このページでは、海外ドラマ「ヒーローズ」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「ヒーローズ」は、超能力を持った登場人物たちが世界を救うSFドラマです。ストーリー展開が面白く難しい英単語もあまり出てこないので、楽しみながら英会話を学ぶことができます。
delve 徹底して調べる
- 時間 :01分05秒
- シーン:モヒンダーが屋上に立っています。
Mohinder:Not delving, not yearning.(何も調べず、何も求めない。)
「delve」は「徹底して調べる、掘り下げる、深く穴を掘る、急に落ち込む」という意味の動詞です。
「dig into」「investigate」と言い換えることもできます。
例1:She delved into her family’s history.(彼女は家族の歴史を徹底して調べた。)
例2:The researchers delved further into the mystery.(研究者たちはその謎についてもっと深く掘り下げた。)
conscious 意識のある
- 時間 :01分43秒
- シーン:ピーターが患者の容態をチェックします。
Peter:No. Been a week now. l think he’s cIose.(ない、もう一週間だ。長くはないと思う。)
「conscious」は「意識のある、気付いている、故意の」という意味の形容詞です。
反義語は「unconscious(意識を失った、自意識のない、故意でない)」です。
このシーンのように、【事故などによって意識がない・意識が戻った】などの場面を表すパターンと、【自覚がある・意識的にそれをやっている】などの場面を表す、2パターンあります。
例1:They seem to be conscious of the fact.(彼らはその事実に気付いているようだ。)
例2:She has been conscious since yesterday, so don’t worry.(彼女は昨日から意識があるから、心配しないで。)
lV 点滴
- 時間 :02分28秒
- シーン:ピーターが点滴を替えようとします。
Woman:l’m sorry, of course.(ごめんなさい、そうよね。)
「lV」は「点滴」という意味の名詞です。
これは「intravenous drip」の略称で医学関係者の間では「lV」と短縮形で呼ばれることが多いです。
ちなみに「intravenous」は「静脈内の」という意味の形容詞で、「静脈注射」のことは「intravenous injection」と言います。
例:I had an intravenous drip in hospital.(私は病院で点滴を受けた。)
cockroach ゴキブリ
- 時間 :02分55秒
- シーン:モヒンダーが授業を行っています。
Mohinder:CapabIe of Iiving for months without food.(何も食べずに何ヶ月も生きることができる。)
「cockroach」は「ゴキブリ」という意味の名詞です。
「cockroach」の他にも、昆虫の名前は以下のようなものがあります。
- moth(蛾)
- mosquito(蚊)
- beetle(カブトムシ)
- grasshopper(バッタ)
- cricket(コオロギ)
例1:She looks satisfied when she catches a cockroach.(彼女はゴキブリを捕まえて満足そうだ。)
例2:It’s exciting to watch her run after a cockroach.(彼女がゴキブリを追いかけるのを見るのは面白い。)
rapid 速い
- 時間 :03分26秒
- シーン:モヒンダーが細胞の話を続けます。
「rapid」は「速い、急な、素早い、急ぎの」という意味の形容詞です。
同義語は「speedy(速い、即刻の)」「fast(速い、迅速な、素早い)」などがあります。
例1:The doctor thought the patient’s pulse was rather rapid.(医者はその患者の脈は少し速いと思った。)
例2:The current is rapid around here.(この辺りは流れが速い。)
discredit 信用を傷つける
- 時間 :04分46秒
- シーン:モヒンダーが父親のことについて声を荒げます。
「discredit」は「信用を傷つける、疑う」という意味の動詞です。
名詞として「不信、不名誉、疑惑、汚名」などの意味もあります。
同義語は「disgrace(面目をつぶす、失脚させる)」です。
例1:Your actions will bring discredit to your name.(あなたの行動は名前に傷をつけるだろう。)
例2:The newspaper story discredits the politicians.(その新聞の内容は政治家の信用を傷つける。)
pervert 変態
- 時間 :08分07秒
- シーン:ニキが客から来たメッセージを見ます。
Niki:Time to get up, Micah!(起きる時間よ、マイカ!)
