サイトアイコン えいごーず

映画「ソーシャル・ネットワーク」から学ぶ英会話

このページでは、映画「ソーシャル・ネットワーク」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ソーシャル・ネットワーク」は、Facebookの創設者がハーバード大学在学中にFacebookを考案し成功するまでの道のりを描いたお話です。英会話のスピードが早く、専門的な英語表現も頻繁に出てくるため、リスニングを鍛えたい上級者におすすめの映画です。

be supposed to do 〜するつもり

Erica : You’re gonna introduce me to people I wouldn’t normally have a chance to meet? What is that supposed to mean?(私が普段会う機会のない人と会える?どういう意味?
Mark : Wait, settle down. (待て、落ち着け。)
Erica : What is supposed to mean?(どういう意味なの?

supposed to「本来するはずだったこと」を表します。
supposed to meanは直訳では「何を意味するはずだったの?」となります。
そのため、相手の発言に対して「どういう意味なの?」と怒りや抗議する気持ちを表す時に使われます。

moving right along 次に進む

Mark : And I can save the page and Mozilla will save all the image for me. Excellent, Moving right along. (ページを保存して、そしたらMozillaが画像を保存してくれる。いいね。次に行こう。)

move right alongは「動き続けて」という意味です。これが派生して、ビジネス英語では「早速次に進もう」という意味で使われます。
例:We’ve talked about advantages of this project. Now, move right along to the actual plan.(このプロジェクトの利点について話しました。それでは実際の計画の話に進みます。)

get into trouble 問題になる

Friend : Man, that’s an awful lot of traffic. You think maybe we shouldn’t shut it down before we get into troubles?(うわ、これはひどいアクセス数だな。問題になる前にシャットダウンするべきじゃない?)

「trouble」は「問題」を意味します。「問題を起こす」「問題に巻き込まれる」get into troubleというフレーズを使います。
例1:I’ve got into trouble with my parents.(僕は両親との間に問題を起こした。)
例2:Her ex-boyfriend will get you into trouble.(彼女の元彼に巻き込まれるよ。)

way ahead 先読みしている

Divya : You know what I think?(何考えているかわかる?)
Tyler : Way ahead of you.(先読しているよ。)
Divya : This is our guy.(僕たちの男だ。)

way ahead「先読みをすること」を表します。
後ろに「of」をつけることで先読みの対象を付け加えることができます。
似たような表現にはhave the foresight(先見の明がある)があります。

I’m in 参加する

Divya : We’d like to work with you.(一緒に働きたいんだ。)
Cameron : Our first programmer graduated and went to work for Google. Our second programmer just got overwhelmed with schoolwork. We would need you to build the site and write the code, and we’ll provide all the ….(最初のプログラマーは卒業してGoogleに就職、2人目は学校の課題が多くてね。君にサイトのコードを書いてほしいんだ。そしたら…。)
Mark : I’m in.参加するよ。)
Cameron: What?(え?)
Mark : I’m in.参加するよ。

I’m in「参加するよ」と参加を表明する時に使う表現です。
また、反対の言葉としてI’m outがあります。これは「私はやめておく」「参加しない」という意味になります。
例:He is in charge of this project? I’m out.(彼がこのプロジェクトの責任者だって?私はやめとくよ。)

happen to ひょっとすると

Destin : Hey Mark. There is a girl in your art history class. Her name is Stephanie Attis. Do you happen to know if she has a boyfriend? Have you ever seen her with anyone? (おいマーク。君のクラスにステファニーって女の子がいるだろう。ひょっとして彼氏がいるか知っていたりしない?誰かと一緒なの見たことある?)

「起こる」という意味の「happen」ですが、他にもさまざまな意味や使い方があります。
その1つがこのシーンで使われているhappen to」で、「偶然〜する」「ひょっとすると〜する」という意味があります。
例:I happened to see my ex-girlfriend yesterday.(昨日たまたま元カノを見かけた。)

sue 訴える

Tylar : And we’re not suing anybody. (誰も訴えはしない。)
Divya : Why not? I don’t understand, I don’t understand. Why not?(どういうことだ?理解できない、わからないよ。)

sue 「告訴する」という意味です。裁判に関わる場面で使われるだけでなく、日常英会話では冗談としても使われます。
例:You stole my cookie!? I’m gonna sue you.(私のクッキー食べたでしょう!訴えてやる!)
また、代表的な裁判用語は以下のものがあります。

Facebook me. Facebookで私を追加して。

Eduardo: She said, “Facebook me and we can all go for a drink later,” which is stunningly great for two reasons. One, she said, “Facebook me,” right? And then other is, well ….(彼女、「Facebookで私を追加して、一緒に飲みに行こう。」って言ったんだ。2つの理由で最高だろ。1つ目は「Facebookで私を追加して」って言ったこと、そうだろ?2つ目、それは…。)
Mark : They wanna drink later.(彼女たちが僕らと一緒に飲みたいってこと。)

