DMM英会話のデイリーニュース(Daily News)は、ユーザーにも一番人気の教材ですが、どのように活用すれば英語力アップに効果があるのでしょうか?
この記事では、DMM英会話ユーザーである私が実践する、デイリーニュースの効果的な使い方、予習・復習の仕方などについてお伝えします。
DMM英会話のデイリーニュース(Daily News)の効果的な使い方
さっそく、私が実践しているDMM英会話のデイリーニュースの使い方についてご紹介します。
1. 予習復習を必ず行う
DMM英会話のデイリーニュースを効果的に使うために大きなポイントとなるのが、前半部分を予習で済ませておき、レッスンの大部分をディスカッションにあてることです。
また、レッスンで学んだことを定着させるためには復習も欠かせません。
具体的な予習・復習の仕方については後ほどご紹介します。
2. レッスンはディスカッションに時間をかける
レッスンの進め方も大切で、レッスンでは予習で済ませている部分と自己紹介を省略して、ディスカッションから始めるようにします。
講師には、あらかじめレッスン予約時に「ディスカッションから始めたい」とメッセージを送っておくと、スムーズにレッスンを開始できます。
3. 中上級者は記事の要約にチャレンジ
ディスカッションにある程度慣れてきて、自分の意見を言うことに抵抗がなくなってきた方は、記事の要約にチャレンジしてみることをおすすめします。
記事の要約は、記事の内容を理解して、要約した文章を構築しなければならないのでとても難しいですが、とても勉強になるのでぜひトライしてみてください。
4. 理解できなかった場合は、もう一度同じレッスンを受けるのもあり
記事の内容がいまいち理解できなかったり、ディスカッションで自分の意見がうまく言えなかったりした場合は、もう一度同じ授業を受けるのもありです。
レッスンは同じ教材を何回使っても特に問題がないので、復習をしても理解できなかった部分はそのままにせず、次のレッスンで確認して解決する方が英語力アップに繋がります。
DMM英会話のデイリーニュースの予習方法
DMM英会話のデイリーニュースの予習では、記事の内容理解やディスカッションのネタ集めなどをして、教材の前半部分を済ませます。
具体的には以下の4つのことを行います。
予習1 ボキャブラリーと記事のリーディングは隙間時間を活用
まずレッスンで使用する記事を決めて、ボキャブラリーの確認と記事のリーディングをします。
移動中の電車や仕事の休憩時間などの隙間時間を利用すると、レッスン前に確保する時間が短くて済むのでおすすめです。
予習2 記事を音読する
記事の音読は外出中にはできないので、レッスン前に行います。
発音がわからないところはレッスン中に講師に尋ねればいいので、とりあえず飛ばします。
予習3 わからないところをまとめる
ボキャブラリーや文章でわからなかった部分など、わからないところはまとめてレッスンで質問できるようにしておきます。
予習4 ディスカッションで使う自分の意見を考える
私はディスカッションがとても苦手で、日本語でも自分の意見を言おうとすると頭が真っ白になるので、事前に喋るネタを考えておくようにしています。
こうしておくと、レッスン中に沈黙が続いてレッスン時間を無駄にしてしまった、なんてことを防ぐことができるので、私のようにディスカッションが苦手な人にはおすすめです。
逆にディスカッションが得意な人やディスカッションに慣れてきた人は、予習の段階ではディスカッションの内容を見ない方が英語力アップには効果的です。
レッスンでディスカッションの問題文をパッと見て、瞬間的に自分の意見を言えるように訓練することで、瞬発力を鍛えられます。
DMM英会話のデイリーニュースの復習方法
復習では、レッスンで新しく学んだところだけでなく、つまずいたところや言いたかったのに言えなかったところを確認します。
以下のように2段階で復習を行うとレッスンで学んだことが確実に身につくのでおすすめです。
復習1 復習はレッスン後すぐに行うと効果大
復習はレッスン直後に済ませることで、学んだことがより定着しやすくなります。
