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映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」から学ぶ英会話

このページでは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」より、日常英会話・英語学習に役立つ便利な表現やフレーズについてご紹介します。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は、1985年に公開された大ヒットSF映画です。SFだと英語学習に向いていないんじゃないの?と思うかもしれませんが、この映画は対話が多く、話すスピードが早いので、英会話、特にリスニングを鍛えたい方におすすめの映画です。

disgusting 気持ち悪い

Marty : What’s going on? Oh God. Oh Jesus. This is disgusting. Where the hell is everyone.(何が起きているんだ?くそ、気持ち悪い。みんなどこだよ。)

disgusting「胸が悪くなるような」「実に嫌な」という意味の単語で、嫌悪感を表します。
日常会話では「キモい」「グロい」といった意味で使われることが多いです。
また似た意味のカジュアルな表現としてgrossがあります。上での意味に加え「まずい」を表す時にも使われます。
例1:You found a dead rat? That’s disgusting. (死んだネズミを見つけたの?キモい。)
例2:This sushi is so gross.(この寿司まずい。)

slacker 怠け者

Mr. Strickland : You got a real attitude problem, McFly. You’re slacker. You remind me of your father when he went here. He was a slacker too.(問題に対して真面目な態度をとれ、マックフレイ。君は怠け者だ。そして君の父親を思い出すよ。ここへ来たときの。彼も怠け者だ。)
Marty : Can I go now, Mr. Strickland?(もう行ってもいいですか?)

slacker「怠け者」という意味です。
戦時中は「徴兵令を無視する人」を指していましたが、現代では「いい加減な人」を意味するようになりました。
似たような表現としてlazyがありますが、こちらは「目的もなくだらだらしている人」を指します。
例:I am too lazy to go out.(外出するのがめんどくさい。)

clue 手がかり

Marty : I needed that car tomorrow night, Dad. Do you have any idea how important this was to me? Do you have any clue?(あの車が明日必要なんだ。どのくらいこれが重要だったかわかる?心当たりある?)
George : I know, and all I can say is I’m sorry.(わかるよ。僕が言えるのは本当にごめんだけだ。)

clue「手がかり」「糸口」という意味です。
よく使われるフレーズとしてno clueがありますが、こちらは「手がかりがない」つまり「全くわからない」という意味になります。
例:
A:Do you know where my kids are?(私の子供たちがどこにいるか知っています?)
B:I’m sorry I have no clue.(すみません、わかりません。)

never mind 気にするな

Doc : Roll tape, and we’ll proceed.(テープを回せ。始まるぞ。)
Marty : Is that a Devo suit?(これ、デボスーツ?)
Doc : Never mind that now. Never mind that now. Not now.(気にするな。気にするな。今じゃない。)

「mind」は「気にかける」という意味の動詞です。never mindでは「気にするな」という意味になります。
似たような表現としてDon’t worryがありますが、こちらは「心配しなくていいよ」と相手を励ますフレーズになっています。
例:Have you seen my glasses? Oh, never mind. They were in my bag.(私の眼鏡見なかった?あ、気にしないで。鞄の中にあったわ。)

as far as 〜の限り

Doc : He’s completely unaware that anything happened. As far as he’s concerned, the trip was instantaneous. That’s why his watch is exactly one minute behind mine.(彼は全く何が起きたのか気付いてないよ。彼の話を聞く限り、旅行が一瞬だったみたいだ。時計が1分ちょうど遅れているのはそういうわけだ。)

「〜する限り」と言いたいときに使えるのがas far asというフレーズです。自分の知識として知っている範囲のことに使われることが多いです。
例1:As far as I know, Catie hasn’t married.(私の知っている限りだと、ケイティは結婚していないわ。)
類似表現である as long  asは、明確な条件を言うときに使われます。
例2:As long as you finish every single assignment, you can get a credit.(すべての課題をやっている限り、単位はもらえるよ。)

due 締め切り

Biff : You got my homework finished?(僕の宿題終わったのか?)George : Well, actually, I figured since it wasn’t due till Monday.(実は、月曜日まで締め切りじゃないみたいだから・・・。)
Biff : Hello? Hello? Anybody home? (もしもし?もしもし?聞こえていますか?)

dueの本来の意味は「支払い期限の来た」「満期の」です。
しかし、この単語は日常英会話では「締め切りの」という意味で使われることが多いです。
例:This project is due on Monday.(この課題は月曜締め切りだよ。)

Do you mind if 〜? 〜してもいいですか?

