「灯台下暗し」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【灯台下暗し】
意味:身近な事情はかえってわかりにくい。
意味:身近な事情はかえってわかりにくい。
- Go abroad to hear of home.
- You can’t see the forest for the trees.
- It’s often difficult to see what is right in front of your eyes.
Go abroad to hear of home.
- 直訳:故郷のことを聞くために外国へ行きなさい。
- 意味:身近に起こっていることは離れてみないとわからないものだ。
- 用語:abroad:外国へ、外国に
解説
この言葉の由来は不明ですが、「灯台下暗し」と近い意味を持つ英語のことわざです。
たとえば日本から海外へ留学して、海外メディアでの日本に関する報道を見たり、周りに日本について説明するために自国の政治や文化、歴史などについて調べたりすることで、日本にいた時より日本を深く知れたという方はよくいますよね。
「Go abroad and you’ll hear news of home.」と表現されることもあります。
You can’t see the forest for the trees.
- 直訳:木に気を取られて森を見ることができない。
- 意味:物事の一部分や細部に集中しすぎて全体を見通せない。
解説
このことわざは、日本語の「木を見て森を見ず」にあたる英語表現です。
「灯台下暗し」とは少し意味が異なりますが、「身近な状況を理解できない」という部分では少し共通するニュアンスがありますね。
It’s hard to see what is under your nose.
- 直訳:鼻の下にあるものを見るのは難しい。
- 意味:身近に起こっていることはかえってわかりにくい。
解説
この言葉は「灯台下暗し」を元に作られた英訳表現です。
これだけだと何を言っているかわからないので、「灯台下暗し」の意味も一緒に説明するようにしましょう。
「灯台下暗し」の英語表現について解説しました。
>>ことわざ一覧に戻る