「二度あることは三度ある」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには4つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
意味:物事は繰り返されるものである。
- Things come in threes.
- What happens twice will happen three times.
- It never rains but it pours.
- History repeats itself.
Things come in threes.
- 直訳:物事は3回の中でやって来る。
- 意味:物事は3回繰り返される。
解説
なにか大きな事件・災害などが起きると、その後にも同様のことが連続して起きるという「二度あることは三度ある」の意味で使われる英語表現です。
英語での共通のフレーズは「Bad / Good things come in threes.」の形で使われることが多いです。物事には良いことが三度、悪いことが三度ずつあると言われています。
What happens twice will happen three times.
- 意味:2回起こることは3回起こる。
解説
こちらは、日本語の「二度あることは三度ある」と全く同じ意味の英語のことわざです。
「What had happened twice will happen three times.(2回起こったことは3回起こる。)」と過去完了形で使われることもあります。
有名なブラジルの小説家:パウロ・コエーリョが文中で使っていた文章の中で、こんなものがあります。
「Everything that happens once can never happen again. But everything that happens twice will surely happen a third time.(一度しか起こらないことはもう二度と起こらない。でも二度起こることは必ず三度起こる)」
It never rains but it pours.
- 直訳:土砂降り以外の雨は決して降らない。
- 意味:雨が降るとなると、土砂降りになる。
解説
この表現は、直訳すると「雨が降るだけでも十分嫌なのに、土砂降りになって二重の災難だ」という意味で、日本語の「二度あることは三度ある」に相当することわざです。
「泣きっ面に蜂」、「弱り目に祟り目」と訳されることもあります。
History repeats itself.
- 直訳:歴史は繰り返す。
- 意味:同じことが何度も起きる。
解説
これは、同じことが二度起きればもう一度起きる可能性が高いので、油断してはいけないという英語のことわざです。
「歴史は繰り返す」という意味で、同じことが何度も起きる「二度あることは三度ある」に近い表現として使われます。
「二度あることは三度ある」の英語表現について解説しました。
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