TOEICで2時間集中力を持続させる8つの方法を徹底解説|鍛え方についてもわかる

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TOEIC勉強法

TOEIC L&Rテストは2時間ノンストップの長丁場。慣れていない人にとっては、2時間ずっと集中力を維持するのは大変かもしれません。
こちらでは、TOEICで2時間集中力が持たない、途中で集中力が切れるという人に向けて、準備TOEICで集中力を持続させる8つの方法として、集中力をできるだけ長く保つコツをお知らせしていきます。
こちらで紹介するコツをいくつか採用するだけでも、ハイスコアが狙えるようになります。
なるほどと思えるテクニックだけでなく、他で取り上げられているけどやらない方が良いテクニックも併せて紹介していますので、ぜひ最後までご覧になってみて下さい。

なぜTOEIC試験で集中力が持たないのかその原因

集中力を持続させる方法を紹介する前に、そもそもなぜ集中力が続かなくなるかの原因を紹介していきます。

Part2とPart7は集中力が切れやすい

TOEICテストの中で集中力が持たないパートがあって、それがPart2とPart7です。
Part2は問題が単調かつ、設問の先読みができない形式となっているので、解答するごとに変な間が空き、その間に集中力が切れて、次の問題が始まるタイミングでついていけなくなる人がいます。
Part7は長文問題が延々と続くので、読み続けていく中で、英文を読むのと理解をするのが分離されて、ただ英文を読んでいる状態になっているのに気づく人も多いはずです。

英語の音やリズムやスピードに慣れていない

リスニングに関しては、800点レベルでも聞き取れない単語やフレーズがあり、そのたった1つの聞き落としが解明できず、一気に集中力を切らしてしまうケースもあります。
ここら辺は、そもそもリスニング能力の話で、英語の音や話すリズム、そして話すスピードに慣れていないのが原因です。

解けない問題に時間を費やしてしまう

一番良くないのがこのパターンで各問題でかけていいおよその時間というのが決まっていて、それ以上に時間をかけて問題を解こうとしてドツボにハマり、集中力を切らしてしまうケースです。
本来であれば読み返すこと自体が命取りのところを、問題を解くカギがどこにあるかを見失ってしまい、解答スピードを落としてしまうことで集中力が途切れてしまいます。

TOEIC以外の考えごとをしてしまう

TOEIC試験前に悩みの種ができて、それを試験にまで持ち込んでしまうと、集中力どころではなくなります。

そもそも疲れている

前日までの疲れが抜け切れていない状態でTOEICの試験会場に臨んだ場合にも、やはり集中力が持たない状態になってしまいます。
解答スピードが遅くなり、万全の状態でのスコアとは程遠い結果が待っていることでしょう。

危機意識が足りない

TOEICを受験して得られる結果で何かを達成したいと思えば思うほど、TOEICに真剣に向き合うだろうし、この1回で決めると思うはずです。
しかし何となくTOEICを受けていたり、他人(会社)に言われて受験したりしている場合には、最初から最後まで集中力を保ってやること自体が難しいと言えるでしょう。

TOEICテストの集中力を鍛える方法(試験前にできること)

集中力を切らさないようにするのに、試験中以外でもできることがあります。
以下の5つの対策を事前に実践することにより、英語力を上げ、TOEIC対策を万全にすることで、TOEICテスト本番で集中力を切らす場面を減らせるようになります。

日頃から2時間を一区切りとして勉強する習慣をつける

TOEICで集中力が途切れるのは、日頃2時間連続して勉強する訓練をしていないからです。
普段から2時間を一区切りとして勉強していれば、必然的に2時間問題を解き続ける集中力を身につけられるようになります。

高速リスニングトレーニング/シャドーイング

リスニングのスピードに慣れるために、通常の試験スピードよりも1.5倍速、2倍速で聞き流して、意味をつかむトレーニングをするようにしましょう。
また何回も聞いていると理解したように勘違いしてしまうので、さらに一歩踏み込んで、シャドーイングまでするようにすれば、リスニングはもちろんのこと、リーディング問題を解くにあたっても好影響が出るのは間違いありません。

時間を区切ってTOEICより少し長めの文章を読むようにする

TOEICの問題演習は自宅でやりつつも、すき間時間を使って、ビジネス系の英文記事を読んで文章を1回で読み取る練習をしましょう。
その際に、TOEICの問題1つ1つの長さよりも若干長めの文章を、時間を決めて読むことを意識してみると良いでしょう。

