このページでは、映画「ソーシャル・ネットワーク」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ソーシャル・ネットワーク」は、Facebookの創設者がハーバード大学在学中にFacebookを考案し成功するまでの道のりを描いたお話です。英会話のスピードが早く、専門的な英語表現も頻繁に出てくるため、リスニングを鍛えたい上級者におすすめの映画です。
- be supposed to do 〜するつもり
- moving right along 次に進む
- get into trouble 問題になる
- way ahead 先読みしている
- I’m in 参加する
- happen to ひょっとすると
- sue 訴える
- Facebook me. Facebookで私を追加して。
- annoying むかつく
- talk to you alone 二人きりで話す
- issue 問題
- settle down 落ち着け
- familiar to 〜によく知られている
- Knock it off. やめろ。
- freeze 凍結
- blame 責める
- make it worse 悪くなる
- 映画「ソーシャル・ネットワーク」のあらすじ
- 映画「ソーシャル・ネットワーク」を観られる動画配信サービス
be supposed to do 〜するつもり
- 時間 :3分50秒
- シーン:マークの発言にエリカが怒ります。
Mark : Wait, settle down. (待て、落ち着け。)
Erica : What is supposed to mean?(どういう意味なの?)
「supposed to」は「本来するはずだったこと」を表します。
「supposed to mean」は直訳では「何を意味するはずだったの?」となります。
そのため、相手の発言に対して「どういう意味なの?」と怒りや抗議する気持ちを表す時に使われます。
moving right along 次に進む
- 時間 :10分35秒
- シーン:マークがサイトの作成をしています。
「move right along」は「動き続けて」という意味です。これが派生して、ビジネス英語では「早速次に進もう」という意味で使われます。
例:We’ve talked about advantages of this project. Now, move right along to the actual plan.(このプロジェクトの利点について話しました。それでは実際の計画の話に進みます。)
get into trouble 問題になる
- 時間 :15分
- シーン:マークの作ったサイトがヒットします。
「trouble」は「問題」を意味します。「問題を起こす」や「問題に巻き込まれる」は「get into trouble」というフレーズを使います。
例1:I’ve got into trouble with my parents.(僕は両親との間に問題を起こした。)
例2:Her ex-boyfriend will get you into trouble.(彼女の元彼に巻き込まれるよ。)
way ahead 先読みしている
- 時間 :18分40秒
- シーン:ディヴィヤが新聞でマークのことを知ります。
Tyler : Way ahead of you.(先読みしているよ。)
Divya : This is our guy.(僕たちの男だ。)
「way ahead」は「先読みをすること」を表します。
後ろに「of」をつけることで先読みの対象を付け加えることができます。
似たような表現には「have the foresight(先見の明がある)」があります。
I’m in 参加する
- 時間 :24分50秒
- シーン:ディヴィヤがマークに交渉します。
Cameron : Our first programmer graduated and went to work for Google. Our second programmer just got overwhelmed with schoolwork. We would need you to build the site and write the code, and we’ll provide all the ….(最初のプログラマーは卒業してGoogleに就職、2人目は学校の課題が多くてね。君にサイトのコードを書いてほしいんだ。そしたら…。)
Mark : I’m in.(参加するよ。)
Cameron: What?(え?)
Mark : I’m in.(参加するよ。)
「I’m in」は「参加するよ」と参加を表明する時に使う表現です。
また、反対の言葉として「I’m out」があります。これは「私はやめておく」「参加しない」という意味になります。
例:He is in charge of this project? I’m out.(彼がこのプロジェクトの責任者だって?私はやめとくよ。)
happen to ひょっとすると
- 時間 :34分57秒
- シーン:ダスティンが女の子のことでマークに話しかけます。
「起こる」という意味の「happen」ですが、他にもさまざまな意味や使い方があります。
その1つがこのシーンで使われている「happen to」で、「偶然〜する」「ひょっとすると〜する」という意味があります。
例:I happened to see my ex-girlfriend yesterday.(昨日たまたま元カノを見かけた。)
sue 訴える
- 時間 :42分16秒
- シーン:マークを訴えるかどうかを話しています。
Divya : Why not? I don’t understand, I don’t understand. Why not?(どういうことだ?理解できない、わからないよ。)
「sue 」は「告訴する」という意味です。裁判に関わる場面で使われるだけでなく、日常英会話では冗談としても使われます。
例:You stole my cookie!? I’m gonna sue you.(私のクッキー食べたでしょう!訴えてやる!)