固有名詞が動詞として使われることはよくあり、Facebook me.Facebookで私を追加してね。」という意味になります。
似たような表現としてGoogle it.があります。これは「Googleで検索してね」つまり「ググってね」という意味になります。
例:You don’t know what spontaneous means? Just google it.(”spontaneous”の意味がわからないの?ググりな。)

annoying むかつく

Eduardo: The Winklevoss twins are saying that you stole their idea.(ウィンクルボスは君がアイデアを盗んだって言っている。)
Mark : I found that to be little more than mildly annoying.(むかつくなあ。)
Eduardo : Oh, well, they find it to be intellectual property theft.(知的財産の盗作って言われてるぞ。)

annoy「苛立たせる」という意味の動詞です。
現在分詞annoyingの形では「むかつく」「うざい」といった形容詞になり、日常英会話でもよく使われます。
例1:My brother always annoys me.(弟がイライラさせてくる。)
例2:My hair is getting longer. It is so annoying.(髪の毛が伸びてきたの。イライラする。)

talk to you alone 二人きりで話す

Mark : Could I talk to you alone for a second?(二人きりでちょっと話さない?
Erica : I think I’m good right here.(私はここでいいわ。)
Mark : I just … I’d love to talk to you alone if we could just go someplace.(ただ、君と二人きりで話したいんだ。もしどこかに行けるなら。)
Erica : Right here is fine.(ここでいいわ。)

talk to you alone「二人きりで話したい」という意味のフレーズです。
「alone」を使ったフレーズにはleave me alone(放っておいて)」などもあります。

issue 問題

学長 : I don’t see this as a university issue.(大学の問題だとは思わないね。)
Tyler : Of course, this is a university issue. There’s a code of ethics and an honor code and he violated them both.(いいえ、大学の問題です。倫理と名誉、両方の規則を彼は破りました。)

issueは「問題」を意味します。他にも問題を表す単語はありますが、「issue」には「議論されるべき問題」というニュアンスが強いです。
またissueは動詞で「発行する」という意味もあります。
例:When is the certificate going to issue?(その証明書はいつ発行されますか?)

settle down 落ち着け

Eduardo : I did not torture the chicken. I don’t torture chickens. Are you crazy?(鶏の虐待はしていない。していないよ。ばかなのか?)
male : No, and settle down please. I have an article from the Crimson.(いいえ、そして落ち着け。ここにクリムゾンの記事がある。)

「settle」は本来「定住する」という意味がありますが、settle downになると「落ち着く」という意味になります。
その他にもsettle downには「(結婚や就職などで)身を固める」「集中する」「(新しい生活などに)慣れる」という意味でも使われいます。

familiar to 〜によく知られている

Mark : Your date looks so familiar to me.(君の彼女、知っている気がする。)
Sean : She looks familiar to a lot of people.(彼女は多くの人に知られているよ。)
Mark : What do you mean?(どういう意味だ?)

familiar to「〜によく知られている」という意味になります。
似たような表現でfamiliar withがありますが、こちらは「〜をよく知っている」という意味になります。
例1:This patient is familiar to me.(この患者は私によく知られている。)
例2:I am familiar with this patients.(この患者をよく知っている。)

Knock it off. やめろ。

Cameron : If this is online, I wanna see it.(オンラインにあるのなら、みたい。)
Tyler : Stop it, stop it, Cam. Knock it off.(やめろ、やめろ、キャメロン。いい加減にしろ。

knock it off は命令形で使うと「やめなさい」「邪魔をするな」という意味のフレーズになります。
他に「knock」を使った表現は以下のものがあります。

freeze 凍結

Reception:Can I help you?(ご用件は?)
Eduardo : I’d like to freeze this bank account and cancel all existing checks and lines of credit.(この口座を凍結してくれ。融資も全てキャンセルして欲しい。)

freeze「凍結する」という意味の動詞です。
他にも「動かないでいる」という意味で使われることもあります。
また不規則動詞のため、活用はfreeze-froze-frozenと変化します。

blame 責める

Mark : You’re gonna blame on me because you were the business head and you made a bad business deal?(自分がビジネス脳のくせに間違ったビジネス取引をしたことを責めているのか?)
Edaurdo : It’s gonna be like I’m not a part of Facebook.(Facebook の一員じゃないみたいに見えるのが嫌なんだよ。)

blame「責める」という意味の動詞です。「on」を後ろにつけることで責める対象を表します。
例:I am blaming on myself!(僕は自分自身を責めているんだよ!)

make it worse 悪くなる

Girl : I’m 21.(21才。)
警察:Lying only makes it worse.(嘘ついても不利なだけだ。)
Girl : I’m sorry, I shouldn’t have lied.(ごめんなさい、嘘つくんじゃなかった。)

「make it worse」「(状態や状況などが)悪化すること」を表します。
「make matters worse」という決まったフレーズがあり、こちらは「さらに悪いことは」という意味で使われます。
 

映画「ソーシャル・ネットワーク」のあらすじ


ハーバード大学に通うマークはプログラミングの天才。
彼女にフラれたことの腹いせに作ったサイトがヒットし、その後友人のエドアルドと「Facebook」の開発を始めます。
しかし、アイデアを巡っての裁判や、ビジネスマンのショーンの参入もあり、友情・アイデア・お金・仕事など、いろいろなことで問題が起こっていきます。
果たしてFacebookの行先は…。
そしてマークのたどり着くものとは…。
Facebook創始者の天才マーク・ザッカーバーグをめぐる物語です。
 

映画「ソーシャル・ネットワーク」を観られる動画配信サービス

映画「ソーシャル・ネットワーク」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
>>> Amazon Prime
 
 
「ソーシャル・ネットワーク」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの映画30選【レベル・ジャンル別】

モバイルバージョンを終了