「可愛い子には旅をさせよ」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには2つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【可愛い子には旅をさせよ】
意味:我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させた方がよい。
意味:我が子が可愛いなら、親の元に置いて甘やかすことをせず、世の中の辛さや苦しみを経験させた方がよい。
- If you love your child, send him/her out into the world.
- Spare the rod and spoil the child.
If you love your child, send him/her out into the world.
- 直訳:もし自分の子どもを愛しているなら、世界へ送り出してあげなさい。
- 意味:我が子が可愛いなら、世の中の辛さや苦しみを経験させた方がよい。
解説
この言葉は「可愛い子には旅をさせよ」と全く同じ意味を持ったことわざで、由来は不明ですが英語圏でよく知られた表現です。
「子どもには外の世界を経験させた方がその子のためになる」というのは、世界共通の概念なんですね。
Spare the rod and spoil the child.
- 直訳:罰を惜しむと子どもがダメになる。
- 意味:子どもを甘やかしてばかりいてはいけない。
- 用語:spare:惜しむ / rod:罰、ムチ / spoil:ダメにする、台無しにする
解説
この言葉は聖書に由来することわざで、元々は身体的な罰の必要性を説いたものでしたが、現代では「子どもを叱らないで甘やかしていると、子どもがダメになる」というニュアンスで使われます。
かなりストレートな表現なので、子どもを甘やかしてばかりいる親御さんには刺さるかもしれませんね。
「可愛い子には旅をさせよ」の英語表現について解説しました。
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