問題パターンに慣れ、解法を習得する

TOEICの問題パターンに慣れ、ある程度の解法を習得しておくことも、集中力を維持する方法の一つです。
Part1からPart7それぞれのパートの特徴を捉え、制限時間のなかでいかに処理するかのコツがつかめていれば、集中力が途切れずに最後まで行くはずです。

自分の苦手なパートを自覚し克服する

事前にTOEICのテスト演習を何回もしていくうちに、自分がどういうところが弱点で、どういうところにつまずきやすいのかを理解できるようになります。
そのポイントを重点的に反復練習して克服することで、TOEICテストでも簡単に乗り越えられるようになるはずです。

TOEICで集中力を高める方法(生活編)

ここからは勉強以外の点で、TOEIC試験の前にできることを記していきます。

試験前日は早めに就寝する

試験前日は早めに就寝をして、しっかりと睡眠時間を取得し、疲れが残っていたり、睡眠不足になっていないようにしましょう。
疲れが残っていたり睡眠不足の状態で試験に臨むと、忘れ物をしたり、集中力が散漫になって、TOEICで実力が発揮できなくなってしまいます。

試験開始1時間前には軽い食事済ませておく

食事のとり方にも注意が必要です。やはりテスト当日となると普通の食事をしようと意識すればするほど、食事の内容や食事をとるタイミングが狂ってしまうものです。
試験当日は、試験開始時間から最低でも1時間以上前にしっかり取るようにしましょう。試験の後半でエネルギー切れにならないようにしなくてはなりません。
また、あまり直前にコンビニ系の加工食品を食べると、消化に時間がかかり、脳に血液が回らなくなって、試験中に眠くなるので注意しましょう。
TOEIC試験で集中力を高めてくれる食べ物については別記事でお知らせしています。
>>TOEICで集中力を上げてくれる食べ物と飲み物

糖分を摂取する

試験直前には脳にブドウ糖を送り、ベストパフォーマンスを発揮してもらうために、糖分を取るようにしましょう。

トイレに行っておく

試験前に緊張で水分を取りすぎてしまい、試験中にトイレに行きたくなってしまうと、その分タイムロスになってしまいます。
いよいよ集合時間の〆切が近づいてきたら、尿意がなくてもトイレに一度行って、用を足しておくようにしましょう。
トイレに行く際に館内を歩くことで、試験前の良い気分転換にもなるのでおすすめです。

生活リズムをTOEICに合わせる

TOEICの試験勉強をやり込む人ほど、勉強時間は夜中遅くになりがちで、それが原因で生活リズムが日中にベストパフォーマンスを発揮できるような形になっていない可能性があります。
最低でも1週間前くらいから、早寝早起きをする中で、時間を決めて勉強をするようにして、試験当日の体内時計がTOEIC本番にベストな状態で臨めるようにしておきましょう。

TOEIC試験中の集中力を持続させる8つの方法

ここまで準備ができたら、後はTOEIC試験本番でやるべきことをやるだけです。
試験中にできる集中力を切れさせず医持続させる方法として8つのコツをお知らせしていきます。

ペース配分を決めて進めていく

TOEIC試験はテンポが大切で、リスニングは音声が勝手にテンポを作ってくれるので、そのテンポに乗っていけば良いですが、リーディングについては、自分で時間配分を考えなくてはなりません。
まずは自分が目標とするスコアに応じて、Part5、Part6、Part7のそれぞれに何分ずつ割くかを決め、それを各パートの問題数で割ることで、1問当たりの解答時間が決まります。

各パートをいくつかのセクションに分け達成感を味わう

リスニングにしてもリーディングにしても、各パートが膨大な量で、先を見ると途方に暮れることもあるでしょう。
そこで、各パートにマラソンで言うところの中継地点、チェックポイントを設け、常にそのチェックポイントを目指して問題を解いていくという方法に変えると、意外と目先の目標の達成感に勇気づけられて、テンポよく問題解答を吸据えめていけるのでやってみて下さい。
一番簡単なやり方は、各パートの問題数の半分のところを中継地点として、そこを目指してやっていくのが良いでしょう。

捨てる勇気:解けない問題にこだわりすぎない

TOEIC試験は英検のようにレベルごとに問題が異なるのではなく、TOEIC400点台の人もTOEIC900点以上を目指す人も全く同じ問題を解きます。
そのため問題によっては600点レベルの問題もあれば、900点レベルの問題もあるため、600点700点を目指してテストを受けている人が900点レベルの問題に時間を費やす必要はありません。
TOEIC試験では先ほど述べた要領で各問題に振り分けた時間を目安に、その時間を超えても解けなさそうな問題は直感でマークして次の問題に移行するくらい割り切ることにより、難しい問題にハマらず、テンポよく問題を進めることで、簡単な問題で着実に点数を取っていけるようになります。

