの?)
Everyone:How do you catch a cloud and pin it down?(どうやって雲を捕まえて、縛り付けるの?)
Everyone:How do you find a word that means Maria?(マリアにぴったりの言葉はあるの?)

pin down」は「縛り付ける、明確にする」という意味です。
動詞の「pin」は「ピンで留める、押さえ付ける」の意味があり、「down」が加わることによって【下に押し付けられるイメージ】が加わります。
同義語は「nail downくぎで留める、確実にする)」などがあります。
例1:He says it’s not mechanistically pinned down exactly how it works.(彼はそれが正確にどうやって動くかは機械理論的に明確にされていないと言っている。)
例2:Can you please come and help me pin it down?(これを押さえ付けるのを来て手伝ってくれない?)

belong 属する

Mother:Only for a little while, Maria.(少しの間だけよ、マリア。)
Maria:Oh Mother! Please don’t do that, don’t send me away! This is where I belong. It’s my home, my family. It’s my life.(マザー!お願いだからやめて、追い出さないでください。ここは私が属する場所です。私の家で家族なんです。私の人生です。)

belong」は「属する、所属している」という意味の動詞です。
所属する部署・チーム・場所などを述べる時の前置詞は「to」になります。
例1:Which team do you belong to?(どっちのチームに所属していますか?)
例2:He belongs to our tennis club.(彼は私たちのテニスクラブに所属しています。)

wonder 〜かしらと思う

Maria:What will this day be like? I wonder. What will my future be? I wonder. (どんな日になるのかしら?私の将来はどんなものなのかしら。)

wonder」は「〜かしらと思う、驚く、びっくりする」という意味の動詞です。
I wonder if …もし〜ならと思う)」の形はネイティブの間で非常によく使われる形です。
例:I wonder if there is any dish soap left.(食器用洗剤が残っていたかしら。)

mind one’s own business 自分の心配をする

Louisa:You mean you don’t know anything about being a governess?(じゃあ、家庭教師のことは何も知らないのね?)
Maria:Nothing. I’ll need lots of advice.(全く。たくさんアドバイスが必要よ。)
Louisa:Well, the best way to start is to be sure to tell father to mind his own business.(まず始めに、お父様に干渉しないでって言うことが一番のスタートね。)

mind one’s own business」は「自分の心配をする」という意味のフレーズです。
直訳で「自分のことを気にする」という意味で、そこから「他人に干渉したり口出しせずに、自分の心配をする」といった意味になります。
「Mind your own business.(自分の心配だけしてれば?)」の表現は非常によく使われます。
例:Don’t even try to tell me what to do. Mind your own business.(私に指図しようとしないで。自分の心配だけしてなさいよ。)

as a matter of fact 実際のところ

Louisa:To visit Baroness Schroeder again?(バロネス夫人のところへまた行くのですか?)
Friedrich:Mind your own business!(余計なことを聞くな。)
Georg:As a matter of fact, yes, Louisa.(実際のところ、そうだルイーザ。)

as a matter of fact」は「実際のところ、実際は、それどころか」という意味のフレーズです。
ネイティブの間では、メッセージ上で「AAMOF」のように略されることも多いです。
例1:As a matter of fact, the owner of this restaurant is a friend of mine.(実際のところ、このレストランのオーナーは僕の友達です。)
例2:As a matter of fact, bankruptcy is inevitable.(実際のところ、倒産は避けられない。)

canny 慎重な

Rolf:You are sixteen going on seventeen. Baby, it’s time to think. Better beware, be canny and careful.(君は16、やがて17。考える時期だ。慎重に、気を付けた方がいい。)

canny」は「慎重な、抜け目のない、賢い」という意味の形容詞です。
同義語は「shrewd賢い、抜け目のない)」「cagy用心深い、抜け目ない)」などがあります。
uncanny」は「canny」の反対の意味ではなく、「不気味な、神秘的な」という意味になるので気を付けましょう。
例:He needs to be a much cannier person and not show his lining too much.(彼はもっと賢い人になって、裏を見せ過ぎない必要がある。)

ever since それ以来ずっと

Frau Schmidt:Ever since the captain lost his poor wife he runs this house as if he were on one of his ships again.(旦那様が奥様を亡くして以来ずっと、船の上にいるかのようにこの家を仕切っています。)

ever since」は「それ以来ずっと」という意味です。
ever since that dayあの日以来ずっと)」もよく使われる表現です。
例1:We have been friends ever since.(それ以来ずっと私たちは友達です。)
例2:He went to Italy ten years ago and has lived there ever since.(彼は10年前にイタリアに行き、それ以来ずっとそこに住んでいます。)

play tricks いたずらする

Maria:Hmm. How in the world did you climb up here?(うーん。どうやってここまで登ってきたの?)
Liesl:It’s how we always get into this room to play tricks on the governess. Louisa can make it with a whole jar of spiders in her hand.(家庭教師にいたずらする為に、いつもこの部屋にこうやって入るのよ。ルイーザは蜘蛛でいっぱいのジャーを片手に持ったままでも登れるわ。)

play tricks」は「いたずらする、人を傷つけるような行為をする」という意味です。
似たような意味の単語は他にも「prankいたずら)」「practical joke悪ふざけ)」などがあります。
例:At my age, the mind starts playing tricks.(私の年ぐらいになると、いたずらをしたくなり始める。)

frightened 怯えた

Maria:Gretl are you scared? You’re not frightened of a thunderstorm are you?(グレーテル、怖いの?雷なんか怖くないわ。)
Maria:You just stay right here with me. Oh! Where are the others?(ここで私と一緒にいましょう。あぁ!他の子たちは?)

