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「楽あれば苦あり」を英語で言うと?

楽あれば苦あり」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには4つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

楽あれば苦あり
 意味:楽は苦を、苦は楽を生むもとになる。今の苦労は将来の楽につながるから耐え忍ばなければいけない。
  • Every cloud has a silver lining.
  • There is no pleasure without pain.
  • Sweet meat will have sour sauce.
  • You have to take the good with the bad.

Every cloud has a silver lining.

解説

「silver lining」は、雲が裏側にある太陽によって照らされて、輝くように縁どられている様子を表します。分厚い雲から太陽が姿をあらわす瞬間に見られる光景です。
どんなに分厚い雲の中にも光がある(どんなに困難な悪い状況の中にも、何か良い要素はある)という意味なので、大変な時にこういった景色を思い浮かべて元気を出すのによいことわざです。
「人間万事塞翁が馬」の意味として使われることもあります。

There is no pleasure without pain.

解説

こちらは英語のことわざではなく、「楽あれば苦あり」を英語で表現したものです。
痛みなしでは幸せがないことから、苦楽はどちらも存在することを意味します。
「人生山あり谷あり」と訳されることもあり、良い事があれば悪い事もあり、その逆もまた然りといった意味で使われます。
ここで使われている「There is no…(〜がない)」の表現は日常会話でも非常によく使われるので、ぜひ覚えておきましょう。
「楽は苦の種、苦は楽の種」の意味として使われることもあります。

Sweet meat will have sour sauce.

解説

こちらは「楽あれば苦あり」の意味で使われる英語のことわざです。
「bitter sweet(苦くて甘い、苦楽のある)」と同じような表現で、ここでは「bitter」の代わりに「sour」が使われています。
苦楽は共存し切り離せないことを、味覚を使って表現しているいかにも英語っぽい表現ですね。

You have to take the good with the bad.

解説

「楽あれば苦あり」とは、人生というものは楽しいこともあれば辛いこともあり、常に一様ではないという意味です。
こちらの表現では、良い出来事の裏には悪い出来事もセットで存在しているという意味になります。
「Take the bad with the good.」と命令形に言い換えられることもあります。
 
 
 
楽あれば苦あり」の英語表現について解説しました。
 
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