レッスン後時間を空けて復習をすると、学んだことやつまづいたところを確認するときに必ず抜けが出てきますし、そもそも復習自体が面倒くさくなってしまいます。
それを防ぐためにも、復習はレッスンの記憶が鮮明なうちにパパっと済ませましょう。
復習2 翌日のレッスンの予習前に、学んだことを思い出して内容を見返す
復習はレッスン直後だけでなく、次の日にも簡単に行います。
まず、その日のレッスンの予習を始める前に、前日のレッスンの内容や新しく学んだボキャブラリーなどを思い出してみます。
その時思い出せなかったことは、まだ自分の中に定着していないということなので、前日のレッスンの内容を見返して確認します。
抜けていたことを再確認して頭に入れることができるので、かなり効果的ですよ。
「iKnow!」を使ったデイリーニュースの学習法
DMM英会話ユーザーが無料で使える英語学習アプリ「iKnow!」は、アプリ内のコースでボキャブラリーを鍛えられるだけでなく、DMM英会話の教材とも連携しています。
デイリーニュースの場合、ボキャブラリーの右上にあるボタンで「iKnow!」が開き、ボキャブラリーにある単語を登録することができます。
「iKnow!」はとても効率的に単語を身に付けられるので、教材と連携させた使い方はおすすめです。
DMM英会話のデイリーニュースの選び方
ここまでDMM英会話のデイリーニュースの効果的な使い方についてご紹介してきましたが、毎日新しい記事が追加され過去の記事も蓄積されているので、どの記事を選ぶべきか悩んでしまいますよね。
ここでは、DMM英会話のデイリーニュースを選ぶ時のポイントについてご紹介します。
選び方1 興味のあるものを選ぶ
まずは、自分が興味のあるトピックです。
自分の興味のあるトピックだと、内容も入ってきやすいですし、何より楽しく学ぶことができます。
過去の記事も見ることができるので、自分の興味のある分野のワードで記事を検索するのもありです。
例えば「panda」と検索すると、113件も関連記事が出てきます。
選び方2 レベルは自分に合ったものを
DMM英会話のデイリーニュースは記事ごとにレベルが表示されており、どの記事が自分のレベルに合ったものかすぐわかるようになっています。
前述のように興味のある記事を選ぶことも大事ですが、レベルも自分に合ったものを選ぶことをおすすめします。
自分のレベルより高いものを選んでしまうと、ボキャブラリーの確認や記事の内容理解だけでも時間がかかってしまいディスカッションには向きませんし、負担が増えてモチベーションも下がってしまいます。
また、同じレベルでも専門的な分野の記事だと内容がいまいち入ってこなかったりするので、記事を開けてみて、理解できそうか判断する方が無難です。
DMM英会話のデイリーニュースで重視したいのはディスカッションなので、内容をしっかり理解できる記事を選ぶことが大切です。
自分のレベルがわからないという方は、こちらからDMM英会話のレベルの目安を確認できます。
選び方3 興味のない分野はボキャブラリー対策として
興味のない分野の記事は、自分の知らない単語やフレーズが出てくる可能性が高いので、ボキャブラリーを鍛えたい方におすすめです。
また、あまり馴染みのないトピックに関してディスカッションすることで自分の経験値も増えるので、どんな人とも抵抗なく英会話を楽しめるようになります。
しかし、毎日興味のない分野の記事でレッスンを受けているとあまり面白くないので、私はたまにレッスンで使う程度で、隙間時間の読み物として活用しています。
DMM英会話のデイリーニュースの使い方よくあるNG例
ここまでご紹介してきた効果的な使い方を実践した場合、レッスンの進み方は以下のような感じになります。
- ボキャブラリー
- 記事の音読
- ディスカッションのネタ作り
レッスン(25分)
- わからない箇所の質問(3分)
- ディスカッション(22分)
一方、よくありがちなNG例は以下のようなパターンです。
レッスン(25分)
- 自己紹介(2分)
- ボキャブラリー(5分)
- 記事の音読(5分)
- ディスカッション(13分)
レッスンの進め方次第で、ディスカッションをする時間にかなりの差が出ることがわかりますよね。
