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「後悔先に立たず」を英語で言うと?

「後悔先に立たず」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには4つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【後悔先に立たず】
 意味:すでに終わってしまったことを後から悔やんでも遅い。済んだことを後悔しても取り返しがつかない。
  • It is no use crying over spilled milk.
  • What’s done is done.
  • It’s too late to be sorry.
  • Repentance comes too late.

It is no use crying over spilled milk.

解説

この言葉は、17世紀のイギリスの歴史家ジェームズ・ハウウェルがまとめたことわざ集に収められたのが初めてだと言われており、英語圏でよく使われることわざです。

と表現されることもあり「今さら後悔しても遅い」「済んだことは取り返しがつかない」という状況で使います。

What’s done is done.

解説

この言葉は、14世紀のフランスのことわざが元となり、17世紀のイギリスの劇作家ウィリアム・シェイクスピアの作品中に登場したことで世に広まりました。
シンプルでリズム感もいいので、使いやすい表現です。
ビジネスシーンでも使われることが多く、仕事で取り返しのつかないミスをした状況などで使います。

It’s too late to be sorry.

解説

こちらはことわざではありませんが、ネイティブの日常会話で使われるシンプルな表現です。
「It’s too late to apologize.」と言ってもOKです。

Repentance comes too late.

解説

この言葉は、日本の辞書で調べるとよく出てくる表現ですが非常に堅い印象があります。
「repentance」は、宗教的な用語で「懺悔(ざんげ:神に謝罪すること)」を意味するので、日常会話ではあまり使いません。
そのため会話の中で「後悔先に立たず」と言いたい場合は、上記3つのフレーズを使った方が自然でしょう。
 
「後悔先に立たず」の英語表現について解説しました。
 
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