「pervert」は「変態、変質者」という意味の名詞です。
本来は性的犯罪を犯すような変質者のことを示す「pervert」ですが、日常会話でちょっとした冗談での「変態」という意味でもよく使われる単語です。
また動詞として「踏み外させる、悪用する、曲解する」などの意味もあり、例えば警察官が犯罪を犯し道を踏み外すといった場面で使われます。
例1:My father was crazy, he was a pervert.(僕の父はおかしかった、変態だったんだ。)
例2:How dare you say you’d like to emulate me, you filty pervert!(私に張り合いたいなんて、なんてずうずうしいんでしょう、汚らしい変態め!)
stay cIose そばを離れない
- 時間 :09分50秒
- シーン:怪しい男がニキの家を訪ねてきます。
Niki:Never mind, just keep your voice down and stay cIose to me.(気にしないで、静かにしたまま、そばを離れないで。)
「stay cIose」は「そばを離れない」という意味です。
直訳で「近くに留まる」という意味から、「そばを離れない」という意味になり、親が子供に向けてよく使う表現です。
他にも以下のように「stay + ((形容詞))」の形で、その状態の継続を表すことができます。
- stay cool(冷静でいる、穏やかでいる)
- stay safe(安全でいる)
- stay calm(落ち着いている)
例:Don’t ever go with a stranger and stay close to me!(知らない人について行かないで、私のそばを離れないでね!)
snap out of it 気持ちをパッと改める
- 時間 :12分38秒
- シーン:ピーターが自分は空が飛べると言い張ります。
Nathan:Go see a doctor, get some drugs.(医者へ言って、薬をもらえ。)
「snap out of it」は「気持ちをパッと改める」という意味です。
動詞の「snap」は「指を鳴らす、パチンを音がする」という意味で、「指をパチンと鳴らした瞬間そこから脱出する」の直訳から【悪い事・習慣から抜け出す】【機嫌が悪い・不幸に感じるのをやめる】というような意味になります。
「it」の部分は他の名詞に置き換えることができます。
例1:I don’t know how to get her to snap out of her depression.(どうやって彼女を憂鬱から抜け出させられるのか分からないよ。)
例2:The sound of door slamming snapped me out of my daydreaming.(ドアの閉まる音が僕を妄想から現実に戻した。)
shopIifting 万引き
- 時間 :13分04秒
- シーン:ネイサンが電話に出ます。
Nathan:She got arrested.(逮捕されたって。)
Peter:Arrested for what?(何で?)
Nathan:ShopIifting.(万引きだ。)
「shopIifting」は「万引き」という意味の名詞です。
動詞の「shoplift(万引きをする)」から派生しています。
ちなみに「万引きをする人、万引き犯」のことは「shoplifter」と言います。
例1:I don’t know what to do about his shoplifting.(彼の万引きはどうしたらいいのか分からない。)
例2:Mary was arrested for shoplifiting.(メアリーは万引きをして捕まった。)
dramatic 大袈裟な
- 時間 :13分27秒
- シーン:クレアがヒステリックになります。
Claire:No, l don’t think!(思わないわよ!)
「dramatic」は「大袈裟な、劇的な、芝居がかった」という意味の形容詞です。
ドラマのシーンを演じているように、【大袈裟な態度を取ること、目立つこと】を「dramatic」で表すことができます。
例1:Don’t take that dramatic attitude all of a sudden.(急に芝居がかった態度をとるな。)
例2:By the end of the century, the earth will have experienced a dramatic increase in temperature.(今世紀の終わりまでには、地球の気温は劇的に上昇しているだろう。)
tuition 授業料
- 時間 :16分53秒
- シーン:ニキがマイカの学校の校長と話します。
Principal:About the tuition. Your Iast three checks have bounced.(授業料についてですが。3回分のチェックが入ってません。)
「tuition」は「授業料、月謝」という意味の名詞です。
ちなみに「入学金」は「matriculation fee」、「学費」は総称して「school expenses」と言います。
例1:They announced an increase in tuition fees.(学校は授業料の値上げを発表した。)
例2:My allowance does not pay for my tuition.(私のお小遣いでは授業料には足りない。)
in the meantime その間
- 時間 :19分10秒
- シーン:ピーターと母親が警察署から立ち去ります。
「in the meantime」は「その間」という意味です。
【何かをしている一方で、その間の時間を利用して】のニュアンスが含まれます。
「meanwhile(その間に、その一方では)」と言い換えることもできます。
例:He’ll be back in two hours. In the meantime, let’s prepare dinner.(彼は2時間後に帰ってきます。その間に夕食の準備をしましょう。)
make sense 意味を成す
- 時間 :22分24秒
- シーン:ニキが何かが見えると言い出します。
Niki:Does this make any sense to you?(言ってる意味が分かる?)
