「立つ鳥跡を濁さず」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【立つ鳥跡を濁さず】
意味:立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退き際が潔いこと。
意味:立ち去る者は、あとが見苦しくないようにすべきであるということ。退き際が潔いこと。
- Cast no dirt into the well that gives you water.
- It’s an ill bird that fouls its own nest.
Cast no dirt into the well that gives you water.
- 直訳:水を与えてくれる井戸にゴミを投げ入れてはいけない。
- 意味:自分が使った後もきれいにしておくべきだ。
- 用語:cast:投げ入れる / dirt:ゴミ、汚物 / well:井戸
解説
この言葉の由来は不明ですが、「みんなが使うものは自分が使った後もきれいにしておくべきだ」という基本的なマナーが元になっている表現です。
「立つ鳥跡を濁さず」にも「立ち寄った場所をきれいなままにしておく」「元通りにする」「周りに迷惑をかけないようにする」といったニュアンスがあるので、そういった場面で使うといいでしょう。
「立つ鳥跡を濁さず」にも「立ち寄った場所をきれいなままにしておく」「元通りにする」「周りに迷惑をかけないようにする」といったニュアンスがあるので、そういった場面で使うといいでしょう。
It’s an ill bird that fouls its own nest.
- 直訳:自分の巣を汚すのは悪い鳥だ。
- 意味:自分や家族、属するグループなどをけなしたり、恥をもたらす人のたとえ。
- 用語:ill:悪い、病気の / foul:汚す、反則行為をする / nest:巣
解説
この言葉はイギリスのことわざで、自分や家族、自分が属する集団をけなしたり、組織全体の評価を下げるような行いをする人を非難する表現です。
「It is a foolish bird that soils its own nest.」も同じ意味のことわざです。
日常会話では「He fouls its own nest.」のように、後半部分に主語をつけて表現することもあります。
「立つ鳥跡を濁さず」の英語表現について解説しました。
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