Lorraine : Do you mind if I sit here?座ってもいい?
Marty : No. Fine, no, Good. Fine. Good.(いや。いいよ、だめ。いい。いいよ。いい。)
Lorraine : That’s a big bruise you have there.(大きいあざね。)

Do you mind if ?「〜してもいいですか?」という相手の許可を尋ねる表現です。
「Could I 〜?」と同様に丁寧な表現の1つです。
ポイントは気にするかを聞いているので、気にしない場合(許可を与える場合)、答えは否定形になります。
例:
A : Do you mind if I sit here?(ここに座ってもいいですか?【=ここに座ったら気にしますか?】)
B : No, I don’t.(いいえ、どうぞ。)/ Yes, sorry.(ごめんなさい、ダメです。)

Thank God. よかった。

Doc : Thank God, I’ve still got my hair. What’s on earth’s this thing I’m wearing?(よかった。まだ髪の毛がある。何を私は着ているんだ?)
Marty : This is a radiation suit.(放射線スーツだよ。)

英語では宗教に関連したフレーズが多くありますがThank God.もその一つです。「よかった」という意味で使われます。
他に宗教が絡んだフレーズは以下のものがあります。

これらの表現は宗教的トラブルを引き起こす可能性もあるので、相手が使うまで使わないのが無難です。

besides 他に

Doc : Have you interacted with anybody else today besides me?(私の他に誰かと関わったか?)
Marty : I’m, yeah, well, I might’ve sort of bumped into my parents.(ええと、両親と会ってしまったかもしれない。)

besides「他に」という意味で、何か付け加えることがある時に使われます。
ちなみにbeside「横に」を表す全く異なる単語なので、注意しましょう。

rather むしろ、もっと

Gorge : What if she said no? I don’t know if I could just take that kind of a rejection. Besides, I think she’d rather go with somebody else. (彼女は嫌だと言ったらどうする?受け入れられる気がしないよ。加えて、他にもっと行きたい人がいるんじゃないのか?)

ratherには主に2つの意味があります。
【むしろ】
例:He wants to go out rather than stay home.(家にいるよりむしろ彼は外に出たい。)
もっと】
例:Actually, it is rather cold there.(実は、あそこはもっと寒い。)

struggle もがく、揉める

Marty : It’s just an act, right? Okay, so 9:00, you’re strolling through the parking lot. You see us and struggling in the car. You walk up, you open the door and you say your line, George. (ただの演技だ。いいか?9時に君は駐車場をうろついている。そこに車の中で揉めている僕らが到着する。君は歩いてきて、ドアを開けてセリフを言うんだ。)

struggleは「戦う」という意味があります。ここから派生して「〜のために努力する」「もがく」「大変」という意味でも使われます。
例1:I’ve been struggle to find my son.(息子を探すのが大変なんです。)
例2:I struggle with taking classes in Spanish.(苦労しながらスペイン語での授業をとっている。)

deaf 聞こえない

Biff : Just turn around, McFly, and walk away. (戻れ、マクフライ、いなくなれ。)
Lorraine : Please, George. (ジョージ、お願い。)
Biff : Are you deaf, McFly? Close the door and beat it.(聞こえないのか?マクフライ?ドアを閉じていなくなれ。)

deafは「耳が不自由なこと」を表しますが、日常会話では「聞こえないの?」と相手に嫌みをいう時にも使います。
例:Let me play first! Do you hear me? Are you deaf?(先にやらせろよ!聞こえる?聞こえないのか?)

guarantee 保証する

Lorraine : Marty, will we ever see you again?(またいつか会える?)
Marty : I guarantee it.(保証するよ。

guarantee「保証する」という意味の単語です。ネイティブの日常会話では「約束する」という意味でよく使われます。
「保証」に関連した単語は以下のものがあります。

damn くそ

Marty : Damn it, Doc! Why did you have to tear up that letter? If I only had more time. (くそ!ドク!なんで手紙を破ったんだよ。もう少し時間があれば。)

damnは「永遠に罰する」や「けなす」といった意味がありますが、日常英会話では「くそ!」といった悔しがる状況で使われることが多いです。
例1:Damn it! I broke Peter’s car.(くそ!ピーターの車を壊しちまった。)
例2:This year is damn hot.(今年はクソ暑い。)

ever since それ以来

George : I’ve had to stay on top of Biff ever since high school.(高校以来ビフとうまくやっているんだ。)

ever since 「それ以来」という意味です。「since」で「〜から」と表すよりも、ずっと継続していることを強調するニュアンスがあります。

asshole クソ野郎

Marty : What happens to us in the future? Do we become asshole or something?(未来で僕たちに何があるんだよ。クソ野郎にでもなったか?)

assholeは直訳では「お尻の穴」という意味ですが、日常会話では「嫌なやつ」「クソ野郎」といった意味で使われます。
またass(お尻)自体にもスラングで「嫌なやつ」「蹴っ飛ばす」「最高」といったさまざまな意味で使われます。
 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のあらすじ


1985年に住む高校生のマーティは彼女がいてバンド好きな男の子。
しかし博士の発明「タイムマシン」の実験を見ていると、過激派の襲撃に合ってしまい、過去1955年に飛ばされてしまいます。
燃料がなく、帰れないマーティは1955年のドクに協力を求めます。
しかし、マーティの母、ロレインがマーティンと恋に落ちてしまったことから未来が急変。
果たしてマーティは未来を取り戻せるのか。そして未来に帰れるのか。
「フューチャー現象」を引き起こしたことでも有名なSF大作です。
 

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観られる動画配信サービス

映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」を観るには、以下の動画配信サービスがおすすめです。
>>> Netflix
>>> U-NEXT
 
 
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」以外にも英会話・英語学習におすすめの映画はたくさんあります。
以下のページでまとめていますので、映画で英会話も学びたい方はこちらもご覧ください。
>>英語学習におすすめの映画30選【レベル・ジャンル別】

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