ついつい教材の流れに沿って順番通りレッスンを進めがちですが、それだと喋る時間が短くなってしまい、英会話力を鍛えるには不十分です。
DMM英会話のデイリーニュースを効果的に使うためには、自己紹介を省いたり、事前に前半部分を予習するなど、レッスンの基本的な流れにとらわれず、自分でレッスンの進め方をカスタマイズする姿勢が大切です。
DMM英会話のデイリーニュースの特徴
ここまでDMM英会話の効果的な使い方や選び方についてご紹介してきましたが、ここでDMM英会話のデイリーニュースの概要について簡単にご紹介します。
特徴1 アメリカの国営メディアVOAの記事を使用
DMM英会話のデイリーニュースは、アメリカの国営メディアVOA(Voice Of America)の記事を使用しています。
毎日複数記事が追加されるため、最新のニュースに関する英会話に慣れることができますし、ニュースによく使われる単語やフレーズを学ぶこともできます。
また、DMM英会話ユーザー以外でも見ることができる開かれた教材のため、英語のリーディングをしたい人にもおすすめです。
特徴2 カテゴリーは10種類
DMM英会話のデイリーニュースは、以下の10種類のカテゴリーに分けられます。
- 1. Science & Technology(科学とテクノロジー)
- 2. Culture & Entertainment(文化とエンターテイメント)
- 3. Economy & Business(経済とビジネス)
- 4. Health(健康)
- 5. Language & Education(言語と教育)
- 6. World(世界)
- 7. Asia & Pacific(アジアと太平洋)
- 8. USA & Americas(アメリカ)
- 9. Europe(ヨーロッパ)
- 10. Middle East & Africa(中東とアフリカ)
トップページ左上部の「Category」からカテゴリーごとにニュースを検索することも可能です。
特徴3 レベルは中級者から上級者向け
DMM英会話のデイリーニュースの対象はLevel5~10、中級者から上級者向けになっています。
Level5は海外旅行で基本的なコミュニケーションを取れるレベルで、TOEICでいうと340点以上が対象です。
トップページ右上の「Level」からレベルを絞って記事を検索することも可能です。
特徴4 日本語訳の表示/非表示の切り替え
DMM英会話のオリジナル教材は、右上のスイッチで日本語の表示/非表示を切り替えることができます。
デイリーニュースの場合、冒頭のボキャブラリー部分は全レベル日本語の表示/非表示の切り替えが可能で、その後の記事以降の部分は、Level5・6のみ日本語表示可能、Level7~10は英語のみとなっています。
特徴5 構成と身につく英語スキル
DMM英会話のデイリーニュースは、以下のような構成になっています。
1. Vocabulary ボキャブラリー
2. Article 記事
3. Questions(質問)(Level5・6のみ)
4. Discussion ディスカッション
5. Further Discussion 一歩踏み込んだ議論
6. Quotes(引用文)(Level8~10の一部の記事のみ)
このように、DMM英会話のデイリーニュースは記事の読解とディスカッションを通して英会話力を高める教材になっています。
特にディスカッションは、自分の頭で英語の文章を組み立て話す力を鍛えられることができ、英会話力アップには非常に効果的な方法です。
そのためこれまでご紹介してきたように、できるだけディスカッションに時間をかけれるよう工夫することが大切なんですね。
DMM英会話のデイリーニュースは使い方次第で効果あり
この記事では、DMM英会話のデイリーニュースの効果的な使い方や予習・復習などの勉強法についてご紹介しました。
デイリーニュースは、使い方を工夫すると英語力をしっかり鍛えられる優秀な教材です。
私がここでご紹介した使い方以外にも、自分なりに使い方をカスタマイズしてみてくださいね。
DMM英会話全体の特徴や基本情報については以下のリンクからご覧ください。
>>DMM英会話の特徴および基本情報