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「損して得取れ」を英語で言うと?

「損して得取れ」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには6つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【損して得取れ】
 意味:一時的には損をしても、将来的に大きな利益になって返ってくるように考えよ。
  • You must lose a fly to catch a trout.
  • Lose a dime and win a dollar.
  • Make the best of a bad bargain.
  • A small gift brings often a great reward.
  • Sometimes the best gain is to lose.
  • Don’t consider only immediate profits.

You must lose a fly to catch a trout.

解説

この言葉は、17世紀に活躍したイングランドの詩人ジョージ・ハーバートが残したことわざだと言われています。
「損して得取れ」と同じようにビジネス、特にマーケティングをする上で必要な考え方として使える表現です。

Lose a dime and win a dollar.

解説

この言葉の由来は不明ですが、「損して得取れ」と同じようなニュアンスで使える英語表現です。
アメリカやカナダでは1ドル以下の硬貨にそれぞれ名前がついていて、日常会話でも頻繁に使うのでついでに覚えておきましょう。

Make the best of a bad bargain.

解説

この言葉はことわざではありませんが、「make the best of 〜(〜を最大限に利用する)」が使われた定番のフレーズです。
「損して得取れ」と少し意味が異なり「どんなに不利な状況でも最善を尽くすことが大切だ」というニュアンスがあります。

A small gift brings often a great reward.

解説

この言葉は、どちらかというと「海老で鯛を釣る」「棚からぼた餅」のように「ちょっとしたことで大きな得をしてラッキー」といったニュアンスのある言葉です。
「損して得取れ」のようにビジネスの心得や商売のコツとしての意味はないので注意しましょう。

Sometimes the best gain is to lose.

解説

この言葉は、前述の「You must lose a fly to catch a trout.」と同じく、17世紀に活躍したイングランドの詩人ジョージ・ハーバートが残したことわざだと言われています。
「損して得取れ」と同じ意味のことわざとして使えますが、「No pain, no gain.」のように「リスクを負わなければ、大きな成功は得られない。」といったニュアンスもあります。

Don’t consider only immediate profits.

解説

この言葉はことわざではありませんが、「損して得取れ」を直接的に表したフレーズです。
日本語でもビジネスや資産運用などの場面で「目先の利益だけにとらわれてはいけない」とよく言いますが、まさにそう言いたい時に使える表現です。
 
「損して得取れ」の英語表現について解説しました。
 
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