このページでは、映画「ラブ・アクチュアリー」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ラブ・アクチュアリー」は、19人の男女のさまざまな愛の形とそれぞれのクリスマスを描いたイギリス映画です。メインはイギリス英語ですが、登場人物が多く年齢やバックグラウンドがさまざまなので、いろんな訛りの英語に触れたい方、英会話学習におすすめです。
- around the corner 近くの
- in trouble 問題になる
- turn down 断る
- It doesn’t often happen 頻繁にあることじゃない
- I’m off 出発する
- relieved 安心した、ホッとした
- insane おかしい
- useful 役に立つ
- That’s the end of my life 私の人生は終わりだ
- as long as ~である限りは
- run out of なくなる
- hangover 二日酔い
- crazy about ~が大好き
- can’t afford 余裕がない
- feel bad 悪く思う
- for a minute or two 1分ほど
- next door 隣に
- tag along 付いていく
- 「ラブ・アクチュアリー」のあらすじ
- 映画「ラブ・アクチュアリー」を観られる動画配信サービス
around the corner 近くの
- 時間 :04分27秒
- シーン:ジェイミーが結婚式に行く支度をしています。
Kataya:It’s just around the corner, you’ll make it.(すぐ近くよ、間に合うわ。)
Jamie:You sure you don’t mind me going without you?(置いていって本当に大丈夫?)
Kataya:No, really. I’m just feeling so rotten.(いいの、具合が悪いし。)
「around the corner」は「近くの、もうすぐ」という意味です。
「その角の周りに」という直訳が派生して、距離的にも時間的にも「近い」という意味になります。
「just around the corner」は「目と鼻の先」という意味で、「around the corner」よりも、もっと近いニュアンスです。
「round the corner」に言い換えられることもよくあります。
例1:Most accidents happen around the corner.(ほとんどの事故がすぐ近くで起こっている。)
例2:Christmas is just around the corner.(もうすぐクリスマスだ。)
in trouble 問題になる
- 時間 :09分02秒
- シーン:首相のデイビッドが使用人たちに自己紹介しています。
David:It’s fine, it’s fine. You could’ve said “fuck” and we’d have been in real trouble.(大丈夫、大丈夫。ファックだったら、かなり問題だったよ。)
「in trouble」は「問題になる、困難に直面して」という意味です。
【 trouble の中にいる】というニュアンスから、問題や困難に直面している状態を表します。
深刻な問題に巻き込まれた時などには「in big trouble(大変なことになる)」が使われます。
例1:He got several girls in trouble.(彼は数人の女性をトラブルに巻きこんだ。)
例2:
A:What’s the matter?(どうしたの?)
B:I think maybe we’re in big trouble now.(大変なことになっている気がする。)
turn down 断る
- 時間 :13分18秒
- シーン:コリンが結婚式の料理を作った本人の前でバカにします。
Nancy:I’m a cook.(コックです。)
Colin:Ever do weddings?(結婚式の仕事は今まで?)
Nancy:Yes, I do.(ええ。)
Colin:They should’ve asked you to do this one.(君にこの結婚式も頼むべきでしたね。)
Nancy:They did.(頼まれたわ。)
Colin:God, I wish you hadn’t have turned it down.(断ったんですよね?)
「turn down」は「断る、拒絶する」という意味です。
オファーや提案を断る時などに使われます。同義語は「refuse(拒む、断る)」です。
他にも「turn down」には「音量を下げる」の意味があります。
例1:I’m sorry to turn down this opportunity to be a coach, but I think it’s not for me.(コーチになるチャンスをお断りしてすみません、でも私には向いてないと思います。)
例2:Can you please turn down the volume of music a little more?(もうちょっと音楽の音量を下げてくれませんか?)
It doesn’t often happen 頻繁にあることじゃない
- 時間 :21分11秒
- シーン:ビルがラジオのインタビューに出演します。
Billy:For what?(なにが?)
Mikey:For actually giving a real answer to a question. It doesn’t often happen here at Radio Watford, I can tell you.(そういう正直な答えをくれることに対して。ここのラジオ局ワットフォルドではあまりないから。本当だよ。)
Billy:Ask me anything, I’ll tell you the truth.(なんでも聞いて、真実を言うよ。)
「It doesn’t often happen」は「頻繁にあることじゃない」という意味です。
「It doesn’t happen a lot」や「It doesn’t happen very often」のように言い換えられることも多いです。
例1:That kind of thing doesn’t often happen to me.(そんなこと私には頻繁に起こらないよ。)
例2:It doesn’t happen very often because we have a well-structured system to prevent it.(予防する為のうまく構成されたシステムがあるから、そんなに頻繁には起こらないよ。)
I’m off 出発する
- 時間 :24分55秒
- シーン:車に乗るコリンが友人のトニーに報告をします。
Tony:What?(なんだ?)
