「蛙の子は蛙」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【蛙の子は蛙】
意味:子の性質や能力は親に似るものだ。凡人の子は凡人にしかならない。
意味:子の性質や能力は親に似るものだ。凡人の子は凡人にしかならない。
- The apple doesn’t fall far from the tree.
- Like father, like son.
- a chip off the old block
The apple doesn’t fall far from the tree.
- 直訳:りんごは木から離れたところには落ちない。
- 意味:子どもの性格や行動、外見はたいてい親に似るものだ。
解説
このことわざの由来は諸説ありますが、ヨーロッパで生まれたことわざと言われています。
リンゴと聞くと、聖書のアダムとイヴのお話を連想しますが、そのお話とこのことわざの間に関連はないとされています。
「The apple never falls far from the tree.」と表現することもあります。
Like father, like son
- 直訳:父のように、息子のように
- 意味:子どもの性格や行動、外見はたいてい親に似るものだ。
解説
この言葉は、15世紀のイギリスの神学者Thomas Draxeが残したことわざです。
「この親にして、この子あり」という意味で、皮肉をこめて使われることが多いです。
状況に応じて「Like mother, like daughter」と言い換えてもOKです。
a chip off the old block
- 直訳:古いブロックから落ちたかけら
- 意味:性格が親に似ている人
解説
この言葉は、17世紀にイギリスで生まれたことわざです。
元々は「a chip of the old block」と表現されていましたが、19世紀のアメリカで「of」が「off」に変化したと言われています。
会話で使う際は「It’s like a chip off the old block.(蛙の子は蛙だね。)」と言えばいいでしょう。
「蛙の子は蛙」の英語表現について解説しました。
>>ことわざ一覧に戻る