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映画「インサイド・ヘッド」から学ぶ英会話

このページでは、映画「インサイド・ヘッド」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「インサイド・ヘッド」は、アメリカで暮らす少女ライリーの感情たち(Joy / Sadness / Fear / Disgust / Anger)が繰り広げる冒険とライリー自身の成長を描いたお話です。キャラクターが「感情」なので、自分の気持ちを表現する英語表現や英会話を楽しく学びたいお子さんにおすすめです。

a bundle of 〜の束

Mom:Hello. Riley.(こんにちは、ライリー。)
Dad:Oh, look at you. Aren’t you a little bundle of joy.(見て、喜びでいっぱいだね。)

bundle of」は「〜の束、塊、大量の〜」という意味です。
bundles of cash札束)」「a bundle of firewood薪の束)」のように使われます。
よく使われる表現として「bundle up束ねる、厚着する)」があり、寒い時に何枚も服を重ねて束になっている状態を表します。
例1:You really should bundle up if you go out in this snow!(この雪の中外に行くなら、しっかり厚着しないとダメよ!)
例2:There were bundles and bundles of cash in the bag.(カバンの中にいくつもの札束が入っていた。)

brag 自慢する

Joy:Anyway, these are Riley’s memories. And they are mostly happy if you’ll notice, not to brag.(とにかく、これはライリーの思い出。楽しいものばかりよ。自慢しているんじゃないわよ。)

brag」は「自慢する」という意味の動詞です。
同義語は「boast自慢する、誇りとする)」「show off見せびらかす)」などがあります。
例1:It’s always so embarrasing that my parents brag about me everywhere.(両親が私のことをどこでも自慢するのはいつでも恥ずかしい。)
例2:His arts show nothing to brag about.(彼の作品は自慢するほどのものではない。)

disappointment 失望

Joy:Hey, look! The Golden Gate Bridge! Isn’t that great?(ねぇ、見て!ゴールデンゲートブリッジ!素敵じゃない?)
Joy:It’s not made up of solid gold like we thought, which is kind of a disappointment. But still!(純金でできてないのが期待はずれだけど、でもすごい!)

disappointment」は「失望、落胆、期待はずれ」という意味の名詞です。
例1:
A:The concert has been canceled because of this blizzard.(コンサートはこの吹雪のせいで中止になったよ。)
B:What a dissapointment! I was thinking of it all day today!(なんてガッカリ!今日一日そのことばかり考えていたのに!)
例2:To our great dissapointment we failed to carry out intention.(非常に失望したことに、意図を実行することに失敗した。)

overreact 過剰反応する

Fear:Can you die from moving?(引っ越しで死ぬの?)
Joy:Guys, you’re overreacting. Nobody is dying …(みんな大げさにしすぎよ。誰も死んで … 。)
Disgust:A DEAD MOUSE!(ネズミの死体!)

overreact」は「過剰反応する、大げさにする」という意味の動詞です。
over」が付く単語には「〜しすぎる、過剰に〜する」といった意味が加わります。
「overreact」以外にも「over」が付く単語は以下のようなものがあります。

例:He overreacted when I told him that I have dated with over ten men in my life. I don’t think it’s too many for my age.(彼に10人以上の男性と付き合ったことがあると言ったら、過剰反応したの。私の年だったら、そんなに多くはないはずよ。)

put one’s hair up 髪を束ねる

Riley:C’mon Grandma.(こい、おばあちゃん。)
Mom:Ha! Grandma?(なに!おばあちゃん?)
Joy:Uh-oh. She’s putting her hair up. We’re in for it.(髪を束ねてるわ。やる気よ。)

put one’s hair up」は「髪を束ねる」という意味です。
put up上げる)」という意味から、「髪を束ねる」という訳になります。
髪を全て上に束ねる」と言う時には「put one’s hair all the way up」という風に言います。
例:Can you please put your little sister’s hair up before we leave?(出発する前に妹の髪を束ねてあげてくれない?)

stomp 踏みつける

Sadness:I was thinking more like rain.(雨のことを考えていたの。)
Joy:Rain. Rain is my favorite too! We can stomp around the puddles, you know?(雨。雨は私も大好き!水たまりでバシャバシャできるし。)
Joy:There’s cool umbrellas, lightning storms.(かっこいい傘があったり、雷がなったり。)

stomp」は「踏みつける、踏み鳴らす」という意味の動詞です。
このシーンでは【水たまりの周りを踏みつける=バシャバシャする】という風に訳されていますが、日本語でいう「地団駄を踏む」の意味の、怒って床を踏みつけるといったシーンで使われることが多いです。
例:The teenager stomped down the hall and slam the door to his room when he had a fight with his parents.(その若者は両親と喧嘩した時、廊下を踏みつけ彼の部屋のドアをきつく閉めた。)