また、代表的な裁判用語は以下のものがあります。
- trial (裁判)
- court(法廷)
- lawyer(弁護士)
- plaintiff(原告)
- defendant(被告)
- guilty(有罪)
Facebook me. Facebookで私を追加して。
- 時間 :45分43秒
- シーン:授業中女の子に逆ナンされたことについてエドアルドが話します。
Mark : They wanna drink later.(彼女たちが僕らと一緒に飲みたいってこと。)
固有名詞が動詞として使われることはよくあり、「Facebook me.」は「Facebookで私を追加してね。」という意味になります。
似たような表現として「Google it.」があります。これは「Googleで検索してね」つまり「ググってね」という意味になります。
例:You don’t know what spontaneous means? Just google it.(”spontaneous”の意味がわからないの?ググりな。)
annoying むかつく
- 時間 :47分44秒
- シーン:エドアルドが訴えの手紙を見つけます。
Mark : I found that to be little more than mildly annoying.(むかつくなあ。)
Eduardo : Oh, well, they find it to be intellectual property theft.(知的財産の盗作って言われてるぞ。)
「annoy」は「苛立たせる」という意味の動詞です。
現在分詞「annoying」の形では「むかつく」「うざい」といった形容詞になり、日常英会話でもよく使われます。
例1:My brother always annoys me.(弟がイライラさせてくる。)
例2:My hair is getting longer. It is so annoying.(髪の毛が伸びてきたの。イライラする。)
talk to you alone 二人きりで話す
- 時間 :53分23秒
- シーン:マークがエリカをレストランで見つけます。
Erica : I think I’m good right here.(私はここでいいわ。)
Mark : I just … I’d love to talk to you alone if we could just go someplace.(ただ、君と二人きりで話したいんだ。もしどこかに行けるなら。)
Erica : Right here is fine.(ここでいいわ。)
「talk to you alone」は「二人きりで話したい」という意味のフレーズです。
「alone」を使ったフレーズには「leave me alone(放っておいて)」などもあります。
issue 問題
- 時間 :1時間2分20秒
- シーン:ウィンクルボス兄弟が学長に直訴しに行きます。
Tyler : Of course, this is a university issue. There’s a code of ethics and an honor code and he violated them both.(いいえ、大学の問題です。倫理と名誉、両方の規則を彼は破りました。)
「issue」は「問題」を意味します。他にも問題を表す単語はありますが、「issue」には「議論されるべき問題」というニュアンスが強いです。
また「issue」は動詞で「発行する」という意味もあります。
例:When is the certificate going to issue?(その証明書はいつ発行されますか?)
settle down 落ち着け
- 時間 : 1時間13分
- シーン:ショーンが動物虐待の件について説明しています。
male : No, and settle down please. I have an article from the Crimson.(いいえ、そして落ち着け。ここにクリムゾンの記事がある。)
「settle」は本来「定住する」という意味がありますが、「settle down」になると「落ち着く」という意味になります。
その他にも「settle down」には「(結婚や就職などで)身を固める」「集中する」「(新しい生活などに)慣れる」という意味でも使われいます。
familiar to 〜によく知られている
- 時間 :1時間21分10秒
- シーン:バーでマークがショーンのデート相手を見て話します。
Sean : She looks familiar to a lot of people.(彼女は多くの人に知られているよ。)
Mark : What do you mean?(どういう意味だ?)
「familiar to」は「〜によく知られている」という意味になります。
似たような表現で「familiar with」がありますが、こちらは「〜をよく知っている」という意味になります。
例1:This patient is familiar to me.(この患者は私によく知られている。)
例2:I am familiar with this patients.(この患者をよく知っている。)
Knock it off. やめろ。
- 時間 :1時間28分5秒
- シーン:Facebookがケンブリッジまで広まっていることを知ります。
Tyler : Stop it, stop it, Cam. Knock it off.(やめろ、やめろ、キャメロン。いい加減にしろ。)
「knock it off 」は命令形で使うと「やめなさい」「邪魔をするな」という意味のフレーズになります。
他に「knock」を使った表現は以下のものがあります。
- knock out(叩き出す)
- knock down(跳ね飛ばす)
- hard knock life(辛い人生)
- knock one’s socks off(びっくりさせる)
freeze 凍結
- 時間 :1時間32分20秒
- シーン:エドアルドが銀行口座を凍結しようとします。
Eduardo : I’d like to freeze this bank account and cancel all existing checks and lines of credit.(この口座を凍結してくれ。融資も全てキャンセルして欲しい。)
「freeze」は「凍結する」という意味の動詞です。
他にも「動かないでいる」という意味で使われることもあります。
また不規則動詞のため、活用は「freeze-froze-frozen」と変化します。
blame 責める
- 時間 :1時間43分40秒
- シーン:エドアルドが株の分配を見て怒ります。
Edaurdo : It’s gonna be like I’m not a part of Facebook.(Facebook の一員じゃないみたいに見えるのが嫌なんだよ。)
「blame」は「責める」という意味の動詞です。「on」を後ろにつけることで責める対象を表します。
例:I am blaming on myself!(僕は自分自身を責めているんだよ!)
make it worse 悪くなる
- 時間 :1時間49分34秒
- シーン:パーティーに警察が入ります。
警察:Lying only makes it worse.(嘘ついても不利なだけだ。)
Girl : I’m sorry, I shouldn’t have lied.(ごめんなさい、嘘つくんじゃなかった。)
「make it worse」は「(状態や状況などが)悪化すること」を表します。
「make matters worse」という決まったフレーズがあり、こちらは「さらに悪いことは」という意味で使われます。
映画「ソーシャル・ネットワーク」のあらすじ
ハーバード大学に通うマークはプログラミングの天才。
彼女にフラれたことの腹いせに作ったサイトがヒットし、その後友人のエドアルドと「Facebook」の開発を始めます。
しかし、アイデアを巡っての裁判や、ビジネスマンのショーンの参入もあり、友情・アイデア・お金・仕事など、いろいろなことで問題が起こっていきます。
果たしてFacebookの行先は…。
そしてマークのたどり着くものとは…。
Facebook創始者の天才マーク・ザッカーバーグをめぐる物語です。
映画「ソーシャル・ネットワーク」を観られる動画配信サービス
映画「ソーシャル・ネットワーク」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
>>> Amazon Prime
「ソーシャル・ネットワーク」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
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