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海外ドラマ「グリー」から学ぶ英会話

このページでは、海外ドラマ「グリー」シーズン1:第1話より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「グリー」は、アメリカの高校の合唱部を舞台としたミュージカルドラマで、懐かしの名曲から最近のヒットソングまで、幅広いジャンルの曲が出てくるのが特徴です。高校生の日常英会話も多いので、スラングもよく出てきます。洋楽が好きな方はもちろん、英語学習におすすめのドラマです。

halfway 半分まで

Will:“What you did last summer.”(”去年の夏にしたこと”だ。)
Finn: Almost halfway done with almost all of it, Mr. Schue.(ほぼ半分までは終わってます、シュー先生。)

halfway」は「半分まで、途中まで、中間まで、中途で、中途半端に」という意味の副詞です。
「half(半分)」と「way(道)」の組み合わせで成り立つ単語で、この2つの単語から意味が連想できます。
文末に置かれて使われることが多いですが、このシーンのように形容詞を修飾する形で使われることもあります。
例1:He ascended the ladder halfway.(彼ははしごの途中まで登った。)
例2:Don’t do anything halfway.(何事も中途半端にするな。)

get rid of 取り除く

Will:Where’s the coffee pot?(コーヒーポットはどこだ?)
Ken:Figgins got rid of it. Budget cuts. (フィギンが撤去した。予算カットのため。)

get rid of」は「取り除く、やめる、追い払う」という意味です。
【排除する、捨てる】などの意味でも使える、とても便利な表現です。
同義語は「dispose of始末する)」「remove取り除く)」「abolish廃止する、取り消す)」などがあります。
例1:It’s not easy to get rid of a bad habit.(悪い習慣を取り除くのは容易ではない。)
例2:The factory is trying to get rid of water pollution.(その工場では水の汚染を取り除く事を試みている。)

scalding やけどしている

Sue:Yeah, I am a bit of a coffee snob. Now, the key to a perfect latte, is in the temperature of the steamed milk. I like mine scalding.(私はちょっとコーヒーにはうるさいの。完璧なラテのポイントはミルクの温度よ。私はやけどするぐらい熱いのが好き。)

scalding」は「やけどしている、煮えたぎった、痛烈な」という意味の形容詞です。
動詞の「scaldやけどさせる、熱湯をかける、熱湯消毒する)」から派生しています。
他にも、コーヒーの温度に関連する単語は以下のようなものがあります。

例:Can you make my coffee scalding hot?(私のコーヒーをやけどする熱さで作ってくれない?)

explode 爆発する

Ken: I missed you at the, uh, singles mixer last weekend, Emma.(先週の合コン、君は来てなかったね、エマ。)
Emma: Yeah, I know. A big pipe exploded in my building. It was wild.(そうよ、アパートの大きな配管が爆発したの。大騒ぎだったわ。)

explode」は「爆発する、爆発させる、破裂する」という意味の動詞です。
「explode」には、【爆弾などによって爆発する】という意味と、【情報を詰め込み過ぎて頭がパンクする】の二通りの意味があります。
同義語は「blow up爆発する、爆破する)」「burst破裂する、決壊する)」などがあります。
例1:I’d explain it to you, but your brain would explode.(説明してもいいけど、たぶん君の脳みそ爆発するよ。)
例2:There is a slight possibility that the steam boilers will explode.(蒸気ボイラーが爆発する可能性がかすかにある。)

take over 引き継ぐ

Will:Really? Well, who’s going to take over Glee Club?(本当?誰がグリーン・クラブを引き継ぐんだ?)
Emma:Don’t know.(知らないわ。)

take over」は「引き継ぐ、引き取る、借用する」という意味です。
仕事を引き継ぐ、会社を受け継ぐ、会社を買収する、などいろんな場面で使える表現です。
この時の主語は、引き継がれて財産を所有する側の人です。
お父さんの会社を息子が継ぐ場合は、「His son will take over his company.」という風になります。
例1:Who do you think will take over the company?(この会社は誰が引き継ぐと思う?)
例2:My son will take over the job.(私の息子が仕事を引き継ぐだろう。)

motivated やる気を出した

Will:Hiding the $60 a month from my wife, Terri, was going to be hard. But I had a bigger problem. How was I going to get these kids motivated? (月60ドルの出費を妻のテリーに隠すのは厳しいだろう。でもそれより大きい問題があった。どうやってあの子たちにやる気を出させる?)

