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「風が吹けば桶屋が儲かる」を英語で言うと?

「風が吹けば桶屋が儲かる」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

【風が吹けば桶屋が儲かる】
 意味:ある事象の発生により、一見すると全く関係がないと思われる場所・物事に影響が及ぶ。
  • It is an ill wind that blows nobody any good.
  • butterfly effect
  • one thing leads to another

It is an ill wind that blows nobody any good.

解説

この言葉は、16世紀のイギリスの作家ジョン・ヘイウッドが残したことわざです。
「ある物事が予測していないところに影響する」という意味では「風が吹けば桶屋が儲かる」と似ていますが、「どんなに悪い状況でも他の誰かにとっては良い結果をもたらしている」という励ましの意味が強いです。
英語圏では後半部分を省略して「It’s an ill wind.」のみで使われることが多いです。

butterfly effect

解説

バタフライ効果は、チョウが羽を動かすだけで遠くの場所の気象が変化するという現象に由来する言葉で、初期のわずかな差が将来に大きな差を生むという理論のことを指します。
こちらはことわざではありませんが、「ある出来事が思わぬところに影響する」という意味で「風が吹けば桶屋が儲かる」と非常に近い考え方と言えます。

one thing leads to another

解説

この言葉もことわざではありませんが、会話の中でよく使われる英語表現です。
過去の出来事について話す時に、最初から最後まで細かく話すと長くなる場合がありますよね。
そんな時に「one thing leads to another」を使うと、途中部分を省略し、

と言うことができます。
日本語に訳すと「いろいろあって、あれこれあって」といった意味になります。
とある行動が次の出来事に繋がって、連鎖的に続いていることを指すので「風が吹けば桶屋が儲かる」と近い意味があると言えます。
 
「風が吹けば桶屋が儲かる」の英語表現について解説しました。
 
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