「どんぐりの背比べ」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには4つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【どんぐりの背比べ】
意味:どれもこれも平凡で、特に優れて目立つものがない。
意味:どれもこれも平凡で、特に優れて目立つものがない。
- be(all)much of a muchness
- be all alike
- There is nothing much to choose between(among)them.
- Six of one and half a dozen of the other.
be(all)much of a muchness
- 意味:ほとんど大差ない、よく似ている
解説
この表現は「They are(all)much of a muchness.」のように、大差のない2つのものや人物を主語に置いて使う定番フレーズです。
「muchness」はあまり見慣れない単語ですが、このフレーズ以外で使うことはないので、このフレーズで覚えておくようにしましょう。
be all alike
- 意味:似ている、同じくらいである
解説
この表現も「They are all alike.」のように主語をつけて使います。
「どんぐりの背比べ」の意味を直接的に表したフレーズです。
There is nothing much to choose between(among)them.
- 直訳:それらから選ぶものはない。
- 意味:大差ない、優れて目立つものがない。
解説
この表現も「どんぐりの背比べ」の意味を直接的に表しています。
「その中から選ぼうとしても何も選ぶものがない」つまり「大差ない、どれも同じくらいだ」ということですね。
基本的に「between」は2つのものに対して、「among」は3つ以上のものに対して使います。
Six of one and half a dozen of the other.
- 直訳:一方の6つと、もう一方の半ダース
- 意味:大差なく、本質的には同じである。
- 用語:dozen:ダース(12個)
解説
この言葉は、18世紀のイギリスの海軍将校ラルフ・クラークが残した言葉に由来すると言われています。
どちらかを選ぶ時に「どちらを選んでもあまり変わらない」という状況で使います。
「どんぐりの背比べ」の英語表現について解説しました。
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