motivated」は「やる気を出した、高揚した、奮起した」という意味の形容詞です。
動詞の「motivate」は「動機を与える、やる気を出させる」と他人に対して向けられる単語なので、やる気が出ている状態は「be motivated」「get motivated」の形で表します。
このシーンのように「get ((someone)) motivated」で「(誰かをやる気にさせる」という意味になるので、自分自身で自分のモチベーションを上げる場合は「get myself motivated」になります。
例:
A:That’s one of my New Year’s resolutions.(それが僕の新年の抱負のひとつだよ。)
B:How are you gonna stay motivated?(どうやってやる気をキープするつもり?)

anonymous 無名の

Rachel:I try to post a MySpace video every day, just to keep my talent alive and growing. Nowadays, being anonymous is worse than being poor. (自分の才能を磨き続ける為に毎日動画をアップしてるの。今の時代、無名でいるのって貧乏より悲惨。)

anonymous」は「無名の、匿名の、作者不明の」という意味の形容詞です。
副詞の「anonymously」は「匿名で」という意味で、「The money was anonymously donated(お金は匿名で寄付された。)」のように使われます。
「anonymous」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。

例1:The poem was composed by an anonymous author.(そのポエムは無名の著者が詠んだ。)
例2:An anonymous person donated a large sum of money to the Red Cross.(匿名の方が赤十字に多額のお金を寄付した。)

ironic 皮肉な

Artie:I think Mr. Schue is using irony to enhance the performance.(シュー先生はパフォーマンスを高めるために皮肉を使っているだけだと思うよ。)
Rachel:There is nothing ironic about show choir!(合唱団に皮肉なものなんてないわよ!)

ironic」は「皮肉な、反語的な」という意味の形容詞です。
同義語は「sarcastic皮肉な)」です。
日本語では同じ「皮肉な」という意味の2単語ですが、「ironic」は【意図はなくたまたま偶然、自然にそのようになってしまった】というニュアンスで、「sarcastic」は【相手を傷つけようと非難する意図】が含まれます。
例:He was never ironic or funny in his conversations with that girl.(彼はその女の子に、皮肉にも面白くも話すことはなかった。)

make a fool out of ((someone))  (〜を)バカにする

Rachel:Look, Mr. Schue, I really appreciate what you’re trying to do, but if you can’t give me what I need, then I’m sorry. I’m not going to make a fool out of myself.(いい、シュー先生。あなたがしようとしていることには感謝しています。でもそれができないなら、ごめんなさい。もうバカなことはしないの。)

make a fool out of ((someone))」は「(〜をバカにする、笑いものにする」という意味です。
take ((someone)) for a fool」と言い換えることもできます。
ちなみに「make an April Fool out of ((someone))」は「エイプリルフールで〜をコケにする」という意味になります。
例1:Even if you make a fool out of me, there won’t be any merit.(あなたが私のことをバカにしても、何のメリットもないのに。)
例2:Emma made a fool out of John in front of his girlfriend.(エマはジョンの彼女の前で、ジョンのことを笑いものにした。)

handsome ハンサムな

Terri:Hey.(やぁ。)
Will:Hi.(あら。)
Terri:You look very handsome.(とってもハンサムね。)

handsome」は「ハンサムな、男前の、顔立ちのよい、立派な」という意味の形容詞です。
一般的に男性の容姿に対して使われる単語ですが、女性に使われる場合は容姿ではなく「立派な」という意味で使われます。
good-looking」と言い換えることもできます。こちらは男性・女性どちらにも使える単語です。
例1:A very handsome prince met an exceptionally beautiful princess.(とてもハンサムな王子が世にも美しい王女に出会った。)
例2:Tom is the most handsome actor in the world.(トムは、世界でいちばんハンサムな俳優だ。)

long distance 遠距離の

Sandy:My long distance girlfriend in Cleveland nearly broke up with me. Oh God, don’t you love a good monkey? (クレバーランドの遠距離の彼女にもフラれかけたよ。このサル可愛くない?)

long distance」は「遠距離の、遠くまでカバーする」という意味の形容詞です。
「long distance」と一緒に使われる単語は以下のようなものがあります。

例1:Have you ever been in a long distance relationship?(遠距離恋愛をしたことはありますか?)
例2:How much distance could you accept in a long distance relationship?(あなたが許容できる遠距離恋愛の距離はどれくらい?)

