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海外ドラマ「シャーロック」から学ぶ英会話

このページでは、海外ドラマ「シャーロック」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「シャーロック」は、イギリス小説「シャーロック・ホームズ」を現代意訳した推理ドラマです。主人公の英語を話すスピードが少し速いので、イギリス英語の英会話、特にリスニングを鍛えたい中級者以上の方におすすめです。

upside down 逆さまに

Watson:You just wrote “Still has trust issues”.(”信頼問題がまだある”と書いたね。)
Ella:And you read my writing upside down. Do you see what I mean?(あなたは逆さまに読んだわ。意味が分かる?)

upside down」は「逆さまに」という意味です。
一般的には文末に置かれ、副詞としての働きをします。
ちなみに【表裏が逆の場合】は「inside out」と言います。
例1:Don’t hold it upside down.(それを逆さまに持ってはいけません。)
例2:The map looks very strange, why don’t you turn it upside down?(その地図は奇妙に見えます、逆さまにしてみてはどうですか?)

resemble 類似する

Donovan:Preliminary investigations suggest that this was suicide.(初動捜査では、これは自殺だと判断。)
Donovan:We can confirm that this apparent suicide closely resembles those of Sir Jeffrey Patterson and James Phillimore.(この自殺はジェファリー・パターソン氏とジェームス・フィリモア少年の件と類似していることが確認できます。)

resemble」は「類似する、似る」という意味の動詞です。
be similer to」と言い換えることもできます。
例1:She resembles her mother so much.(彼女はお母さんにとても似ている。)
例2:This paper resembles my own work.(この記事は僕自身の仕事内容に類似している。)

precaution 警戒

Lestrade:Obviously this is a frightening time for people, but all anyone has to do is exercise reasonable precautions. We are all as safe as we want to be.(皆さんにとって恐怖な時間なのはお察しします、ですが皆さんにには十分に警戒して欲しい。私たちはみんな安全です。)

precaution」は「警戒、用心、予防措置」という意味の名詞です。
同義語は「circumspection用心深さ、用意周到)」「caution用心、警告)」などがあります。
「caution」は【起きつつある危険事象や、起きていることに対する注意喚起】なのに対し、「precaution」は【まだ起きていない危険に対して予め注意する】というニュアンスが含まれます。
例1:He put an ice pack on the injury as a precaution.(彼は予防措置として傷口にアイスパックを当てた。)
例2:People I spoke to were unconcerned about Covid risk or extra security precautions.(私が話をした人たちは、コロナウイルスのリスクや安全の警戒に対して気にしていなかった。)

bruise アザ

Holmes:I need to know what bruises form in the next twenty minutes. A man’s alibi depends on it. Text me.(20分後のアザの経過を教えてくれ。ある男のアリバイはこれ次第なんだ。メールして。)

bruise」は「アザ、打撲傷、傷」という意味の名詞です。
動詞として「打撲傷を与える、アザをつける、傷つける、負傷する」の意味も持ちます。
傷に関する単語は、他にも以下のようなものがあります。

例1:I got a bruise on my left shin.(左のスネにアザができた。)
例2:I got several bruises without noticing.(気付かない間にいくつかのアザができていた。)

prefer 好む

Holmes:Mike, can I borrow your phone? There’s no signal on mine.(マイク、携帯を借りてもいいか?私のは電波がない。)
Mike:And what’s wrong with the landline? (固定電話は?)
Holmes:I prefer to text.(メールを好むんだ。)

prefer」は「好む、選ぶ」という意味の動詞です。
いくつかの物を比べた上で、好きな方を述べる時に使われる単語です。
like ((something)) better than … 」と言い換えることもできます。
比べる対象のものを述べる場合の前置詞は「to」になります。
例1:In general, people in America tend to prefer bigger cars.(一般的に、アメリカの人は大型車を好む傾向にある。)
例2:I’d prefer meat to fish.(私は魚より肉の方を好む。)

execute 死刑を執行する

Holmes:A few years back, her husband got himself sentenced to death in Florida. I was able to help out.(数年前、フロリダで彼女の夫が死刑判決されたんだ。私が助けた。)
Watson:Sorry, you stopped her husband being executed?(え、夫が死刑になるのと止めたのか?)

