このページでは、映画「ポリス・アカデミー」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ポリス・アカデミー」は、アメリカの警察学校を舞台としたコメディ映画で、警察に関連した英単語やスラングも多く出てくるので、英語学習やナチュラルな英会話を学びたい方におすすめです。
- be fired クビになる
- while you’re at it ついでに
- save one’s butt 〜の身を守る
- attempt 試みる
- last 続く
- help out 手を貸す
- for the rest of your life 残りの人生
- That’s how it’s done こうやってやるのさ
- break into pieces 叩き割る
- florist 花屋
- sneak in 忍び込む
- burglar 泥棒
- first of all まず第一に
- It speaks for itself 見れば分かる
- terrific すばらしい
- kick out 追い出す
- comfy 快適な
- pull over (車を横に)寄せる
- heat up 温める
- 映画「ポリス・アカデミー」のあらすじ
- 映画「ポリス・アカデミー」を観られる動画配信サービス
be fired クビになる
- 時間 :04分50秒
- シーン:マホニーがマネージャーにクビにすると忠告されます。
Mahoney:That’s not fair. The guy has a bad attitude.(そんなの公平じゃないよ。あの男の態度が悪いんだ。)
イギリス英語では「be sacked」とも言います。
会社都合による(一時的な)解雇は「laid off」と表現されます。
雇用に関わる単語は以下のようなものがあります。
- employ(雇う、雇用する)
- between jobs(失業中)
- resume(履歴書)
- retire(退職する、引退する)
例:The rest of the personnel were fired without notice.(残りの社員達は予告無しに解雇された。)
while you’re at it ついでに
- 時間 :05分10秒
- シーン:マホニーが客の車を駐車するようマネージャーに言われます。
Mahoney:Yes, sir. I’m sorry.(はい、すみません。)
Manager:Get out of here. And clean the ashtray while you’re at it.(向こうへ行け。それとついでに灰皿を掃除してこい。)
直訳すると「あなたがそこにいる間」となることから、【何かをしている間についでに何かをして欲しい】とお願いする場面でよく使われます。
例1:Can you do my dishes while you’re at it?(私の洗い物もついでにやってくれる?)
例2:I’m making lunch box for tomorrow as well while I’m at it.(明日のお弁当もついでに作っているよ。)
save one’s butt 〜の身を守る
- 時間 :08分40秒
- シーン:マホニーが取り調べを受けています。
Inspector:And I’m getting tired of saving your butt.(お前の尻拭いに疲れてきたよ。)
「save one’s ass」とも言いますが、あまり綺麗な表現ではないので頻繁に使わない方がいいでしょう。
「save」を使ったフレーズは他にも以下のようなものがあります。
- save one’s life(命を救う)
- save one’s face(面子を保つ、顔を潰さない)
- save one’s skin(無事に逃れる)
例1:I somehow saved my butt in that terrible situation.(そのひどい状況で、何とか身を守った。)
例2:You literally saved my life! Thank you so much.(冗談抜きで君に救われたよ!本当にありがとう。)
attempt 試みる
- 時間 :14分40秒
- シーン:チーフが新しい制度について文句を言います。
Chief:Do you know she is attempting … to dismantle one of this country’s great institutions of law and order?(法と秩序の伝統ある制度をあいつが壊そうと試みているって知ってるのか?)
名詞の「attempt」には「試み、企て、努力」などの意味があります。
他にも、「(殺害を目的とした)襲撃」を意味し「make an attempt on one’s life」で「〜の命を狙って襲撃する」という意味になります。
例1:The boy attempted an escape, but faild.(その少年は逃亡を試みたが、失敗した。)
例2:The police attempted to stop the thief.(警察は泥棒を止めようと試みた。)
last 続く
- 時間 :18分11秒
- シーン:校長のラサードが挨拶をします。
Lassard:Your training time here will last … fourteen weeks.(ここでの研修期間は … 14週間続く。)
形容詞の「最後の、終わりの」の意味のイメージが強いですが、動詞の「last」は【期間や寿命】を表します。
例1:I hope this fine weather lasts till the weekend.(このいい天気が週末まで続くといいんだけど。)
例2:How long does this battery last once it’s opened?(この電池は一度開けたら、どのくらい長持ちしますか?)
help out 手を貸す
- 時間 :22分31秒
- シーン:ハリスが部屋の見回りをし、コープランドとブランクルズを勧誘します。
Harris:What do you say? Will you help me out?(どうだ?手を貸してくれるか?)