キーワードに意識を向け全文理解をしない

長文問題は、公式問題集を初めとする練習問題を難問も解いているうちに、勘が働くようになり、文章にメリハリをつけて読めるようになります。
特に長文問題は設問のキーワードをキーに文章を読み進めて設問の正答を導き出すのがテクニックとして存在するので、全文をくまなく読むというよりも、設問にあるキーワードをキーにしていくと、テンポよく問題解答を進めて行けるようになるはずです。

集中力の切れるポイントでスイッチの入れ方を身に着ける

問題演習をしていく中で、集中力が途切れた時点で、集中力を復活させるきっかけをいくつか持っていた方がやりやすいです。
例えば、この記事を執筆している私の場合、脚を組んだり、組みなおしたりすることで、気持ちを入れなおして集中力を取り戻したりしています。

できる範囲で体を動かす/軽いストレッチをする

一旦背筋を伸ばして胸を張るというのも、背と肩を丸めてテストを受けている人にとっては有効かもしれませんね。
指を組んで両手を上に伸ばして体全体を伸ばしたり、顔は正面を向きつつも、肩と腰をツイストするようにして心と体をリセットするのも、気持ちを再度入れなおすにはおすすめの運動方法です。

数秒間、目をつむり、深呼吸をして、脳をリセットする

問題に行き詰ったり、各パートが終わるごとに、数秒間だけでも目をつむり、3回ほど深呼吸してみるのもおすすめです。ちょっとした迷走状態に入って、頭に残っている雑念が消え、改めて試験に集中できるようになります。

今だけはTOEICに集中する

社会人になると普段の生活でTOEICに集中できなくなるような事件に巻き込まれたりすることは多々あります。それが原因でテスト勉強もままなら中居人もいるでしょう。
しかし一旦テストがスタートしたら、あなたのTOEIC受験を邪魔してくる人は誰もいません。そこまで頑張って勉強した成果を存分に発揮するためにも、その時間だけは、TOEIC以外のことは完全に切り離して、TOEICに集中するようにしましょう。

やる必要のないこと

最後に、TOEIC試験対策の学習や試験時の対策として、他の記事の執筆者が提案していた内容に疑問がありましたので、読者をミスリードしないように、こちらで注意喚起しておきます。

英語圏のドラマや映画を英語で集中して聞く練習をする

TOEICのリスニング能力を高めるために、英語圏のドラマや映画を英語で聞く、ということを提案していた媒体がいくつかありましたが、これは完全に遠回りです。
たしかに毎日の時間に余裕があって、試験もそんなに切羽詰まった先にあるのではないなら、着実にリスニング能力が身に着くので良いかもしれません。
しかしTOEICのリスニングは特定のビジネスシチュエーションに限ってのリスニング問題しか出されないため、TOEICテスト対策として作られたリスニング教材を購入して、それらを完璧にわかるまで反復して聞いていった方が、TOEICで高得点取るには近道なのは間違いありません。

試験中にトイレ休憩を入れる

スタディサプリのオンライン講座を担当している関先生がインタビュー記事で、テスト中に気分転換でトイレに行くことがある、トイレに行ってもせいぜい3~5分だから、席で悶々として3~5分経過してもリフレッシュしないくらいなら、トイレに行ってリフレッシュした方が試験にも集中できるだろう、と言った趣旨のことをおっしゃっていました。
たしかに満点を取るような人が取るアクションなら納得できますが、大抵の受験生は、時間いっぱい使っても問題を解ききれません。そのためトイレに行く3~5分と言うのは致命傷にもなりかねないので、上記に示した試験中の集中力持続策を使って短期間に集中力を復活させ、次の質問に取り掛かるようにしましょう。

TOEICで集中力を持続させる方法まとめ

ハッキリ言ってTOEIC試験で2時間ずっと集中力を切らさずに問題を解き進められる人の方が稀です。だから集中力が途切れることに劣等感を感じることはありません。
大切なのは、集中力が切れるポイントを把握して、切れたとわかった瞬間に体勢を立て直す準備をしておくことです。
こちらで紹介した内容のいくつかをやってみて、上手くTOEIC試験を乗り切りハイスコアを獲得してもらうことを期待しています。
 
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