Colin:I’ve bought a ticket to the States. I’m off in three weeks.(アメリカ行きのチケットを買った。3週間後に発つ。)
Tony:No.(えー。)
Colin:Yes! To a fantastic place called Wisconsin.(ウィスコンシン州と呼ばれる素晴らしい場所へ。)
「I’m off」は「出発する、行く」という意味です。
前置詞「off」には「離れて」というニュアンスがあり、「I’m leaving」と同じ意味で使われます。
「I’m off」を「休み」と間違える人が多いですが、「今日はお休みです。」と言いたい場合は「I have a day off today.」となります。
例1:I’m off to work! Are you leaving too?(仕事にいってきます!あなたも出る?)
例2:I’m off work at 5pm usually, do you wanna go for a drink after that?(普段5時に会社を出るよ、そのあと飲みに行く?)
relieved 安心した、ホッとした
- 時間 :29分15秒
- シーン:ダニエルが息子のサムに何を悩んでいるのかを聞きます。
Sam:No.(ううん。)
Daniel:Ah, well. OK, well … I’m a little relieved.(ああ、わかった。少しホッとしたよ。)
Sam:Why?(なぜ?)
Daniel:Because l … thought it’d be something worse.(もっと悪いことかと思ったからだよ。)
「relieved」は「安心した、ホッとした」という意味の形容詞です。
「have a relief」と言い換えることもできます。
例1:You must be relieved right now that the final exam was finally finished.(期末テストがやっと終わって、ホッとしてるだろうね。)
例2:Many people in China say they are relieved that the pandemic seems to be under control.(中国の多くの人が、流行病は制御下にあるようで安心していると言っている。)
insane おかしい
- 時間 :44分22秒
- シーン:首相デイビッドが妹カレンからの電話を取ります。
David:All right. Uh, yes, I’m very busy and important, how can I help you?(分かった。はい、いま大事な最中だ。何か?)
Karen:Have you gone completely insane?(おかしくなったの?)
David:You can’t be sensible all the time.(いつでも繊細ではいられないよ。)
Karen:You can if you’re Prime Minister.(首相ならできるわよ。)
「insane」は「おかしい、正気でない」という意味の形容詞です。
対義語は「sane(健全な、道理にかなった)」です。
「insane」と同じような意味で「crazy」や「nuts」も使われます。
例1:You are totally insane! Ordinary people don’t do such a thing.(まじでいかれてるよ!普通の人はそんなことしないよ。)
例2:She was released on the grounds that she was insane.(彼女は正気でないという理由で釈放された。)
useful 役に立つ
- 時間 :55分45秒
- シーン:ジュリエットが結婚式のビデオが欲しいとマークの家に押しかけます。
Mark:Yeah. Yeah … Yes.(ああ、ああ、そうだ。)
Juliet:But … you never talk to me. You always talk to Peter. You don’t like me.(でも、話しかけてこなかったじゃない。いつもピーターと話してる。 私のこと好きじゃないでしょ。)
Mark:Hope it’s useful. Don’t show it around too much. It needs a bit of editing. (映像が使えるといいけど。あんまり周りに見せないで。ちょっと編集が必要だね。)
「useful」は「役に立つ、有能な」という意味の形容詞です。
類義語は「helpful(役に立つ、助けになる)」です。
「useful」は【物】の利便性を表し、「helpful」は【人】に対しての有益性を表します。
例:This function on the app is pretty useful but not helpful for me.(アプリ上のこの機能は役に立つけど、私にとっては助けにならない。)
That’s the end of my life 私の人生は終わりだ
- 時間 :58分50秒
- シーン:サムが眠れずに起きてきます。
Daniel:Your girl’s American?(彼女はアメリカ人か?)
