サイトアイコン えいごーず

「善は急げ」を英語で言うと?

「善は急げ」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【善は急げ】
 意味:何かをしようという気持ちになったら、その日が吉日と思ってすぐに始めるのがよい。
  • Strike while the iron is hot.
  • Make hay while the sun shines.
  • Never put off till tomorrow what you can do today.

Strike while the iron is hot.

解説

この言葉は「鉄は熱いうちに打て」ということわざの英語表現で、15世紀のイギリスで生まれたと言われています。
「善は急げ」と「鉄は熱いうちに打て」はよく似た状況で用いられるので、この言葉を「善は急げ」として使っても問題ないでしょう。
「思い立ったが吉日」にも使える言葉です。

Make hay while the sun shines.

解説

このことわざは、16世紀のイギリスの作家ジョン・ヘイウッドのことわざ集に記録されているのが最初だと言われています。
イギリスは天気が変わりやすいため、天気が良ければすぐ草を干さなければいけなかったのでしょう。
何事も絶好のチャンスを逃さず、迅速に行動することが大切だということですね。

Never put off till tomorrow what you can do today.

解説

このことわざは、アメリカ建国の父と呼ばれている政治家ベンジャミン・フランクリンが残した言葉だと言われています。
「今日できることは今日のうちにしておきなさい」という言葉は、日本でもよく聞くフレーズですよね。
「今日中にやろうと思っていたけど、やっぱり明日でいいか」とついついめんどくさがってしまう自分や周りの人たちを戒める時に使ってみましょう。
ちなみに、「Never do today what you can put off till tomorrow.(明日できることは今日するな。)」という全く反対の意味の言葉もありますが、こちらは「優先度の低い仕事は後回しにせよ。」というニュアンスで使われます。
どちらもビジネスの場で使えそうな表現ですね。
 
「善は急げ」の英語表現について解説しました。
 
>>ことわざ一覧に戻る

モバイルバージョンを終了