soggy びしょびしょの

Sadness:More like when the rain runs down our back, and makes our shoe soggy.(もっと、雨が背中を伝って靴がびしょびしょな感じ。)
Sadness:And we get all cold, shivery and everything just starts feeling droopy.(ガタガタ震えるくらい寒くて、全てが惨めに感じ始めるの。)

soggy」は「びしょびしょの、生焼けの」という意味の形容詞です。
「soggy」はかなり濡れている状態や、柔らかくて生焼けの状態、どちらの意味も持ちます。
同義語は「soakedずぶ濡れの)」「sloppyぬかるんだ、水っぽい)」「doughy生焼けの、柔らかい)」などがあります。
例:I tried to give my dog a bath but he escaped with being soggy.(私の犬をお風呂に入れようとしたけど、びしょびしょのまま逃げられた。)

jumpy びくびくした

Anger:I saw a really hairy guy, he looked like a bear.(毛深い男を見たぞ、クマみたいだった。)
Fear:Ooh, I’m so jumpy. My nerves are shot!(あぁ、びくびくしてる。緊張がすごい。)

jumpy」は「びくびくして、跳びはねる」という意味の形容詞です。
不安や神経過敏の影響で緊張している状態を表します。
同義語は「edgyいらいらした)」「jittery神経の過敏な)」「bumpyでこぼこの、ガタガタ揺れる)」などがあります。
例:I got so jumpy when a truck popped out right in front of me. I thought I would die.(トラックが目の前に急に現れた時は跳びはねた。死んだと思った。)

argue 言い争う

Anger:Well, you can’t argue with Mom. Happy it is.(ママとは言い争えないよ。ハッピーだよ。)
Disgust:Can’t argue with Mom, that’s true.(ママとは言い争えない、事実だ。)

argue」は「言い争う、口論する、議論する」という意味の動詞です。
口論をする対象の相手がいる場合の前置詞は「with」になります。
よく使われる「fight戦う、けんかする)」と違って、「argue」はあくまでも【口喧嘩の範囲】なので状況によって使い分けましょう。
例1:I have no desire to argue with you.(あなたと言い争う気はないよ。)
例2:There is no need for us to argue about this.(このことについて私たちが議論する必要はない。)

in charge of 〜担当の

Joy:No! Who is in charge of programming down there? I know I’m not supposed to do this, but …(もう!制作担当はだれ?これをするべきじゃないって分かっているけど … 。)

in charge of」は「〜担当の」という意味のフレーズです。
名詞の「charge」には「責任、管理」といった意味があり、「〜の責任」といった意味合いになります。
例:I’m in charge of babysitting today. I don’t know if I can have lunch myself.(今日は子守りの担当です。お昼ご飯が食べられるかは分からないな。)

blend in 馴染む

Joy:Disgust, make sure Riley stands out today. But also blends in.(ムカムカ、ライリーが目立つようにしてね。でも馴染むようにも。)

blend in」は「馴染む、混ぜ合わせる」という意味です。
基本的には料理のシーンでよく使われる表現ですが、このシーンのように人やものが環境に馴染む、上手く混ぜ合わさるといった場面でも使われます。
例1:At this stage of making the cake, blend in the nuts.(ケーキを作るこの段階で、ナッツを混ぜ合わせます。)
例2:We made a lot of efforts to blend him in with our team.(私たちのチームに彼を馴染ませるのにかなり努力しました。)

on schedule 時間通りに

Joy:Train Of Thought, right on schedule. Anger, unload the daydreams.(考えの列車、時間通りね。イカリ、空想を降ろしておいてね。)
Joy:I ordered extra, in case things get slow in class.(クラスが退屈になった時の為に、余分に注文しておいたの。)

on schedule」は「時間通りに、予定通りに」という意味です。
名詞の「schedule」には「予定、時刻表」という意味があり、「on接して)」と組み合わさり、「時間通りに、予定通りに」といった意味になります。
このシーンのように「rightちょうど)」が加わることによって、「ぴったり予定通りに」といった意味になります。
例:The bus we’re planning to catch is on schedule. It’ll be here shortly.(私たちが乗ろうと計画しているバスは予定通りです。もうすぐ来ます。)

worst scenario is …  最悪のシナリオは〜

Fear:Almost finished with the potential disasters.(起こりうる惨事に関してはもうすぐ終わるよ。)
Fear:Worst scenario is either quicksands, spontaneous combustion or getting called on by the teacher. (最悪のシナリオは地崩れか体の自然発火か、先生からの質問だ。)