Sam:Yes, she’s American. And she’s not my girl. And she’s going back to America. That’s the end of my life as I know it.(うん、アメリカ人だよ。アメリカに帰っちゃうんだ。これで僕の人生は終わりだ。)
「That’s the end of my life」は「私の人生は終わりだ」という意味です。
「end of life」は直訳で「人生の終わり」という意味で「(製品などの)寿命」という意味もあります。
製品情報などで「EOL」と省略されて表記されることもあります。
例:I got dumped by Sarah, it’s the end of my life.(サラに振られたよ、僕の人生は終わりだ。)
as long as ~である限りは
- 時間 :1時間04分04秒
- シーン:ミアが社長のハリーをダンスに誘います。
Harry:Yes, sure, sure. As long as your boyfriend doesn’t mind.(いいけど、君の彼氏が気にしない限りは。)
Mia:Not my boyfriend.(彼氏じゃないです。)
「as long as」は「~である限りは、~である間は」という意味です。
「as ((形容詞)) as 」の形でよく使われるフレーズは以下のようなものがあります。
- as far as I know(私が知っている限りは)
- as much as you want(あなたが欲しいだけ)
- as soon as possible(できるだけ早く)
例:You can stay here as long as you want, but you have to tell your parents that you’re here, promise?(君がいたいだけここにいてもいいよ、でも両親には伝えなきゃダメだよ、約束ね?)
run out of なくなる
- 時間 :1時間06分43秒
- シーン:カールがサラの元へやってきて、ダンスに誘います。
Sarah:Who, me?(だれと、私?)
Karl:Unless you just … .(嫌なら … 。)
Sarah:No! No! Good. Yes. Thanks.(とんでもない!喜んで。ありがとう。)
「run out of」は「なくなる、(消耗品を)使いきる、(在庫を)切らす」という意味です。
もうなくなりそうな場合には「runnig out of」、少なくなってきている場合には「running short of」の形になります。
例1:We’re running out of toilet papers. We have to go shopping tomorrow.(トイレットペーパーがなくなりそう。明日買い物に行かなきゃ。)
例2:We almost ran out of ingredients in a busy time last night.(昨日の忙しい時間帯に、材料がなくなりかけたよ。)
hangover 二日酔い
- 時間 :1時間16分02秒
- シーン:ハリーがクリスマスの買い物で、オフィスを出ます。
Mia:Are you going to get me something?(私にも何か買ってきてくださるんですか?)
Harry:Uh … I don’t know, I hadn’t thought. Where’s Sarah, by the way?(あー、考えてなかったな。そういえばサラはどこだ?)
Mia:She couldn’t make it in today. Family thing.(家庭の事情で休むって。)
Harry:There’s a word for hangover I’ve never heard before. See you later.(今まで聞いたことのない、二日酔いの言い訳だな。じゃあ後で。)
「hangover」は「二日酔い」という意味の名詞です。
句動詞の「hang over(ずっと続いている)」が元となっている単語です。
「私は二日酔いです」と言いたい時は「I have a hangover」と言います。
例1:I ended up going over the top, drinking too much and having a terrible hangover the next day.(結局ハメを外して飲みすぎて、翌日はひどい二日酔いだった。)
例2:I had a blast at the party last night, but I’m having the worst hangover ever in return.(昨夜は最高に楽しかった、けど代わりに史上最悪の二日酔いだよ。)
crazy about ~が大好き
- 時間 :1時間24分59秒
- シーン:コリンがアメリカに到着し、すぐにバーへ行きます。
Stacey:Uh-huh.(そうそう。)
Carol-Anne:Hey, girls.(お待たせ。)
Jeannie:Carol-Anne, come meet Colin. He’s from England.(キャロル=アン、コリンよ。イギリス出身なの。)
「crazy about」は「~が大好き、~にぞっこん」という意味です。
恋愛の場面で使われることが多いですが、物や趣味など何か熱中していることに対しても使われます。
例:
A:Have you heard Peter is in love with Karen?(ピーターがカレンに恋してるって聞いた?)