「help ((someone)) out」の形でよく使われます。
例1:Can you help me out tonight with the dinner guests?(今夜のディナー来客に手を貸してくれない?)
例2:He offered to help out those children who need foods and places to stay.(彼は食べ物と寝る場所が必要な子供達を救いたいと申し出た。)
for the rest of your life 残りの人生
- 時間 :24分41秒
- シーン:ハリスが全生徒の前で警告をします。
Harris:You people are going to hate my guts for the rest of your lives.(お前らは残りの人生、俺を恨み続けるんだ。)
このシーンでは対象となる人が複数人いる為、「for the rest of your lives」と複数形になっています。
「rest」には「休む、休憩する」「休み、安静」の意味がありますが、それとは別にこのシーンで使われているように「残り」という意味があります。
例1:You’ll regret it for the rest of your life.(お前は残りの人生、それを後悔するんだ。)
That’s how it’s done こうやってやるのさ
- 時間 :36分32秒
- シーン:護衛術の授業でバーバラがキャラハンに倒されます。
他にも似たようなフレーズは以下のようなものがあります。
- show ((someone)) how it’s done(〜にお手本を見せる)
- That’s how it is.(そういうものさ。)
- That’s not how it’s done.(そういうやり方じゃない。)
例:See? That’s how it’s done. Now it’s your turn!(ね?こうやってやるのよ。さあ、あなたの番!)
break into pieces 叩き割る
- 時間 :38分42秒
- シーン:ハリスがマホニーに銃を向けています。
名詞の「piece」は「かけら、部品」という意味で【かけらになるように壊す】のニュアンスから「叩き割る」という意味になります。
例:They broke the glass into a hundred pieces.(彼らはグラスを100ものかけらに叩き割った。)
florist 花屋
- 時間 :45分12秒
- シーン:マホニーがハイタワーとクーラーボックスを運びます。
Hightower:I got bored with my chosen profession.(商売に飽きたんだよ。)
Mohoney:What was that?(何だったんだ?)
Hightower:I was a florist.(花屋だ。)
職業を表す単語は他にも以下のようなものがあります。
- confectioner(菓子屋)
- butcher(肉屋)
- baker(パン屋)
- dry-cleaner’s(クリーニング屋)
例:I used to be a florist but I changed my mind.(昔は花屋さんになりたかったけど、気が変わった。)
sneak in 忍び込む
- 時間 :51分43秒
- シーン:マーティンがコソコソしているのをキャラハンが見つけます。
Martin:What? No.(え?してませんよ。)
動詞の「sneak」には「コソコソする、告げ口する」などの意味があります。
逆の意味の「sneak out」は「抜け出す、こっそり出ていく」です。
例1:He sneaked in under cover of darkness.(彼は暗闇の中、忍び込んだ。)
例2:She got denied her working visa approval, so she sneaked in the country on a tourist visa.(彼女は就労ビザの承認を拒否されたので、観光ビザでその国に忍び込んだ。)
burglar 泥棒
- 時間 :52分33秒
- シーン:ハリスがフックを前に呼び出し実演をします。
Harris:I am coming out of the window … with a stolen stereo in my hand.(盗んだステレオを抱えて … 窓から逃げている。)
他にも「burglar」と同じような意味の単語はいくつかあります。
- thief(泥棒、盗人、盗賊):他人の所有物を販売・所有目的で盗む人
- robber(強盗、盗人):暴力や脅しで他人から物を盗む人
- burglar(泥棒、強盗):盗むことを目的に建物に侵入する人
- theft(窃盗、盗み):不法的に他人から何かを取る行為
例:The burglar tied my hands behind my back with a rope.(その強盗はロープを使って私の手を後ろで縛った。)
first of all まず第一に
- 時間 :57分53秒
- シーン:ラザード校長が来客を招いてスピーチをします。
Lassard:For those here … I think you’ll find the presentation interesting …(ここにいる方達へ … お見せするプレゼンテーションは興味深いものだと思います。)