worst scenario is …」は「最悪のシナリオは〜」という意味のフレーズです。
想定できる最悪の場面を述べる際によく使われる決まり文句です。
対義語は「best scenario is …最高のシナリオは〜)」です。
例:Worst scenario that could possibly be happened is he kills himself.(起こりうる最悪のシナリオは彼が自殺することだ。)

back to normal 元通りになる

Sadness:Riley’s islands of personality, they’re all down! Oh, this is bad.(ライリーの性格の島が、全部止まってる!これは良くないわ。)
Joy:We … we can fix this. We just have to get back to Headquarters, plug the core memories in and Riley will be back to normal.(な、直せるわ。司令塔へ戻って、特別な思い出を入れ直せば、ライリーは元通りになるわ。)

back to normal」は「元通りになる、元に戻る」という意味です。
ネイティブ間では非常によく耳にするフレーズで、「週末や休暇はどうだった?調子はどう?」の返しとして「back to normal」が使われます。
例:
A:I went to New York with my friends last weekend, it was so amazing!(先週友達とニューヨークへ行ったの!すごく良かった!)
B:That sounds so much fun! It must be hard to be back to normal.(楽しそうね!普段の生活に戻るのは辛いでしょうね。)

compost 生ゴミ

Mom:So, as it turns out the green trash can is not recycling, it’s for greens, like compost and egg shells.(それで、緑色のゴミ箱はリサイクルじゃなくて、堆肥用なの。生ゴミとか卵の殻とか。)
Mom:And the blue one is recycling, and the black one is trash.(青いのがリサイクル用で、黒のが普通ゴミね。)

compost」は「生ゴミ、堆肥」という意味の名詞です。
他にも、ゴミの分別に使われる単語は以下のようなものがあります。

例:Please don’t throw compost in the trash bin.(普通のゴミ箱に生ゴミを捨てないでください。)

over and over again 何回も

Joy:The song from the gum commercial?(ガムのCMの歌?)
Mind Worker 1:You know, sometimes we send that one up to Headquarters for no reason.(時々、理由もなく司令塔に送ってるんだ。)
Mind Worker 2:It just plays in Riley’s head over and over again like a million times.(ライリーの頭の中で1万回ぐらい何回も再生されるんだ。)

over and over again」は「何回も、何度も何度も」という意味のフレーズです。
お決まりのフレーズなのでひとかたまりで覚えておきましょう。
例1:The author revised his manuscript over and over again.(その著者は何度も何度も原稿を手直しした。)
例2:He read the letter over and over again.(彼はその手紙を何回も読んだ。)

a huge fan of 〜の大ファン

Joy:Thank you. It is so great to see you again. I gotta tell you, I’m such a huge fan of your work.(良かった。また会えて嬉しいわ。あなたの仕事の大ファンよ。)

a huge fan of」は「〜の大ファン」という意味です。
a fan of〜のファン)」「a big fan of〜の大ファン)」とも言いますが、「a huge fan of」が一番程度が大きいものです。
あなたの大ファンです」という場合には「I’m a huge fan of yours」と「I’m a huge fan of you」の二通りの言い方があります。
例:I’m such a huge fan of yours! I’m so glad to meet you here.(あなたの大ファンです。ここで会えて本当に嬉しいです。)

abstract 抽象的な

Joy:What is going on?(何が起こっているの?)
Sadness:We’re abstracting! There are four stages. This is the first. Non-objective fragmentation!(抽象化しているのよ!4つの段階があって、これはひとつ目。物体の分裂よ!)
Bing Bong:Alright, do not panic. What is important is that we all stay together. (落ち着いて。離れないことが大事だ。)

abstract」は「抽象的な、理論的な」という意味の形容詞です。
対義語は「concrete具体的な、固結した)」です。名詞の「concrete」は「コンクリート」の意味のあります。
例1:Words like “truth” and “justice” are so abstract.(”真実”や”正義”なんて言葉はとても抽象的だ。)
例2:His speech is too abstract to understand.(彼の演説は抽象的すぎて理解できない。)

映画「インサイド・ヘッド」のあらすじ

11歳の少女ライリーの頭の中には、ヨロコビ、ムカムカ、イカリ、ビビリ、カナシミの五つの感情が存在しています。
ある時、ライリーはミネソタからサンフランシスコに転校します。
その時、カナシミのある行動がきっかけで、頭の中で大事件が起きてしまいます … 。

頭の中で巻き起こるいくつもの騒動が見ものです。

映画「インサイド・ヘッド」を観られる動画配信サービス

映画「インサイド・ヘッド」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
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「インサイド・ヘッド」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの映画30選【レベル・ジャンル別】

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