execute」は「死刑を執行する、実行する」という意味の動詞です。
このシーンでは「死刑を執行する」の意味の受動態の形で使われていますが、【タスクや計画を実行する】という意味で使われることの方が多いです。
同義語は「carry out実行する)」「accomplish成し遂げる、完了する)」「fulfill果たす、実現する)」などがあります。
例1:We all thought it’s difficult to execute the plan.(私たちはみんな、その計画を実行するのは難しいと思った。)
例2:In some states, criminals can’t be executed.(いくつかの州では、犯罪者の死刑執行はできない。)

indeed 本当に

Watson:Well, this could be very nice. Very nice indeed.(かなり良さそうだな。本当にいい。)
Holmes:Yes. Yes, I think so. My thoughts precisely.(うん、そう思うよ。全く同じ考えだ。)

indeed」は「本当に、実に、なるほど」という意味の副詞です。
同義語は「really」「certainly」「definitely」「absolutely」などがあります。
例1:Those brothers are both over 6 feet in height. That’s indeed tall.(その兄弟は2人とも身長が6フィート以上ある。本当に背が高い。)
例2:She is very clever indeed.(彼女は本当に頭がいい。)

forensics 鑑識

Lestrade:You know how they never leave notes?(今まで書き置きはなかったろ?)
Holmes:Yeah.(ああ。)
Lestrade:This one did. Will you come?(今回はあった。来るか?)
Holmes:Who’s on forensics?(鑑識は誰だ?)

forensics」は「鑑識」という意味の名詞です。
鑑識に関連する単語は、他にも以下のようなものがあります。

例:The criminal tried to disguise the origin of the email, but a forensics team was able to trace them.(犯人はメールの発信元を装おうとしたが、鑑識のチームはそれを追跡することができた。)

split up 別れる

Holmes:Did I get anything wrong?(間違った点はあったか?)
Watson:Harry and me don’t get on, never have. Clara and Harry split up three months ago and they’re getting a divorce, and Harry is a drinker.(ハリーと僕は不仲だ。クララとハリーは3ヶ月前に別れて離婚しようとしてる、それとハリーは酒飲みだ。)

split up」は「別れる、離婚する、分離する」という意味です。
divorce」と言い換えることもできます。
動詞の「split」は過去形・現在分詞形ともに「split」で表されます。このシーンでは「three months ago(3ヶ月前)」とあるので過去の話をしていることが分かります。
例:When her parents split up, she had a really tough time.(両親が離婚した時、彼女は本当に大変な時期を過ごした。)

contaminated 汚染された

Holmes:Ah, Anderson. Here we are again.(あぁ、アンダーソン。また君か。)
Anderson:It’s a crime scene. I don’t want it contaminated. Are we clear on that?(ここは犯罪現場だ。汚染されたくない。分かっているよな?)

contaminated」は「汚染された、汚い」という意味の形容詞です。
動詞の「contaminate」は「汚す、汚染する、悪影響をもたらす、混交する」という意味を持ちます。
同義語は「polluted汚染された、汚れた)」「impure不潔な、汚い、腐敗した)」などがあります。
例:I had to boil the contamitated water.(私は汚い水を沸騰させなければいけなかった。)

vaporize 蒸発させる

Anderson:Well, of course it’s for men! I’m wearing it!(もちろん男性用だよ!俺がつけているんだ!)
Holmes:So’s Sergeant Donovan.(ドノヴァンもだ。)
Holmes:Ooh … and I think it just vaporized. May I go in?(おぉ、蒸発したようだ。入っても?)

vaporize」は「蒸発させる、気化させる」という意味の動詞です。
vaporise」とも綴られます。
同義語は「evaprate蒸発する、蒸発させる、消失する)」「gasify気化させる)」などがあります。
例:The liquid nitrogen vaporizes into an odorless gas that’s capable of displacing oxygen.(液体窒素は、酸素に成り代わることができる無臭の気体に気化する。)

pass out 気絶する

Watson:Yeah … Asphyxiation, probably. Passed out, choked on her own vomit. Can’t smell any alcohol on her. (うん … 窒息だ、恐らく。気絶して、自身の嘔吐物で窒息死。彼女から酒の臭いはしない。)
Watson:It could have been a seizure, possibly drugs.(発作か、もしかしたら薬物か。)

pass out」は「気絶する、死ぬ、酔いつぶれる」という意味です。
実際に気絶していなくても、【気絶したように寝る】という意味でも「pass out」が使われます。
同義語は「conk out気絶する、気を失う、死ぬ)」「faint失神する)」などがあります。
例1:She described a co-worker passing out, she believes from excessive heat in the warehouse.(彼女は同僚が気絶した時のことを説明した、たぶん倉庫の中で過度の熱によるものだろうと彼女は言った。)
例2:My dad got visibly drunk and passed out last night.(昨夜、お父さんは見るからに酔っていて、気絶した。)

sustain 維持する

Holmes:She’d never sustain the fiction of being single over that amount of time, so more likely a string of them. Simple.(一人と長く付き合えば、独身の作り話を続けることはできない、だから何人かいた可能性が高い。簡単だ。)

sustain」は「維持する、支える、支援する」という意味の動詞です。
最近よく耳にする「サスティナブル」という言葉は「sustain」から派生する「sustainable維持できる、支えられる)」から来ており、地球環境を維持できる為の製品を表します。
例1:We sustained the diplomatic negotiations as long as possible.(我々はできるだけ長く外交の交渉を支えた。)
例2:The money will be able to sustain our good cause.(お金は私達に有益なことを維持できるだろう。)

