「亀の甲より年の功」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【亀の甲より年の功】
意味:長年の経験は貴重である。
意味:長年の経験は貴重である。
- The older, the wiser.
- Years know more than books.
- Experience is the best teacher.
The older, the wiser.
- 直訳:歳をとるほど賢くなる。
- 意味:長年の経験は貴重である。
解説
この言葉は、比較級+比較級(〜するほど…になる)の構文を使ったリズムのいいことわざです。
由来は不明ですが、人生経験を積むほど知恵がつくことを表現する言葉として英語圏でよく使われます。
Years know more than books.
- 直訳:年齢は本よりもよく知っている。
- 意味:長年の経験は貴重である。
解説
この言葉は、ドイツの詩人ベルトルト・アウアーバッハが残したことわざで「亀の甲より年の功」と同じ意味を持ちます。
どんな仕事でも、長年の経験からわかることや、経験をしていく上で感覚的にしか学べないことがあるように、知識よりも長年の経験が物を言う場面で使える表現です。
Experience is the best teacher.
- 直訳:経験こそ最良の師だ。
- 意味:経験が一番大切だ。
解説
こちらは、年齢というよりも経験の大切さを表現した言葉です。
どれだけ知識を積んでいても、実際の経験には敵わないという意味を含んでいます。
特に北米では、就職活動において学歴よりも経験を重視する傾向にあるので、このような言葉がよく言われます。
「Experience counts.(経験には価値がある。)」と表現することもあります。
「亀の甲より年の功」の英語表現について解説しました。
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