「火事場の馬鹿力」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【火事場の馬鹿力】
意味:切迫した状況に置かれると、普段では想像できないような力を無意識に出す。
意味:切迫した状況に置かれると、普段では想像できないような力を無意識に出す。
- hysterical strength
- superhuman strength
- adrenaline rush
hysterical strength
- 直訳:ヒステリックな力
- 意味:生死に関わるような切迫した状況で発揮される普通では考えられない力のこと
解説
「火事場の馬鹿力」は海外でも言われていて、英語では「hysterical strength」という言葉で表現されることが多いです。
例えば「母親が子どもを救助するために一人で車を持ち上げた」などのニュースでよく使われます。
superhuman strength
- 直訳:超人的な強さ
- 意味:生死に関わるような切迫した状況で発揮される人間の域を超えた力のこと
- 用語:superhuman : 超人的な
解説
こちらも「火事場の馬鹿力」と同じ意味を持つ言葉です。
「命に関わるような緊急事態の時に、人は人間とは思えないような力を発揮する」というニュアンスです。
adrenaline rush
- 直訳:アドレナリンの急増
- 意味:危険な状況にさらされた時にアドレナリンが体内で急激に増加する反応のこと
- 用語:adrenaline : アドレナリン / rush : 突進、急増
解説
アドレナリンラッシュは、危険な状況でアドレナリンが体内で急激に増加する反応のことを意味する医学用語です。
アドレナリンが急増することで筋肉への血流も増えるため、このアドレナリンラッシュこそ「火事場の馬鹿力」の要因だと言われています。
ことわざではありませんが「火事場の馬鹿力」に関連する言葉として使うといいでしょう。
「火事場の馬鹿力」の英語表現について解説しました。
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