「明日は明日の風が吹く」を英語ではどういうかについて解説していきます。
このことわざには3つの英語表現が当てはまりますので、それぞれ見ていきましょう。
【明日は明日の風が吹く】
意味:先のことを案じても始まらないので、成り行きに任せて生きるのがよい。
意味:先のことを案じても始まらないので、成り行きに任せて生きるのがよい。
- Tomorrow is another day.
- Tomorrow is a new day.
- Tomorrow will take care of itself.
Tomorrow is another day.
- 直訳:明日は(今日とは)別の日だ。
- 意味:今は辛いけど、未来はもっと良くなる。
解説
今はまだ困難を乗り越えていないけど、未来はきっと良くなるだろうと、将来に希望を持つ時に使う言葉です。
「明日は明日の風が吹く」と同じように開き直って成り行きに任せようというニュアンスもあります。
このことわざは、映画「風と共に去りぬ」のヒロインの名ゼリフとして有名になった言葉で、英語圏ではよく知られています。
ちなみに、日本語の「明日は明日の風が吹く」の由来は諸説あり、この映画が由来になっているという説や、落語・講談に由来しているという説などがあります。
Tomorrow is a new day.
- 直訳:明日は新しい日だ。
- 意味:今は辛いけど、未来はもっと良くなる。
解説
「Tomorrow is another day.」の方が有名ですが、同じ意味のことわざとして使われます。
うまくいかないことがあって沈んでいる相手を励ます時に使える言葉です。
Tomorrow will take care of itself.
- 直訳:明日はそれ自身の対処をする。
- 意味:先のことを案じても始まらない。
- 用語:take care of 〜:〜の世話をする、対処する
解説
こちらは上記2つの言葉とは少し異なり「今日は今日、明日は明日だから、明日の心配を今しても仕方ない」「先のことを案じても始まらない」というニュアンスがあります。
将来など先のことに悩んで前に進めない相手の背中を押したい時にぜひ使いたい言葉ですね。
「明日は明日の風が吹く」の英語表現について解説しました。
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