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「三つ子の魂百まで」を英語で言うと?

三つ子の魂百まで」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには4つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

三つ子の魂百まで
 意味:幼いころの性格は、年をとっても変わらない。
  • What is learned in the cradle is carried to the grave.
  • A leopard can’t change its spots.
  • As the twig is bent, so grows the tree.
  • The child is the father of the man.

What is learned in the cradle is carried to the grave.

解説

「三つ子の魂百まで」のことわざにある「三つ子」とは3歳のことで、「百まで」とは100歳までという意味で、小さな頃の性格は年をとっても変わらないという意味になります。
この表現では「ゆりかごで習ったこと(=幼少期の性格を構築するもの)」は「墓場まで持っていかれる(=死ぬまで変わることはない)」といった言い回しがされています。
ここではwhatの名詞節が使われており「What is learned in the cradle(ゆりかごの中で覚えられるもの」までが主語になっています。

A leopard can’t change its spots.

解説

少しニュアンスは異なりますが、日本語の「三つ子の魂百まで」と似た意味の英語表現になります。
ここでの「spot」はヒョウの模様の斑点を指しており、「ヒョウはどうやっても自分の模様を変えることは出来ない」ということから、「持って生まれた自分の性分(特に悪い性分)はどんなに頑張っても変えられない、人は変わらない。」のような意味で用いられています。
由来は旧約聖書で、予言者エレミヤ(Jeremiah)が行いの悪い羊飼いを改心させようとしたものの、出来なかった時に言った言葉から来ていると言われています。
「A leopard never changes its spots.」「A leopard doesn’t change its spots」と言い換えられることもあります。

As the twig is bent, so grows the tree.

解説

こちらは「三つ子の魂百まで」と似た意味の英語のことわざです。
小さい頃に曲がってしまうと、その後の人生も大きく影響を受けてしまうという意味です。
矯正するなら小さいうちの方が良いということですね。
ここで使われている「bent」は「bend(曲げる)」の過去分詞形で、受け身の表現として使われています。

The child is the father of the man.

解説

こちらはも「三つ子の魂百まで」と似た意味の英語のことわざです。
ここでの「father」は、自分の父ではなく「源」の意味で用いられており、幼少期は大人の自分を形成する大事な要素であることから、幼少期の性格は大人になってからも軸となり簡単には変わらないことを表します。
 
 
 
三つ子の魂百まで」の英語表現について解説しました。
 
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