bloodshot 充血した

Will:You been sleeping okay? Your eyes look a little bloodshot.(ちゃんと寝れてる?目が少し充血してるぞ。)
Ken: I got allergies.(アレルギーがあるんだ。)

bloodshot」は「充血した」という意味の形容詞です。
目が充血している」という場合は「have bloodshot eyes」になります。
例1:His eyes were bloodshot and red.(彼の目は充血して赤かった。)
例2:My eyes turned bloodshot and started having a fever.(目が充血して、熱が出始めた。)

possession 所持

Will:Look, it … it wouldn’t make any difference. Possession is eight-tenths of the law. (いいか、変わらないよ。所持だけで8割は罪になる。)

possession」は「所持、所有物、財産」という意味の名詞です。
〜は私の所有物である」と言いたい時は「((something)) is in my possession」となります。
例1:Happiness isn’t merely having many possessions.(幸せは多くのものを所有することにのみあるのではない。)
例2:He is in possession of this land.(彼はこの土地を所有している。)

background 表面に出ない

Mercedes:Oh, hell to the no. Look, I’m not down with this background singing nonsense. I’m Beyonce. I ain’t no Kelly Rowland.(冗談じゃないわ、バックコーラスに格下げなんて。私はビヨンセよ。ケリー・ローランドじゃないわ。)

background」は「表面に出ない、背景の」という意味の形容詞です。
このシーンでは「バックコーラス」と訳されていますが、直訳では「background singing(表面に出ない歌)」になります。
また、「background」は名詞として「背景、遠景、バック」という意味もあり、「cultural background文化的背景)」「play music in the background後ろで音楽をかける)」のように使われます。
例1:Note the function of the background layers of these graphic designs.(これらのグラフィック・デザインの背景のレイヤー機能に注目しよう。)
例2:Who is that man in the background of the picture?(写真の背景にいる男は誰ですか?)

unavailable 手に入らない

Emma:Okay, Ken, fine, you know what, make me say it. I like somebody else. All right? Nothing I can do about it because they’re unavailable, so I have to deal with that, but …(分かったわ、ケン。言わせて、他に好きな人がいるの。いい?何もできないの、だって既婚者だから、でもこの気持ちをどうにかしなきゃいけない … 。)

unavailable」は「手に入らない、利用できない」という意味の形容詞です。
これは「available利用できる、手に入る)」の対義語で、このシーンではウィルが既婚者であることから【デートできる対象ではない=手に入らない】という意味になっています。
ちなみに、WEBサイトなどでよく目にする「N/A」の表示は「Not Available」の略称です。
例1:These goods are unavailable to whom are not members.(これらの商品は会員ではない人は利用できない。)
例2:That function is unavailable for now.(その機能は今は利用できない。)

talented 才能のある

Rachel:You’re very talented.(あなたとても才能があるわ。)
Finn:Really?(本当?)
Rachel:Yeah. I would know. I’m very talented, too.(うん、分かるの。私も才能があるのよ。)

talented」は「才能のある」という意味の形容詞です。
後ろに名詞を付けて「talented man / woman / person」のように使います。
gifted」と言い換えることもできます。
例1:He’s a talented young director.(彼は才能のある若い監督だ。)
例2:You are so talented! Why do you go to take an audition?(君は本当に才能があるよ!オーディションを受けに行ったらどう?)

love at first sight 一目惚れ

Will:Yeah. But we’ve been together since high school. I mean, she was my first girlfriend, actually.(でも、高校から付き合ってたんだ。彼女は僕の初めての彼女だった。)
Emma:Was it love at first sight?(一目惚れ?)

love at first sight」は「一目惚れ」という意味です。
at first sight」は「一見して」という意味で、「immediatelyすぐに、ただちに)」と同じような意味を持ちます。
例1:Do you believe in love at first sight?(あなたは一目惚れを信じますか?)
例2:I fell in love with her at first sight.(僕は彼女に一目で恋に落ちました。)

on the same page 同じ考えで

Will:I don’t know. I, I love her. Don’t get me wrong. We just got to get back on the same page.(妻のことは愛しているんだけど。勘違いしないでね。ただ俺たち、同じ認識を持たなくちゃいけないんだ。)

on the same page」は「同じ考えで、認識で」という意味です。
「((be動詞)) + on the same page」、または「get + on the same page」の形で使われます。
複数の人が1冊の本の同じページを読んでいる様子が語源で、「同じページを読んでいる=同じ考え・認識を持つ」という意味になります。
例:We will have a meeting tomorrow morning to get everyone on the same page.(明日の朝、全員の認識を共有する為にミーティングをします。)

海外ドラマ「グリー」のあらすじ


舞台はアメリカのオハイオ州のウィリアム・マッキンリー高校。
この何の変哲も無い街の学校のグリークラブ元メンバーで現在スペイン語の教師のシュースター先生は、過去の栄光を取り戻すべくニュー・ディレクションズと名付けた新しいクラブを始めます。
弱小のショー合唱団クラブ(glee club)が、コンクールで全米1位を目指して奮闘する学園ドラマです。

海外ドラマ「グリー」を観られる動画配信サービス

海外ドラマ「グリー」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
 
 
 
海外ドラマ「グリー」以外にも英会話・英語学習におすすめの海外ドラマはたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、海外ドラマで英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの海外ドラマ20選【レベル・ジャンル別】
 

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