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「仏の顔も三度まで」を英語で言うと?

仏の顔も三度まで」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。

仏の顔も三度まで
 意味:どんなに慈悲深い人でも、無法なことをたびたびされると怒る。
  • Even the patience of a saint has limits.
  • Three strikes and you’re out.
  • You can only go so far.

Even the patience of a saint has limits.

解説

この表現はことわざではありませんが、「仏の顔も三度まで」に一番近い意味の表現になります。
英語で「仏」は「Buddha」と言いますが、英語圏では仏教に馴染みがない為、代わりに「saint」で表されています。
「even」は「〜でさえ、〜ですら」という意味があり、強調のニュアンスが含まれます。
誰にでも我慢の限界はあるが、聖人ですら限界はあるのだと強調する為に「even」が使われています。

Three strikes and you’re out.

解説

「仏の顔も三度まで」と同じ意味の決まった英語のことわざはありませんが、「忍耐や寛容さにも限界がある」という意味で表現することができます。
こちらは「失敗も二度までは許されるが、それ以上は退場だ。(許されない)」という野球のルールに由来する言い方です。
アメリカの法律では、「three strikes law and you are out law(三振即アウト法)」というものがあり、前科が2回以上ある者が3回目の有罪判決を受けると、即、終身刑になるという法律です。

You can only go so far.

解説

こちらの表現もことわざではないですが、日常会話でも使える表現です。
形容詞の「far」は「遠く」の意味があり、「so」と一緒に使うことで「so far(そのぐらい遠く=そこまで)」という意味になります。
あなたが行けるのはそこまでだ、の意味から、それ以上行くと誰かの逆鱗に触れて怒られても仕方ない、といった意味合いになります。
よく使われる定番フレーズとして「So far, so good.(今のところ順調、ここまではうまくいっている。)」があり、非常によく使われるので一緒に覚えておきましょう。
 
 
 
仏の顔も三度まで」の英語表現について解説しました。
 
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