damp 湿った

Holmes:Her coat, it’s slightly damp. She’s been in heavy rain in the last few hours. No rain anywhere in London in that time.(彼女のコート、少し湿っている。数時間前雨の中にいたはずだ。だがその時間、ロンドンのどこも雨は降っていない。)

damp」は「湿った、湿気のある」という意味の形容詞です。
同義語は「wet濡れた)」「soggyびしょびしょの)」などがあります。
例1:She used a damp rag to wipe off the dust.(彼女はほこりを拭くのに湿った布を使った。)
例2:Old homes can be damp and unfriendly to modern life.(古い家屋は湿っていて現代生活に不都合なことがある。)

the (( 比較級 )), the (( 比較級 )) 〜すればするほど、もっと〜

Donovan:You know why he’s here? He’s not paid or anything. He likes it. He gets off on it. The weirder the crime, the more he gets off. (なぜ彼がここにいるか知ってる?無報酬よ。好きだからやってるの。興奮するのよ。犯罪が不可解であればあるほどもっと興奮するの。)

the (( 比較級 )), the (( 比較級 ))」は「〜すればするほど、もっと〜」という意味です。
例えば、「速く走れば走るほど、もっと脂肪を燃やせる」と言う時は「The faster you run, the more fat you can burn」という風になります。
(( 比較級 ))の中の単語を入れ替えるだけで使えるとても便利な表現なので、ぜひ覚えておきましょう。
例1:The more you learn, the more you want to.(学べば学ぶほど、もっと学びたくなる。)
例2:The more you study, the more you discover your ignorance.(学べば学ぶほど、もっと自分が無知であることがわかる。)

discreet 慎重な

Man:When one is avoiding the attention of Sherlock Holmes, one learns to be discreet, hence this place.(シャーロック・ホームズの注意を避けてる時、人は慎重になることを学ぶ、だからこの場所なのさ。)

discreet」は「慎重な、思慮深い、分別のある」という意味の形容詞です。
同義語は「prudent慎重な、分別のある)」、反義語は「indiscreet無用心な、軽率な、起機転の利かない)」です。
例1:He was a very discreet gentleman.(彼はとても慎重な人だった。)
例2:That discreet, finely wrought gold necklace was made for the certain lady.(その慎重に綺麗に形作られた金色のネックレスは、ある特定の女性の為に作られた。)

in exchange 引き換えに

Man:Because you’re not a wealthy man.(だって君は裕福ではないからね。)
Watson:In exchange for what? (引き換えになにを?)
Man:Information. Nothing indiscreet. Nothing you’d feel … uncomfortable with. Just tell me what he’s up to.(情報だ。君が不快に思うようなことではなく、無用心でもなく。ただ動向を私に知らせるだけだ。)

in exchange」は「引き換えに」という意味です。
〜の引き換えに」と対象のものを述べる場合は、前置詞の「for」が後ろに来ます。
例1:The kidnappers demanded a ransom in exchange for her safe return.(誘拐犯たちは彼女を無事に引き渡すのと引き換えに身代金を要求した。)
例2:She drew me a picture. In exchange, I wrote her a letter.(彼女は私に絵を描いてくれた。代わりに私は彼女に手紙を書いた。)

disorder 疾患

Man:Your therapist thinks it’s post-traumatic stress disorder. She thinks you’re haunted by memories of your military service.(セラピストは心因性の疾患だと判断した。彼女は戦場でのトラウマだと思った。)

disorder」は「疾患、病気、不調」という意味の名詞です。
その他にも「無秩序、不規則」などの意味もあり、順番通りでない様子やルールが乱されている場面を表します。
例1:The doctor prescribed some medicine for the disorder.(先生は疾患に対していくつかの薬を処方してくれた。)
例2:It’s not known whether this blood disorder is related to the Covid vaccines.(この血液の病気が、コロナウイルスのワクチンに関係しているかどうかは知られていない。)

海外ドラマ「シャーロック」のあらすじ


アフガニスタンで軍医を務めていたジョン・ワトソンは、戦場での体験からPTSDを発症し、治療のためにカウンセリングを受けながら生活していました。
ワトソンの友人マイク・スタンフォードはワトソンにルームシェアを提案し、シャーロック・ホームズを紹介します。
警察のレストレード警部はコンサルタント探偵をしているシャーロックに連続自殺事件の捜査協力を依頼し、シャーロックは助手のワトソンと共に捜査に乗り出します。
果たしてシャーロックとワトソンは事件を解決することができるのか … 。

海外ドラマ「シャーロック」を観られる動画配信サービス

海外ドラマ「シャーロック」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
 
 
 
 
 
海外ドラマ「シャーロック」以外にも英会話・英語学習におすすめの海外ドラマはたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、海外ドラマで英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの海外ドラマ20選【レベル・ジャンル別】
 
 

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