スピーチやエッセイ等でよく目にする、少しかしこまった表現です。
「第二に」と言いたい時には「second of all」と表し、最後に締める時には「lastly(最後に)」と言うのが一般的な形式です。
例:First of all, we gotta do something about her. (まず第一に、彼女のことを何とかしなければならない。)
It speaks for itself 見れば分かる
- 時間 :59分03秒
- シーン:ラザード校長がスピーチ中に言葉を失います。
Lassard:I think it speaks for itself.(見れば分かると思います。)
直訳で「それ自体が語っている」という意味から、【言わなくてもはっきりしている、それ自体が物語っている】といったニュアンスの意味になります。
例1:You don’t have to explain everything, it speaks for itself.(全部を説明しなくてもいいよ、見れば分かる。)
例2:Let the service speak for itself.(サービスを実証させよう。)
terrific すばらしい
- 時間 :1時間05分13秒
- シーン:ハイタワーが夜中にマホニーの部屋に来ます。
Mahoney:That’s terrific, Hightower, but … it’s 2:30 in the morning.(それはすばらしい、ハイタワー、でも夜中の2時半だぞ。)
それと対象的に「激しい、力強い、恐ろしい」という意味も持ち、修飾される名詞によって意味が異なるので注意しましょう。
- terrific concert(すばらしいコンサート)
- terrific new haircut(すばらしい新しいヘアカット)
- terrific thunderstorm(激しい雷雨)
- terrific noise(激しい騒音)
例:He came up with a terrific solution to the complex problem.(彼はその複雑な問題のすばらしい解決法を思い付いた。)
kick out 追い出す
- 時間 :1時間05分43秒
- シーン:ハイタワーが運転のテストについてマホニーに相談します。
Mahoney:All right, let’s go.(分かった。行くぞ。)
無理やり家から追い出すときや、職位を剥奪する、学校・職場から追い出すといった状況で使われます。
同義語は「throw out(放り出す)」「expel(除名する)」「dismiss、fire out(解雇する)」等があります。
例1:She was kicked out of her parents’s house on her birthday.(彼女は誕生日に実家から追い出された。)
例2:The principal kicked me out of school, because I was to blame on starting the big fight which wasn’t me.(俺は乱闘を始めた責任を負わされ、校長に学校から追い出されたが俺じゃなかったんだ。)
comfy 快適な
- 時間 :1時間06分33秒
- シーン:ハイタワーとマホニーが車に乗り込みます。
ネイティブの会話の中では非常によく使われます。
例1:Are you feeling comfy now?(今は快適になった?)
例2:Here’s a comfy chair for you!(ここにあなた用の快適なイスがあるよ!)
pull over (車を横に)寄せる
- 時間 :1時間07分24秒
- シーン:ハイタワーが車を飛ばします。
Hightower:No, not now. This is fun!(いや、まだだ。楽しいぞ!)
Mahoney:Pull over.(寄せろ。)
他にも運転に関する単語は、以下のようなものがあります。
- take the brake(ブレーキを踏む)
- honk a horn(クラクションを鳴らす)
- hit the gas(アクセルを踏む)
- overtake(追い越す)
例:The car pulled over when the ambulance approached at high speed.(救急車がハイスピードで近付いた時、その車は横に寄った。)
heat up 温める
- 時間 :1時間19分34秒
- シーン:マーティンが道端で女を口説いています。
料理の場面で非常によく使われますが、その他にも状況を更に激しくさせる、悪化させる場面でも使われます。
例1:Would you like your muffin heated up?(マフィンは温めますか?)
例2:The things are really starting to heat up.(状況は非常に激しくなり始めている。)
映画「ポリス・アカデミー」のあらすじ
アメリカの大都市で、女性市長が警察官採用に関して全ての制限を撤廃することを決定。
その結果、警察学校に集まったのは刑務所行きの代わりに入学したマホニーを始め、問題児ばかり。
校長は早速、新入生追い出しのために厳しいシゴキを開始するが … 。
問題児揃いの生徒たちが巻き起こす騒動を描いたコメディです。
映画「ポリス・アカデミー」を観られる動画配信サービス
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