frightened」は「怯えた、怖い」という意味の形容詞です。
動詞は「frighten脅かせる、怖がらせる)」です。
後ろに対象となる名詞がくる場合の前置詞は「of」です。
同義語は「afraid恐ろしい、怯えた)」「scared怖い、恐ろしい)」などがあります。
例1:The noise frightened the baby.(その音に赤ん坊は怯えた。)
例2:She was so frightened of the thunderstorm.(彼女は雷にすごく怯えていた。)

explore 探検する

Max:They’re good, very good. I must explore this territory in the next few days.(実に素晴らしい。数日間、この辺を探検しなければいけないな。)

explore」は「探検する、探求する」という意味の動詞です。
例1:I want to explore every planet that goes around the sun.(太陽を巡る全ての惑星を探検してみたい。)
例2:I need to explore more unknown territory in biology.(生物学のもっと知らない領域を探索しなければいけない。)

unanimous 満場一致の

Maria: Children, who should we hear from next? Who?(さぁ、次は誰の歌を聞こうかしら?誰か?)
Maria: The vote is unanimous. You, captain.(投票は満場一致です。あなたです、キャプテン。)

unanimous」は「満場一致の」という意味の形容詞です。
unanimous」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。

例:It was by no means unanimous but your proposal was selected.(満場一致というわけにはいかないけれど、君の提案は採択されたよ。)

suitably ちゃんと

Maria:I’m not suitably dressed.(ちゃんとした格好をしてませんわ。)
Georg:Uh, well, you can change. We’ll wait for you.(あぁ、着替えをなさい。待ちますよ。)

suitably」は「ちゃんと、適当に」という意味の副詞です。
形容詞「suitable適当な)」の副詞の形です。
同義語は「appropriately適当に、ちょうどよく)」「befittingly適当に、正しく)」などがあります。
例:This dress must suitably fit on you! I’ll buy it.(このドレスあなたにぴったり合うはずよ。買うわ。)

accuse 非難する

Herr Zeller:You flatter me, Captain.(お世辞を言うんだな、キャプテン。)
Georg:Oh, how clumsy of me. I meant to accuse you.(私が下手なのかな。非難したつもりだったが。)

accuse」は「非難する、告発する、〜のせいにする」という意味の動詞です。
同義語は「blame for〜のせいにする)」「charge非難する)」などがあります。
例1:Why do you accuse my son?(君はなぜ私の息子を非難するの?)
例2:Don’t accuse others for your own failure.(自分の失敗で他人を非難するな。)

can’t keep one’s eyes off 目が離せない

Elsa::Now, where is that lovely little thing you were wearing the other evening? When the Captain couldn’t keep his eyes off you.(この間の夜に着ていた可愛らしいドレスはどこ?キャプテンがあなたから目を離せなかったものよ。)
Maria:Couldn’t keep his eyes off me?(私から目が離せなかった?)

can’t keep one’s eyes off」は「目が離せない、魅了されている」という意味です。
反対の意味で「keep one’s eyes on …〜を見張る、〜に目をつける)」もよく使われる表現です。
例:The boy couldn’t keep his eyes off the shiny red bike.(少年はぴかぴかの赤い自転車から目が離せなかった。)

feel like doing 〜する気分だ

Max:Let’s make believe we’re standing on the stage at the festival.(音楽祭に立てるようにしよう。)
Marta:I don’t feel like singing.(歌う気分じゃないわ。)

feel like doing」は「〜する気分だ、〜をしたい」という意味です。
他にも、確信のない意見を述べる時に「I feel like …〜の気がする)」の意味でも使われる非常に便利な表現です。
例1:I feel like staying in bed all day.(一日中ベッドの中にいたい気分だ。)
例2:I don’t feel like hanging out with you today.(今日は君と遊ぶ気分じゃない。)

torture ひどく苦しめる

Mother:Did you let him see how you felt?(あなたの気持ちを態度に表したの?)
Maria:If I did I didn’t know it. That’s what’s been torturing me. I was there on God’s errand.(もししていたとしたら知らないうちにです。それが私をずっとひどく苦しめていたんです。神のお仕えであそこにいたんです。)

torture」は「ひどく苦しめる、悩ます、拷問にかける」という意味の動詞です。
名詞の「torture」は「拷問、過酷な罰、苦痛、苦悩」などの意味があります。
同義語は「torment苦しめる、悩ます)」「excruciate苦しめる)」などがあります。
例1:The kid was kidnapped, tortured and murdered. How poor!(その子供は誘拐され、拷問され、そして殺された。かわいそうに。)
例2:The torture made him confess to crimes he had not committed.(拷問にかけられて彼は犯していない罪を認めた。)

映画「サウンド・オブ・ミュージック」のあらすじ


歌を愛する修道女見習いのマリアは、トラップ家の7人の子供達の家庭教師となります。
軍隊式の規律で守られた厳格な家庭に戸惑うマリア。
しかし持ち前の明るさと歌で、しだいに子供達の心を開いていきます。
再び明るい笑顔が戻ったトラップ一家ですが、ナチス台頭に揺れる時代の波が一家にも襲いかかります … 。

映画「サウンド・オブ・ミュージック」を観られる動画配信サービス

映画「サウンド・オブ・ミュージック」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
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「サウンド・オブ・ミュージック」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
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