「make sense」は「意味を成す、道理にかなう」という意味です。
「Do you understand?」と言うと、「あなたにこの意味が分かる?」といった相手の能力を問うような聞き方になってしまいますが、「Does it make sense to you?」と言い換えることで「私の言ったことは意味を成している?」と柔らかい表現になります。
また「it doesn’t make any sence」と「any」が加わることで【全く】のニュアンスが追加されます。「it makes no sence」と言うこともできます。
例:That’s all my explanation, does it make sense to you?(これで私の説明は以上です、意味が分かった?)
coId turkey 急に(やめる)
- 時間 :27分56秒
- シーン:アイザックが自分の絵をめちゃくちゃにします。
Simone:l mean, Iet me help you, pIease!(手助けさせて、お願い!)
「coId turkey」は「急に、きっぱり(やめる)」という意味です。
元々は「薬物を急にやめる」という意味で、中毒症状により「寒い七面鳥(震えが止まらなくなるため)」みたいになることが語源となっています。
文末に置かれ副詞としての役割を果たします。
例1:He quit smoking cold turkey.(彼はきっぱりたばこをやめた。)
例2:I went cold turkey and completely stopped.(俺はきっぱりやめて、完全にやめたんだ。)
owe 借りがある
- 時間 :28分56秒
- シーン:ネイサンがトムに電話をかけます。
Nathan:l know l owe you big on this one, Tom. l’m not gonna forget it.(分かってる、今回のは大きい借りだ、トム。忘れないよ。)
「owe」は「借りがある、恩を受ける、借金を抱える」という意味の動詞です。
間違えやすい表現ですが、主語の人が借りがあるという意味なので、「I owe you(私はあなたに借りがある)」「you owe me(あなたは私に借りがある)」という風になるので語順に注意しましょう。
例1:In additon to that sum he still owes me ten dollars.(その合計金額の他に、彼は私にまだ10ドルの借りがある。)
例2:You must remember the fact that you owe her a lot.(彼女にたくさんの借りがあるという事実を忘れてはいけないよ。)
refIect 映す
- 時間 :29分31秒
- シーン:ネイサンがピーターに仕事をオファーします。
Peter:Yeah, aII right, so l make you Iook good. That’s a new one.(うん、兄さんを良く見せるんだろ。新しいな。)
「refIect」は「映す、反映する、反射する、反響する」という意味の動詞です。
名詞の「reflection」は「反射、反省、反射光、映像」などの意味があります。
例1:Sound is reflected well in this auditorium.(この講堂内では音はとても良く反響する。)
例2:The newspaper reflects public opinion.(新聞は世論を反映する。)
pity 同情
- 時間 :30分13秒
- シーン:ネイサンがピーターを言い丸めます。
Peter:l don’t want your pity.(兄さんの同情はいらないよ。)
「pity」は「同情、残念なこと、哀れみ」という意味の名詞です。
このシーンのように「同情」という意味でも使われますが、「It’s a pity that … ( … なのは残念なことだ)」や「What a pity it is!(なんて残念なんだ!)」の表現も非常によく使われます。
例1:It is a pity that she should be in such poor health.(彼女の健康状態がそれほど優れないのは本当に残念なことだ。)
例2:The blind are too often objects of pity.(盲目の人たちは頻繁すぎるほど同情の対象になる。)
海外ドラマ「ヒーローズ」のあらすじ
ある日突然、超能力が備わってしまった平凡な人たち”ヒーローズ”。
アメリカ、インド、日本。遠く離れたまったく別の土地で、空中飛行、肉体再生、未来予知、時空操作など特殊な能力が彼らに備わり始めました。
能力を手に入れた遺伝学教授、看護師、シングルマザー、制服警官、高校生のチアリーダー、苦心するアーティスト、コンピューターオタクなどが、授かった運命をどのように受け止めていくのか … 。
海外ドラマ「ヒーローズ」を観られる動画配信サービス
海外ドラマ「ヒーローズ」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
>>> TSUTAYA DISCAS
>>> U-NEXT
>>> Hulu
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