B:Yeah, of course! He’s been crazy about her almost for a year!(もちろん!もう1年くらい彼女にぞっこんよ!)
can’t afford 余裕がない
- 時間 :1時間26分07秒
- シーン:コリンが美女3人とバーでお酒を飲んでいます。
Carol-Anne:And on this cold, cold night it’s going to be crowded and sweaty and stuff.(こんな寒い夜は、くっついて汗ばむわね。)
Stacey:And we can’t even afford pyjamas.(それと私たちパジャマを買う余裕もないの。)
「can’t afford」は「余裕がない」という意味です。
基本的に「can afford」か「can’t afford」の can とセットで使われるので覚えておきましょう。
例1:My dad can’t afford to give me a big allowance every month.(お父さんは毎月私に多額のお小遣いをくれる余裕はない。)
例2:I can afford to buy one, but not both.(ひとつは買う余裕があるけど、両方は無理だ。)
feel bad 悪く思う
- 時間 :1時間31分00秒
- シーン:ダニエルとサムがソファに寝転んでいます。
Sam:No. But you know the thing about romances – people only get together right at the very end …(ゼロ。でも恋愛実るのはいつも一番最後だ。)
Daniel:Of course.(その通り。)
Sam:By the way, I feel bad I never ask you how your love life’s going.(それより、そっちの女性関係がどうか聞かなかったことを悪く思うよ。)
「feel bad」は「悪く思う」という意味です。
同情したり、申し訳なく思う時に使われる表現です。
気分が優れないときや、体調が悪いときにも「feel bad」が使われます。
例:I felt so bad for her, a lot of bad things happened to her lately.(彼女に対して悪く思ったよ、最近彼女に悪いことが起こりすぎている。)
for a minute or two 1分ほど
- 時間 :1時間39分06秒
- シーン:ビリーがマネージャーのジョーの家に押しかけます。
Billy:Well, I was there for a minute or two and then I had an epiphany.(1分ほどいたよ、そしたら突然ひらめいたんだ。)
「for a minute or two」は「1分ほど」という意味です。
直訳で「1分か2分」ですが、日本語でも「1、2分」と言うように、だいたいの時間を表わすときに使います。
「a ((名詞)) or two」の形はよく見られる表現です。
例1:Do you have a minute or two right now? I need to talk to you.(今1分ほど時間がありますか?あなたに話さなきゃいけないことがあります。)
例2:Are you down for a drink or two tonight?(お酒を1杯ほど飲みに行きませんか?)
next door 隣に
- 時間 :1時間44分26秒
- シーン:デイビッドがナタリーを探しにあらゆる家のドアベルを鳴らします。
Mia:No. She lives next door.(いいえ、隣に住んでいるわ。)
David:Ah. Brilliant.(素晴らしい。)
「next door」は「隣に」という意味です。
副詞として使われますが、名詞で「お隣さん」として使われることもあります。
例1:They used to live next door to us, but we’re not sure where they are now.(彼らは以前隣に住んでたけど、今はどこいにいるか分からないわ。)
例2:I got a bottle of wine as a Christmas gift from next door! They’re so nice.(クリスマスプレゼントでボトルワインをお隣さんからもらったわ!とってもいい人たち。)
tag along 付いていく
- 時間 :2時間06分55秒
- シーン:空港でジェイミーのカップルとピーターのカップルが再会します。
Mark:Yeah, just thought I’d tag along.(ああ、付いてこようと思って。)
Aurelia:Jamie’s friends are so good-looking. He never tells me this. I think maybe now I have made the wrong choice, picked wrong Englishman.(ジェイミーの友達はとってもハンサム。教えてくれなかったわ。間違った選択をして、違うイギリス人を選んだみたい。)
「tag along」は「付いていく、付きまとう」という意味です。
一緒に行くというよりは、誰かがメインでそこにひっついていくというニュアンスです。
基本的には招待されていない場面で使われます。
例1:My younger brother always tagged along when I went out with my friends.(友達と遊びに出掛けると私の弟はいつもくっついてきた。)
「ラブ・アクチュアリー」のあらすじ
12月のロンドン、クリスマスを目前に控え、誰もが愛を求め、愛をカタチにしようと浮き足立つ季節。
新たに英国の首相となったデイビッドは、国民の熱い期待とは裏腹に、ひと目惚れした秘書のナタリーのことで頭がいっぱいです。
グラフィックデザイナーのサラは、精神病の兄の存在が彼女の恋愛に支障をもたらします。
既婚者の社長ハリーは、魅力的な新しい秘書に誘惑されます。
そして、お母さんを亡くした少年サムは初恋相手のジョアナに夢中。
それぞれの恋はクリスマスに大きく動くのか … 。
映画「ラブ・アクチュアリー」を観られる動画配信サービス
映画「ラブ・アクチュアリー」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>Netflix
>>Amazon Prime
「ラブ・アクチュアリー」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの映画30選【レベル・ジャンル別】