「身から出た錆」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【身から出た錆】
意味:自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむこと。
意味:自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむこと。
- You asked for it.
- As you sow, so shall you reap.
- As you make your bed, so you must lie on it.
You asked for it.
- 直訳:自分でそれ(悪いこと)を求めた(招いた)。
- 意味:自分で自分を苦しめる。
- 用語:ask for : 頼む、求める
解説
「あなたはそれを求めた」という意味から、「それは身から出た錆だ」のようなニュアンスで使われる英語表現です。
「自分でそれを求めたんだろ。」と言いたい時に、日常会話でもよく使われる表現です。
As you sow, so shall you reap.
- 直訳:種を撒いたら、刈り取らねばならない。
- 意味:自分で撒いた種は自分で何とかしなければいけない。
- 用語:sow:種をまく / reap:刈り取る、収穫する
解説
こちらは「身から出た錆」と同じ意味の英語のことわざで、由来は聖書の中の一節であると言われています。
日本語の「身から出た錆」は、最終的に悪い結果となった時の戒めとして使われますが、英語では悪いことだけでなく良いことにも使われています。
「You reap what you sow.(種を撒いたものを刈り取る。)」と言われることもあります。
As you make your bed, so you must lie on it.
- 直訳:自分で寝床を作ったなら、そこに寝なければならない。
- 意味:あなたが自分で作った状況を受け入れないといけない。
- 用語:make bed : 寝床を作る(ベッドを直す)/ lie:横たわる
解説
こちらも「身から出た錆」と同じ意味で使われることわざで、自分で作った寝床で寝ないといけないことから、自分で作り出した状況を受け入れなければいけないという意味になります。
「You made your bed, now you have to sleep in it.」と言い換えられることもあります。
「make bed」はここでは「ベッドを作る=寝床を作る」という意味ですが、日常会話では「ベッドを直す、整える」という意味でよく使われます。
起きてぐちゃぐちゃになっているシーツやカバーを、綺麗に整える時に使われる表現ですね。
「身から出た錆」の英語表現について解説しました。
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